図書館、行く?

「美食探偵」(火坂雅志著)読書会

10月27日に開催した読書会「美食探偵」は主人公村井弦斎が難事件を解決していく探偵小説。
村井弦斎は実在の作家、料理研究家であり、大磯、平塚、小田原に居住し、明治期「食道楽」をはじめとする道楽シリーズの作品を大ヒットさせています。
取り上げた「美食探偵」は5つの短編からなり、そのうち4編の主要舞台が大磯になっている作品であります。
読書会参加者の読後感想では、作品の筋よりもむしろ、明治期の大磯の政財界人の別荘、地形、風俗、商売等々の描写に対し作者の緻密な取材に感心しきりでした。
参加者4名、スタッフ5名のささやかな読書会でしたが、こんなに沢山大磯が舞台になっている作品は、他にないのではと大満足でした。
今年度の読書会は、今回の作品で一段落し、2月2日に文学散歩を開催し「美食探偵」を中心に作品に登場する場所等を巡る計画です。

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