大道棋疑問局集2
詰パラ1976年5月号
184銀は同歩、73飛成、92玉以下不詰
294金は同玉、95歩、84玉、75飛成、93玉、85桂、92玉、93銀、81玉、73桂、72玉、61桂成、73飛合で不詰
294金、同玉、74飛成、84角にて不詰
384金、同玉、75飛成、93玉、85桂、92玉、93歩(93銀は前述)81玉、82銀、同玉、73龍、81玉、83龍、71玉、61香成、同玉、63龍、62金(62飛合なら詰む)73桂(52銀以下も詰まず)71玉、81桂成、同玉、84香、71玉、82香成、同玉、62龍、83玉、63龍、84玉、75銀、85玉、86金、同銀、同銀、76玉にて切れる。
☆疑問局出題は「詰むか」「詰まぬか」ハッキきりせるもので、「詰む」ならその手順、「詰まぬ」なら不詰に至る手順を説明せねばならぬ。単に「不詰」と書いただけでは正解とするわけにはゆかない。
本局で言えば、少く共3の説明をした解答を「正解」とする。
本局も「不詰」である。前局と同じような意味。
然し前局と違う点があり、実に微妙な点がある。
84金、同玉、75飛成、93玉、85桂、92玉、93歩、81玉、82銀、同玉、73龍、81玉、83龍、71玉、61歩成、同玉、63龍、62金、73桂、71玉、81桂成、同玉、92歩成、同香(同玉は93銀、81玉、85香以下詰む)85香、71玉、82香成、同玉、62龍、83玉、63龍、84玉、75銀、85玉、86金、同銀、同銀、76玉、85銀打、87玉、67龍、88玉(これが唯一の逃げで、これで不詰)。88玉の手で86玉なら76龍、97玉、77龍、87桂、98歩、同玉、78龍下詰むのである。87歩合なら88銀、99歩!以下である。(その為に92歩成と成捨てておいたのである。)
☆「・・・67龍、88玉以下不詰」と明記した人が正解です。
大道棋疑問局集第3番
詰ますだけなら87歩を取れば詰みます。
改作1詰手順
84金、同玉、75飛成、93玉、85桂、92玉、93歩、81玉、82銀、同玉、73龍、81玉、83龍、71玉、61香成、同玉、63龍、イ62飛合、73桂生、71玉、72香、同飛、61桂成、82玉、83銀、93玉、72銀生、84玉、83飛、95玉、65龍、96玉、85龍33手駒余り
イ62金合、52銀、71玉、74香、73角、同香生、81玉、72角、82玉、83歩、71玉、61角成、81玉、71香成迄31手
イの変化で83歩が打てるのがミソです。
87歩を配置した形で詰むようになっているのが奇策縦横72図です。
詰手順
84金、同玉、75飛成、93玉、85桂、92玉、93歩、81玉、82銀、同玉、73龍、81玉、83龍、71玉、61香成、同玉、63龍、62金合、73桂生、71玉、81桂成、同玉、84香、71玉、82香成、同玉、62龍、83玉、63龍、84玉、75銀、85玉、86金、同銀成、同銀、76玉、85銀打、87玉、67龍、86玉、76龍、97玉、77龍、87桂、88銀、98玉、87龍、89玉、77銀、79玉、88龍、69玉、68龍迄55手駒余り
大道棋疑問局集第4番
詰むようにするなら58とを取った前述の奇策縦横72図です。
またパラの記事の92歩成の入っている図が秘手五百番第318番にありました。
84金、同玉、75飛成、93玉、85桂、92玉、93歩、81玉、82銀、同玉、73龍、81玉、83龍、71玉、61香成、同玉、63龍、62金、73桂生、71玉、81桂成、同玉、92歩成、同香、84香、71玉、82香成、同玉、62龍、83玉、63龍、84玉、75銀、85玉、86金、同角成、同銀、76玉、85角、87玉、67龍、86玉、76龍、97玉、77龍、87歩、88銀、98玉、87龍、89玉、67角迄51手
詰パラ1976年6月号
84銀、同香、同金、同玉、89香、85歩、75飛成、83玉、85香、92玉にて不詰
☆他の手もすぐ切れる。結局「不詰」
94金、同玉、95歩、93玉、94銀、84玉、85銀、95玉で不詰
94金、同玉、74飛成、84香、85銀、93玉、84銀、同歩、84桂、94玉で不詰
☆他の筋も結局不詰。大道棋疑問局集第5番
詰ますのなら玉方87歩を置けば詰みます。この改作図は秘手500番328や奇策縦横89図に酷似しています。
84銀、同香、同金、同玉、86香、85桂、75飛成、83玉、85香、84桂、同龍、72玉、83龍、62玉、61桂成、同玉、A63龍、51玉、52歩、42玉、34桂、31玉、42銀、32玉、24桂、21玉、61龍迄27手詰
A以降は52銀、62銀、62歩等の余詰が多数あります。なので、とりあえず詰むようにしただけの図です。
大道棋疑問局集第6番
94金、同玉、95歩、同玉、75飛成、94玉、85龍、93玉、94銀、82玉、83龍、71玉、61香成、同玉、63龍、51玉、52銀、42玉、43龍、31玉、A33香、22玉、32香成、12玉、13歩、11玉、41龍迄27手詰
A32歩、21玉、24香、22歩、31歩成、12玉、22香成、同玉、32と、12玉、13歩、11玉、41龍迄33手詰の余詰
A41銀成、21玉、31成銀、同玉、33香以下作意に戻る迂回手順あり。
双玉にして改作してみました。