22日（日）は民映研の記録映画の上映会です。
今回は、「越後奥三面第2部 ふるさとは消えたか」です。
第1部の時に紹介した本は、こちらをご覧ください。
今回紹介する本
カラーグラフ 遺跡よ永遠に 水没の奥三面遺跡群
新潟日報事業社 2001年
奥三面の19の遺跡を写真で紹介
縄文時代の考古学 8 生活空間 集落と遺跡群
小杉 康／ほか編 同成社 2009年
「山間部の遺跡群ー奥三面遺跡群」（富樫秀之）
採集 ブナ林の恵み ものと人間の文化史 103
赤羽 正春／著 法政大学出版局 2001年
著者は、奥三面遺跡群の発掘にも関わったそうで
縄文時代からのその土地の植生や生き物、
採集、狩猟の暮らしについて考察する。
国内の他のダムに沈んだ村について
【岐阜県揖斐川町 徳山村】
徳山村に生きる 季節の記憶
大西 暢夫／写真・文 農山漁村文化協会 2009年
写真絵本
水になった村 ダムに沈む村に生き続けたジジババたちの物語
大西 暢夫／著 情報センター出版局 2008年
廃村までの徳山での暮らしと、移転後の様子。
ホハレ峠 ダムに沈んだ徳山村百年の軌跡
大西 暢夫／写真・文 彩流社 2020年
村に最後まで残った女性の、村での一生の記録。
増山たづ子徳山村写真全記録
増山たづ子／著 影書房 1997年
徳山村で生まれ育った著者が、
徳山村の自然、暮らし、人々、行事などを撮影。
【神奈川県 清川村】
宮ヶ瀬 ダムに沈んだ村 井之口マツ写真集
井之口マツ／著 光陽出版社 2003年
村民の半数程が移転したころから村に入り
村の様子を撮影。
