いかにも探偵小説通にふるまっているが、以下は、じつは、わたしが未読で、つねづね、恥ずかしいと、感じている、国産探偵小説作品群。
1.浜尾四郎『殺人鬼』
2.高木彬光『白昼の死角』
3.仁木悦子『猫は知っていた』
4.仁木悦子『林の中の家』
5.仁木悦子『棘のある樹』
6.仁木悦子『黒いリボン』
7.水上勉『飢餓海峡』
8.水上勉『雁の寺』
9.水上勉『棺の花』
10.赤川次郎『マリオネットの罠』
いずれも、なんだかのベスト選びで、入選した、誰もが知る、有名作品ぱかりだ。
けれども、ちょっとばかり、言い訳を。
1.読んではみたい(どこかで、新保博久が読みやすいと云っていたようだが、テキストがわたしの手許にない。家のどこかにあるはずたが、捜すのが、面倒だ)
2.正直のところ、高木の探偵小説は、わたし向きではないのだ。以下ノーコメント。(しかしながら、『帝国の死角』だって『黒白の囮』だって、読んでるぜ)
3.~6.仁木は大好きな探偵作家だが、この兄妹探偵長篇4部作は、もったいなくて、なにかの機会に読もうと大事に保管してあるのだよ。
7.~9.そしてまた告白すると、水上も、これまた大好きな探偵作家で、ひょっとすると、9.なんか眼をとおしているかもしれくて、ただ単に、そのことをわたしが、忘れているだけなのかもしれないなあ。
10.ああ、恥ずかしい。この本は、アイラ・レヴィン『死の接吻』の読後と、なぜかしら、決めているのだ。そう、あの『死の接吻』が積読の山の中。つまり、未読ってことね。
うむ。これが、いちばん恥ずかしい。
以上、ここに、懺悔する次第。
(追記)実家の書棚で、創元推理文庫版を発見した、浜尾四郎『殺人鬼』を2007年3月18日、読了。
感想は<机上殺人現場>へ記したが、こちらでも一言。
たしかに読みやすい。
いかにも、良くも悪くも、戦前の探偵小説。
解決の前に探偵が他所へ行って現場を留守にしたり、惨劇がひとつところで連続して起きる(犯行の無駄な空間移動がない)など、謎とき探偵小説の約束事を護ってくれていて、そこも愉しい。
1.浜尾四郎『殺人鬼』
2.高木彬光『白昼の死角』
3.仁木悦子『猫は知っていた』
4.仁木悦子『林の中の家』
5.仁木悦子『棘のある樹』
6.仁木悦子『黒いリボン』
7.水上勉『飢餓海峡』
8.水上勉『雁の寺』
9.水上勉『棺の花』
10.赤川次郎『マリオネットの罠』
いずれも、なんだかのベスト選びで、入選した、誰もが知る、有名作品ぱかりだ。
けれども、ちょっとばかり、言い訳を。
1.読んではみたい(どこかで、新保博久が読みやすいと云っていたようだが、テキストがわたしの手許にない。家のどこかにあるはずたが、捜すのが、面倒だ)
2.正直のところ、高木の探偵小説は、わたし向きではないのだ。以下ノーコメント。(しかしながら、『帝国の死角』だって『黒白の囮』だって、読んでるぜ)
3.~6.仁木は大好きな探偵作家だが、この兄妹探偵長篇4部作は、もったいなくて、なにかの機会に読もうと大事に保管してあるのだよ。
7.~9.そしてまた告白すると、水上も、これまた大好きな探偵作家で、ひょっとすると、9.なんか眼をとおしているかもしれくて、ただ単に、そのことをわたしが、忘れているだけなのかもしれないなあ。
10.ああ、恥ずかしい。この本は、アイラ・レヴィン『死の接吻』の読後と、なぜかしら、決めているのだ。そう、あの『死の接吻』が積読の山の中。つまり、未読ってことね。
うむ。これが、いちばん恥ずかしい。
以上、ここに、懺悔する次第。
(追記)実家の書棚で、創元推理文庫版を発見した、浜尾四郎『殺人鬼』を2007年3月18日、読了。
感想は<机上殺人現場>へ記したが、こちらでも一言。
たしかに読みやすい。
いかにも、良くも悪くも、戦前の探偵小説。
解決の前に探偵が他所へ行って現場を留守にしたり、惨劇がひとつところで連続して起きる(犯行の無駄な空間移動がない)など、謎とき探偵小説の約束事を護ってくれていて、そこも愉しい。