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イマドキの子どもの必須スキルは、英語とリスク管理

2023-04-05 12:02:00 | 教育
桜が散り始め、葉桜になった。

イマドキの子どもは、英語とリスク管理が必須らしい。


私の学生時代、英語の学習は、読み書きが定番で、リスニングが新顔だった。
会話、英語を使ったコミュニケーションは英文科や外大を希望しなければ、避けることもできた。

英語が物凄く苦手だった。読み書きだけでも苦労した。
単語の綴りや慣用句を覚えるのが楽しくなさすぎた。
日本から一生出ない、日本語があれば十分生きていけると思っていた。

英語の曲で気に入ったものは、歌詞カード見ながら口ずさんでいた。歌詞カードの対訳読んで、失恋とか、片思いとか、曲のテーマが分かったら、満足。

音楽CDは買ったり、レンタルしたり。

親に言われて聞き始めたラジオの英語講座は、ついていけなくてすぐに脱落。

英単語を覚えないと、聞きとれても、意味がわからない。
英単語に興味がわかないので、覚える気にならず、覚えられない。

日常会話に英単語は使わないし、使われても意味がわからないから、ふーんとスルーしちゃう。
古典の古語を会話に挟むとなんだかかっこいい気がして、使いたい古語は少し覚えたなー。

今は、もう覚えていない。見覚えあるなあ、と思っても、意味や用法は思い出せなくなった。

大人になったら、使う機会がない。使わなくなったら、忘れてしまった。

学生のときに話をする相手とは、互いの知識量や常識に大きなひらきがない。
打てば響く会話ができる。
ノリ!とか、勢い!とか、言葉遊びとかで会話が弾んだりする。

根底の部分が違う大人同士では、万人受けしないと会話が成り立たない。
互いが使う言葉や概念への理解が乏しいと、互いに苦労する。

英語じゃなければ、覚える気になるか、というと全くならなかった。
気楽に手を出したフランス語もスペイン語も、単語を覚えるのに嫌気がさした。
中国語は、発音の違いがわからない。
あまりにも分からなすぎて、わかる努力をする気にもならなかった。

特技があると就職に強いということで、英検やTOEICを受けている人を見て、
日本語しか使わない場所で働きたいと就職先を探した。
最初のうちは、日本語だけで安心していたのに、コンプライアンスとか英語はカタカナになって日常にぐいぐい押し込まれてくる。
別の会社では、働くまでは国際色を匂わせもしなかったのに、働き始めたら、中国のどうたらこうたら、が仕事に流れ込んできた。

外国語とか、外国的なものは、無関係な場所からときどき見ているくらいが楽しい。がっつり生活に侵食してほしくない。

外国要素は、たまに洋楽を楽しんだり、小説読んだりするくらいで、私の人生には十分間に合っている。

日々、日本語に囲まれて、安心感を覚えたい。

公立小学校でもiPadを授業で使うとかで、在籍中は、子どもたちへ貸し出される。
家庭科の宿題で、家で作った料理の写真をiPadで撮って、提出先のファイルにアップしたりとか、調べ物をするのに使う。
小学生の子どもたちは既にスマホに使い慣れていて、LINEとか、TikTokとか、身近な遊びとして扱う者もいる。

LINEやTikTokの楽しさが、私には全くわからない。
LINEはPTAの役員をするときや、子どもが付き合いがある親御さんとの連絡手段として必要になった。

LINEのお友達登録はお済みですか?
とお店にいくとお友達登録を勧められるようになった。
気に入ったお店であっても、お友達登録は断っている。
お店自身に情報を提供して登録するのは納得がいくが、関係のない第三者のLINEにも情報を提供する利点が私にはない。
情報が金になる世の中で、消費傾向や趣味を第三者に握られるのは、警戒する。

元々、流行り物は把握くらいしておかないと、会話に困るなくらいの生き方をしてきたけど、
大人になると、流行りものに食指が動かない。

流行り物は、日常生活に困らない程度の知識量で問題なく過ごせる。
自分にとって、お金と時間を費やす価値のあるものに集中したい。

自分の感覚で動けるネットは見る。新聞もちらっと読む。
しかし、子どもの頃に親しんだテレビやラジオのような媒体に、今は興味がわかない。
テレビやラジオに合わせて生活しなくなった。
何時からみたい番組があるから、という生活をしない。


FacebookもTwitterも必要になったら覚えようと思ったが、必要にならなかった。
スマホはメールと電話とインターネットが出来れば、今まで十分。
連絡手段以外なら、調べ物、読書、音楽鑑賞に困らなければよい。
いつでも連絡とれる、とか、写真をはじめとする情報を発信したり、共有できると知っても、やる気が起きない。


イマドキの子どもはリスク管理が出来ないと危険。

クラスLINEとか、部活の連絡網とか、LINEありきの流れになっているので、学校生活を送る上で、ないと不便なよう。

友達に制服の写真送って、と言われて送ったらスクリーンショットで拡散されたり。
iPadやノートパソコンのパスワードを聞かれて、友達に話したら、友達がパスワードを悪用して問題が起きたり。

友達自身のリスク管理能力や常識が、自分と同じレベルだと信用すると、簡単に痛い目にあうようだ。

常識のない人間や悪用した側を叱って、ごめんなさいと謝罪させるだけでは、終わらない。

子どもが、加害者にならないのは勿論だけど、被害者にならないように教育しないといけない。

不特定多数の無関係な第三者が気兼ねなく加害者に加わってくるから、
被害者になった場合の損失は、発端の友達が賠償してどうにかできるレベルじゃなくなる。

不注意とか善意に付け込むのは、明白な悪意を持った分かりやすく警戒したくなる人間よりも、友好的な振る舞いをしてくる誰かの方が、対処が難しい。

被害者にならないように、セキュリティレベルは常に強にしていても、それを友好的な関係の中で維持するのは、
自分を守るのは己自身であるという確固たる意志を持ち、友好的な関係が上下関係に移行しないように振る舞える必要がある。

今、大人で助かった。
今、子どもだったら、私は生きるのが面倒で仕方ない。
人生を投げ出したりはしなくても、日常生活を守るために、興味がない事象に取り囲まれ、子どもとしての時間をすり減らしただろうなあ。



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