将棋雑記

将棋に関する雑感を書き散らしています。

黒川一郎研究35

2007-02-21 18:42:00 | 黒川一郎研究
35作目です。詰棋界1953年10月号発表。「松虫」将棋浪曼集第二十九番。

「松虫」将棋浪曼集第二十九番。将棋浪曼集では88歩が無くなっていて、57手目88飛や98飛の余詰があるので、このままの図とする。
48銀、58玉、59歩、同と、同銀、57玉、69桂、同と、48銀、58玉、59歩、同と、同銀、57玉、69桂、同香成、48銀、58玉、59歩、同成香、同銀、57玉、69桂、同香成、48銀、58玉、59香、同成香、同銀、57玉、69桂、同香成、48銀、58玉、59香、同成香、同銀、57玉、58香、同銀成、同銀、同玉、59銀、57玉、68銀左、同龍、48銀、同龍、同角、同玉、58飛、同玉、36角成、59玉、58飛、69玉、78飛、59玉、58馬迄59手
単純な香剥がしですが、趣向の意味付けが63の駒を動かさないと、36角成と質駒が取れないという意味で、その辺は巧いと思いますが、四枚香を剥がさないので、少し違和感があるのは私だけでしょうか?