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中学受験を決めたのは、本人の資質にあった教育環境を求めて

2023-04-16 21:22:00 | 教育
中学受験を検討している親御さんは、いつから動き始めるのだろう?


私は、子どもが小学3年生になった春くらいから、動いた。
合同説明会や、オープンキャンパス、個別説明会に行った。

合同説明会の主催は色々なので、主催者によって、参加する学校もしない学校もある。
何回か足を運んだ。


私自身には中学受験の経験がないので、合同説明会はとても助かった。
1つの会場に行けば、時間を区切って、色んな学校の担当がする学校紹介をまとめて聞くことができ、気になった学校は、個別相談ブースに並んで話を聞いた。

各校の説明会資料も配布されるので、説明会で見ておきたいと思った学校を選び、オープンキャンパスや学祭に子どもを連れていくようにした。

オープンキャンパスや学祭に行くときは、通学路と環境を確認した。

人通りのない暗い通りや、ゴミ溜まりになって放置されているような場所が通学路にあるのは、犯罪に巻き込まれる危険がある。

電車を乗り換えるなら、最寄り駅と乗換る駅に駅員さんがいるかどうか、駅のトイレの清潔さ、電車を利用する客層をざっと見る。

電車通学する子どもが困ったとき、スマホで親や学校と連絡をとれば、助言を与えることはできる。

困ったことが起きても、親や学校と連絡がとれたら、子どもも幾分安心して落ち着くだろう。
しかし、周りが混乱を助長する環境だと、落ち着けない。

学校内は、清潔さや設備を見る。
日常使う場所は便利で綺麗に保たれていてほしい。

生徒さんや先生と交流できる場面があれば、授業体験、部活体験に積極的に申し込んだ。

中学受験の醍醐味は、子どもの環境を選べることだと思う。

バス酔いするから、バスに乗るのは嫌だと本人が言うので、バス通学の学校は候補から外した。

授業体験や部活体験を予約し、私立中学の教室や設備を見て、先生や生徒さんの雰囲気を確認した。

子どもが、興味を持たなかった学校は候補から外した。

飼育されている動物が可愛かったと言うので、
その動物が寿命でいなくなっていたら、その学校は行きたい学校かと確認すると、
その動物がいるから楽しかったが、いないなら興味はないという答えが返ってきた学校とか。

優秀な学生さんが多く、中学校から大学まである学校の説明会に行った。
説明会も学校見学も子どもを連れていって、一緒に話を聞いた。
親としては、この学校に入って、やっていけたならば、大学まで安心と考えた。
しかし、ここじゃない、と本人の感性により候補から外した。



子どもの中学受験については、小学校の低学年のうちから、なんとなく考えていた。

理由、
その1、学区の中学校が遠いから。
通学路がほぼ車道。
通行量は人より車の方が多い。
交通事故も怖いし、誘拐も怖い。事件が起きても目撃情報なし、があり得る。

理由、
その2、子どもの性格や資質が、高校受験向きじゃないと思ったから。

小学校から英語教育が始まった。
授業では、英語の歌を歌ったり、ゲームしたり、クイズしたり、発表したりするようだ。
英語の意味がわからないので、授業中、何をしていいのかわからない。
英語の時間は、何もかもよくわからないまま終わると本人から申告されて、かえるの子はかえるだと思った。

私も英語が苦手で苦しんだので、わからない授業は終わるまで石になったつもりで待つ心について、覚えがある。

受験の試験科目に英語が加わる前に手厚く指導してくれそうな学校に入って、
丁寧に教えてもらって苦手意識を無くし、
ルーティンとして取り組む習慣を身に付けないと、
英語が足を引っ張り続ける。



公立中学校から、高校受験をして高校に進学するライフプランには、向き不向きがあると思う。

私は、公立中学校に進んで、高校受験をするライフプランは、うちの子どもに向いていないと感じた。

私の子ども時代、
学校に通っているなら、
宿題は期限内に提出するもので、
提出しないと怒られるものだったが、
今は違うようなのだ。

自宅学習や宿題などの学習は、子どもの自主性に任せるものらしい。
自学自習ノートに自分で学習した内容を書く宿題というものも、書く内容の指定はない。
子どもの通った学校独自の方針かもしれないが。

書き取りを練習するのも、
落書きでページを埋めるのも、
どちらも指定ページ数が埋まっていれば、課題を達成した、となるらしい。

水は低きに、人は易きに流れる。

自助努力が出来る子や、親に勉強しなさいと言われて従う子と、怒られないから大丈夫と言って楽を覚える子との格差はひらく世の中。

学習範囲が狭いうちに勉強しないと、将来苦労するよと子どもに言っても、目先の楽さに流される。

学校で勉強の出来をひけらかさなくても、
学校以外で勉強に励んでいる人もいる。
能ある鷹は爪を隠すんだよ。

勉強している姿を見ていないし、
勉強の出来を気にしないで楽しそうにしている人がいるから、
勉強しなくても大丈夫なんだと安心してはいけないよ。

それぞれ、人生の目標が違うからね。

諭しても、子どもには一向に伝わらない。

環境に適応して、楽な方へ楽な方へと進む。

うちの子どもは、面倒見の良い学校に行かないと、まともな学力が身に付かないタイプだと思った。


子どもが社会に出て困らない人間に育つには、

面倒見のよさが学校のスタイルとして確立している学校で、
根気よく指導してくれる先生と
わかりやすく切磋琢磨しあえる同級生
が必要だ。


中学受験しよう。
環境を買おう。