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路傍のshiawase

♪杉山清貴さんを始め色々な音楽、平川大輔さんのCD、ディアラバをまったり…Free!な夏気分でshiawase書いてマス

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ティファニーの前で朝食をば

2007年06月13日 | 映画
昨日、映画「ティファニーで朝食を」をTVで観た。
映画も小説同様、年月が経ってから繰り返して観るといいものだなと思う。

冒頭のシーン。
まだだれもいない早朝の、ニューヨーク五番街。
テーマ曲「ムーンリバー」も、ささやくように、
ごく静かに流れる。
少し昇ってきた太陽の気配が、ビルの壁に映るオレンジ色でわかる。

オードリー・ペプバーンが、ティファニーのショーウィンドウを眺めながら
パンをかじる場面は有名だ。
気分がレッドの日には、そうしてティファニーにタクシーで乗りつけるヒロイン。

この映画は1961年に作られたそうだが、当時の日本では
さぞかしインパクトがあっただろうと思う。
街頭での飲食など、今では珍しくないが60年代の日本ではおそらく
オードリーを気取りたくてもできない人の方が多かったのではないだろうか。
使い捨てのカップに入ったコーヒーにもハッとした。
60年代の日本にも紙コップはあったと思うが、あのコーヒーを
「あ、街でコーヒー立ち飲みしてる」ときっと見過ごせない気持ちで
注目したのではないかと思う。
コーヒーのテイクアウトが日常になった今、違和感のないシーンだが、
なぜか目に留まってしまった。

ティファニーの前から去っていくオードリーの後姿を見ながら、
そんなことを考えていたのであります。

次のインパクトは、相手役のジョージ・ペパード。
忘れていた、というかあのジョージ・ペパードだったとは、という感じ。
私の中のジョージ氏は、「特攻野郎Aチーム」のリーダー・ハンニバルの
キャラに塗り換わってしまっているもんで(骨太のイメージ)。
寝ていて髪が乱れている顔は、一瞬少年のようでかわいいなどと思ってしまった。
あう、ハンニバルなのに。

エンディングの「ムーンリバー」は気分を盛り上げるべく、
遠慮がない。
狙い通りに、盛り上がりましたとも。
オードリーの抱くネコちゃんかわいいっ(そこですか)。

わんないおんりーわんないおんりー(DREAM GIRLS)

2007年03月08日 | 映画
3月7日の続き)
やっと観た映画は「ドリームガールズ」(公式サイト)
音楽好きとしてはぜひ観ておきたかった。
(モータウン・ミュージックも好き)
2007年のアカデミー賞助演女優賞のジェニファー・ハドソン演ずる
エフィーが、離れていく男性に向かって熱唱する渾身のシーンには、
こちらも思わず叫びそうになった(ウァァァァァァァァ・・・)。

その男性、カーティス(ジェイミー・フォックス)のセリフの中で、
何度か「俺が守る」という類があったと思うが、
そのたびに反応。
愛でも仕事でも、守ると言われちゃついていきますとも。

ビヨンセのパフォーマンスも好きだ。
ディーナ(ビヨンセ)の変化が見どころだった。
最初はリードボーカルへの指名に、自信がないと言っていたが、
注目され売れっ子になった時のポーズやまなざしは
自信に満ち溢れており、対比が面白かった。
(ビヨンセらしくなるところ)

ドリームガールズを脱退し、再起をかけたエフィーの曲
「ワン・ナイト・オンリー」は、バラード調。
その内容は、一夜だけの恋だけれど相手への愛があふれたものだった。

ストーリーでは、エフィーの曲が全米に流れていないのをよいことに、
ドリームガールズの新曲として軽快なディスコ調で発表される。いわゆるパクリ。

そちらは内容もカラッと、「私には一晩しか時間がないのよ」と
主導権は女性側に有りっ!な歌詞に変わっていて
これまた面白かった。

この「ワン・ナイト・オンリー」が流れるあたりで、
涙腺への刺激が最高潮を迎え、ぐっと堪える(これ、聴いた事あるよぉぅぅ)。
これは興奮によるものだったと思う。
リズムをとらずにいられなかった(いなかっぺ大将か!)。

音楽好きには血圧上昇の映画だった。
(サントラ盤、買うかも)