とはいうものの、戸田和光氏に面識があるわけではない。それどころか、会話も、メールのやりとりをしたことも、皆無だ。
おまけに、<謎宮会>では、わたくしは、ヘレン・ケラ一氏の寄稿文が、心待ちにするぐらい、より好きだったりしたのだが・・・。
懐古は、それくらいにして、つづけよう。
21.景山民夫 虎口からの脱出(新潮文庫)
22.笠井潔 サマー・アポカリプス(創元推理文庫)
23.加納一朗 シャット・アウト(東都書房)
24.加藤薫 ひとつの山(文藝春秋社)
25.狩久 不必要な犯罪(幻影城)
26.紀田順一郎 幻書辞典(三一書房)
27.樹下太郎 銀と青銅の差(文春文庫)
28.久米康之 猫の尻尾も借りてきて(ソノラマ文庫)
29.黒岩重吾 休日の断崖(角川文庫)
30.小泉喜美子 血の季節(文春文庫)
さあ、いよいよ、本領発揮。へんてこな作品を並べているわけではないのだが。
23.『歪んだ夜』でもよいのだが、『シャット・アウト』の方が入手しやすいだろうと親心ならぬ、選者心。
24.はっきりいうと探偵小説ではない。しかしながら心に訴えてくる、強い何かがある。
25.本リストのうち、裏ベストワン。
28.SFに設定を借りたロジックミステリ。ジュヴナイルという糖衣が逆に認知度を低めているか。
30.自作に対しての評判に、そんなに喧嘩腰にならなくても、理解するひとは理解してくれているにちがいない、と鷹揚に構えない作者の姿勢が素敵。
31.小杉健治 絆(集英社文庫)
32.小林信彦 紳士同盟(新潮文庫)
33.西東登 蟻の木の下で(講談社文庫)
34.坂口安吾 明治開化安吾捕物帖(角川文庫)
35.佐々木譲 真夜中の遠い彼方(集英社文庫)
36.笹沢左保 霧に溶ける(講談社文庫)
37.佐野洋 透明受胎(角川文庫)
38.島田一男 黒い花束(春陽文庫)
39.島田荘司 斜め屋敷の犯罪(講談社文庫)
40.高木彬光 人形はなぜ殺される(角川文庫)
ここいらあたりは、まあ、穏当か。
33.江戸川乱歩賞受賞作では、10.『猿丸幻視行』が最も好みだが、『蟻の木の下で』は、同賞最大の異色作。この凄みは尋常ではない。
35.とても清清しい。
38.『上を見るな』でも『去来氏曰く』でもよい。<南郷次郎>がわたくしのお気にいりだ。この奇想天外な奔放さは、本書が突出している。<南郷次郎>シリーズが不可であれば、『湖底の囚人』にしよう。
41.高場詩朗 神戸舞子浜殺人事件(天山出版)
42.高橋泰邦 大暗礁(光風社)
43.高森真士 割れた虚像(青樹社)
44.多岐川恭 氷柱(講談社文庫)
45.竹本健治 匣の中の失楽(講談社文庫)
46.多島斗志之 <移情閣>ゲーム(講談社文庫)
47.田中光二 わが赴くは蒼き大地(角川文庫)
48.檀一雄 夕日と拳銃(河出文庫)
49.陳舜臣 炎に絵を(文春文庫)
50.塚本邦雄 十二神将変(河出文庫)
いよいよ、本番。
でも、これらについては、次項にて。
おまけに、<謎宮会>では、わたくしは、ヘレン・ケラ一氏の寄稿文が、心待ちにするぐらい、より好きだったりしたのだが・・・。
懐古は、それくらいにして、つづけよう。
21.景山民夫 虎口からの脱出(新潮文庫)
22.笠井潔 サマー・アポカリプス(創元推理文庫)
23.加納一朗 シャット・アウト(東都書房)
24.加藤薫 ひとつの山(文藝春秋社)
25.狩久 不必要な犯罪(幻影城)
26.紀田順一郎 幻書辞典(三一書房)
27.樹下太郎 銀と青銅の差(文春文庫)
28.久米康之 猫の尻尾も借りてきて(ソノラマ文庫)
29.黒岩重吾 休日の断崖(角川文庫)
30.小泉喜美子 血の季節(文春文庫)
さあ、いよいよ、本領発揮。へんてこな作品を並べているわけではないのだが。
23.『歪んだ夜』でもよいのだが、『シャット・アウト』の方が入手しやすいだろうと親心ならぬ、選者心。
24.はっきりいうと探偵小説ではない。しかしながら心に訴えてくる、強い何かがある。
25.本リストのうち、裏ベストワン。
28.SFに設定を借りたロジックミステリ。ジュヴナイルという糖衣が逆に認知度を低めているか。
30.自作に対しての評判に、そんなに喧嘩腰にならなくても、理解するひとは理解してくれているにちがいない、と鷹揚に構えない作者の姿勢が素敵。
31.小杉健治 絆(集英社文庫)
32.小林信彦 紳士同盟(新潮文庫)
33.西東登 蟻の木の下で(講談社文庫)
34.坂口安吾 明治開化安吾捕物帖(角川文庫)
35.佐々木譲 真夜中の遠い彼方(集英社文庫)
36.笹沢左保 霧に溶ける(講談社文庫)
37.佐野洋 透明受胎(角川文庫)
38.島田一男 黒い花束(春陽文庫)
39.島田荘司 斜め屋敷の犯罪(講談社文庫)
40.高木彬光 人形はなぜ殺される(角川文庫)
ここいらあたりは、まあ、穏当か。
33.江戸川乱歩賞受賞作では、10.『猿丸幻視行』が最も好みだが、『蟻の木の下で』は、同賞最大の異色作。この凄みは尋常ではない。
35.とても清清しい。
38.『上を見るな』でも『去来氏曰く』でもよい。<南郷次郎>がわたくしのお気にいりだ。この奇想天外な奔放さは、本書が突出している。<南郷次郎>シリーズが不可であれば、『湖底の囚人』にしよう。
41.高場詩朗 神戸舞子浜殺人事件(天山出版)
42.高橋泰邦 大暗礁(光風社)
43.高森真士 割れた虚像(青樹社)
44.多岐川恭 氷柱(講談社文庫)
45.竹本健治 匣の中の失楽(講談社文庫)
46.多島斗志之 <移情閣>ゲーム(講談社文庫)
47.田中光二 わが赴くは蒼き大地(角川文庫)
48.檀一雄 夕日と拳銃(河出文庫)
49.陳舜臣 炎に絵を(文春文庫)
50.塚本邦雄 十二神将変(河出文庫)
いよいよ、本番。
でも、これらについては、次項にて。