未来を拾いに

aikoのことしか頭にないひとのブログ

あの日に決して恥じないようにー♪ 前編

2013-07-25 03:20:35 | aikoロケ地探訪

今日はLove Like Rock vol.6の初日でしたね! 
いかれた皆さんいかがでしたかーー(・∀・)ノ 

いいなぁ(´Д`) 
早くいきたいよaiko(´Д`) 


7/17のライブの翌日、ちょっと遅めにホテルをチェックアウトして、aikoが子供の頃から学生時代を過ごした街を散策してきました。 

そう、aikoのファンになってから、いつか三国という街を訪れてみたい!ってずっと思ってて。念願かなったり!ですよねー 

似たようなことを、自分が生まれ育った自分の街でやったことがあります。私は小学生までは広島市で生まれ育って、小6の夏休みのときに所沢に引っ越してきて、そのままずっとこっちなのですが、5年前くらいかな?長年カープの屋台骨をほとんどひとりで支え続けた「佐々岡真司」っていう、平成のカープを代表する投手がいるのですが、彼の引退試合を見納めに広島市民球場にいって、その翌日に、20年ぶりくらいに散策してみたのです。自分の通った小学校とか、小さい頃に遊んだ公園とか駐車場とか、今もあるんかなあとか思って。 


私が小さい頃過ごした街は、広島市街からはちょっと離れた郊外なので、変わるところはすごく変わっていますが、変わってなかったところもけっこうありましたよね。ただ、やっぱり昭和50年台の景色は、もうなくなっていたり、古びた景色になっていました。 

aikoと私は歳が1歳違いでしかないんで、このあたりの「時代の感覚」というのは共有していると思います。aikoの話すMCネタ、ジェネレーションギャップ抜きで全部わかるもの。そしてそれがいつも「あるあるw」で、すげーおもしろいw 

で、やっぱり、aikoが子供の頃にそこにあったいろんなものも、今はもうやっぱりなかったりするんだろうな、と想像します。 



前置き長くなった。てかaikoの話をしないと。 

aikoの17番目のシングルで「三国駅」というのがありますね。2005.2.16リリース。 

 

aikoが27か28くらいのときに作った歌で、アレンジは、「自転車」「嘆きのキス」「気付かれないように」とかも担当してる吉俣さん。「今が一番楽しくて幸せだけど、2番目に幸せで、大切で、キラキラ光っていた時代」っていう、aikoの学生時代に過ごした街や、その風景、その頃のaikoのことを振りかえっているイメージの曲だそうで。で、「すごく思い入れがあります」って。 
レコーディングのときには、学校の周りがいちょう並木になってて、そこを友だちみんなと一緒に歩いたこととか、そういうことが鮮明に昨日のことのように「ばーっ」と浮かんだりして・・「ライブで歌うたびに自分で歌ってて毎回泣きそうになってた」。 


「三国駅」っていうのは阪急宝塚線で、実在する駅ですよ。このCDが出たときは、三国駅がaikoのポスターで埋め尽くされたんだってw 

  
  

c/wには、私の好きなロックテイストの「小鳥公園」っていう曲も入ってるよ(・∀・) 

思えば、「三国駅」のc/wに「小鳥公園」を入れたのも、aikoなりの子供の頃の思い出を歌った歌っていうことで、なにか組み合わせの妙というか、つながりがあったんじゃないかなと思われたりします。 

oh~砂を蹴り大きな網のゴミ箱ー ぶつかって額に作った傷あかい♪ 

ってところあるでしょ。あれは本当にあった話で、男友達がそういう網のゴミ箱を蹴ったらaikoのところに飛んできて、「ああああーーーー」って思ってたらぶつかって額がぱかっと割れて流血!! ってことが小さい頃にあったんだってw 
aikoはいつも外で遊んでて真っ黒で「クロマメあいこ」って呼ばれてたそうですからね。まぁ、いまのaikoからも想像できると思いますが、お転婆な子だったんでしょうねー(´∀`*) 

小鳥公園のこの歌詞なんかほんとうにそうだと思うのですが、aikoの歌詞にはうそがありません。aiko自身の周りで本当にあったことや、aikoがこうなったらいーなーとか、なにかをみて率直に思った気持ち、悔しい、かなしい、切ない、うれしい、不安や・・とかを飾らずに、そのまんまとか。 
タイトルも歌詞も、フツーの言葉でできてるでしょ。「かばん」とか、「えりあし」とか。
けど個性があるのは、フツーの言葉なんだけどそれを選ぶセンスがいい、良いっていうか「aikoらしい」っていうことなんだと思うんですよね。「二時頃」とか、普通は曲のタイトルにしないような言葉がタイトルになって、けど、素直でまっすぐで。それがいいっていう。
カッコイイけど意味がよくわからない英語の歌詞とかも滅多に出てきません。 
aiko自身がわからないものを歌にしてないっていうところで「うそがない」んです。 

で、aikoは歌詞が先なので、その「ことば」から出てくる(aikoの中から出てくる)音楽も、「好き」から出てくる曲と、「嫌い」から出てくる曲、「背が高い/低い」からそれぞれ出てくる曲・・・全然違うんが出てくるんだそうで。それが「楽しい~!」ってなるって。で、カセットテープに吹き込んでね。 

だから力が宿るんですねー。aikoの歌たちはそうやってできてるから、そこにひとは引きつけられるし、感動もするんだと思います。 

あ、ちなみに「小鳥公園」の「小鳥」は、鳥ではなくて、「コトリ」「子取り」っていう、遅くまで公園や空き地で遊んでいると、小さい子供をさらっていってしまう妖怪!連れて帰って見世物小屋に売り飛ばしてしまう悪いおじさん!という、aikoいわく「たぶん大阪ローカル」なお化けの意も入ってるそうで。 
まぁ、大人が子供だましにつかう伝説なんだろうけど、いかにも大阪らしいじゃないですか。
好きだなー。aikoはそういうのすごく信じてたってw 


でだ。aikoだけでなく、みんなにも、普通にそういうだいじな時代っていうのはあってだな。その頃を自分の中で輝かせるためには、「いまをがんばらないかん」と! 

で、そんなわけで、タイトルにもしました「あの日に決して恥じないように~♪」っていうフレーズが出てきます。 

「三国駅」っていうのは、そういう歌。というわけで、aikoファンであれば一度は「三国」のあたりにいってみたくなるという、そういう気分はわかってもらえるんではないかと思うわけですよ。 



これをやるにあたり、事前にけっこう下調べをしていきました。 

主に参考にしたのは、「aiko bon」。これはaikoの生い立ちの超ロングインタビューや、この本が出た当時までのaikoの軌跡を、aiko本人が振りかえってて。それもすごく赤裸々にaikoがしゃべってるもんだからw 
aikoのいろんなことを知ることができる本ですよねー 

それから雑誌。「H」の2012年7月号「aikoをめぐる旅」とか、「三国駅」が出たときの音楽誌の記事とか。「Switch」や「Cut」でも、aikoのための力の入った特集記事がありますよ。 

後はテレビ。昨年NHKで放送された「SONGS」は記憶に新しいですね。aikoが短大時代を過ごした街や、阪急電車や、子供の頃の話をaiko本人がしてくれています。 

「まとめ」が出た頃の「MusicLovers」。2週にわたって、三国の街や、aikoの母校を、aikoが訪れて振り返るっていう企画がありました。 

「ずっと」のときの「MusicStation」。東三国の頃にaikoがよく行ってた駄菓子屋のおばちゃんや、aikoが光GENJIのCDとかを予約しにいったっていうCD屋さんが登場しています。 


そんなところか! 


では、ひとりLove Like aikoをめぐる旅のはじまりはじまりー 




■江坂 
まずは「江坂」。新大阪駅から市営地下鉄御堂筋線で2駅。近いですねー!aikoアーバンなところに住んでたんやねー! 

 

「江坂」は、aikoが「小学生の頃を過ごした」街だそうです。小学校4年生まで、みたいですね。 

女の子ぽい遊びは全然しなくて、男の子と、男の子のような遊びを毎日やってたって。習い事もいっぱいしてて、家にはいきものがいっぱい(親父さんが生き物好きだったそうで)。aikoが子供だった頃は、空き地や、たんぼや、れんげ畑がまだ残ってたんでしょうねー。 

  

平日のお昼頃の江坂駅前の様子。新大阪に近いから、今はオフィス街みたいにどんどんなりつつあるようですが、東京の山手線各駅から放射状に外に伸びてる私鉄の駅前のような感じ。 

…もう、れんげ畑がありそうなムードではなかったね(´Д`) 

そう、ここにきたのはひとつ見たい場所があったから。aikoがメジャーデビューして初めてワンマンライブをやったライブハウスがあるんですよ。「江坂ブーミンホール」っていう。「Love Like Pop !」ね! 
以降、aikoのライブは、「Love Like ○○」と銘打たれてきて、15年経ったいまも続いています。 
あ、○○に入るのは、通常のホールツアーが「Pop」、スタンディングのライブハウスツアーが「Rock」、夏の海の砂浜ビーチで時々やってくれるフリーのが「Aloha」。 

「Love Like Pop」も今回でvol.16になりました。aikoがんばったよaiko(´∀`*) 

いまは「江坂MUSE」という名前になっています。駅の案内地図見ると、駅を降りて東側にあるはず。なんだけどなかなか見つからないw 

 

ここ!わかる?雑居ビルって感じでスルーしそうでしょ。 

  

キャパは350人だそうです。小さい! 

このときは、デビュー前からラジオとかでお世話になった、すごくすごくお世話になった方々や、学生時代の地元の友だちたちがいっぱいきてくれて。お客が入りすぎて扉が閉まりきらなくって!っていうのをすごく覚えているそうです。 

「DECADE」の初回限定生産版には、プレミアム版にしかついてない黄色いDVDが入ってて。そこに、FC限定ライブ「裏Love Like Rock」の江坂の模様がちょびっとだけ収まっています。 

aiko「ここな、aikoが初めてライブやったライブハウスやねん! 

―おかえりーー 

aiko「ただいまー(´Д`) 
aiko「もー、いっぱいしゃべろ! 

ってMCしてますよ。 

でね、今回のツアーはaikoの15周年記念ツアーなので、このライブハウスでも公演があったんです。7/14の「Love Like Rock 0」。会員番号8万とか9万とかまであるFCの会員の抽選限定。で、いわば聖地みたいなもんだから。そりゃもう大激戦ですよねー 
いけた人いーなー(´Д`) 



■東三国 
次は、「江坂」から御堂筋線で新大阪方面に1駅隣の「東三国」。aikoが小4のときから高3までを過ごした街だそうです。aikoのお母さんがうちを出てしまって(今は仲良しだけど)、それで、aikoは親戚(お父さんのお姉さん)のおうちで暮らすことになったんですね。 
子供心にも、親戚家族に気を遣うこともあったりして。つらいこともあったんだろうと思います。aikoのラジオ好きは、ここに原点があるそうですっていうのは「SONGS」でいってましたね。 

  

まずは、aikoの母校「大阪府立東淀川高等学校」にいってみることにしました。駅から新大阪のほう、南の方向へ歩くとすぐ近く。降りたところに、なんかどっかで見たことのあるたこ焼き屋さんが。 

 

たこたこ。 

これ、なんかやたら有名なんですよねー 

 

「ずっと」のときのMusicStation。東三国映ってるよたこたこ映ってるよw 

 

これはオリスタの記事。「学生時代のaikoが通ったお店なのだそう」。だってw 


雑誌「H」の「10の景色」には、3番目に「東三国の道」っていうのが出てきます。aikoがよくいってたっていう「トリエステ」っていう喫茶店のあたりの道の写真があります。 

>ほんとによく歩きました。友達ととか、好きな人と歩いたりとか、もう、思い出がすごい詰まってますね 
> …中略… 
>いま振り返るといろんなことを考えた道だったなあって。走ればすぐに駅に着くし、 
>すごくいろんなものが詰まった場所やったなあと思います。 
>いま行ったらなんかちょっと切なくなるかもしれんと思うぐらい、よくいってましたね 

…わかるぞaiko(´Д`) 
おれも20年ぶりに広島の観音のあたりにいったとき切なくなったよ(´Д`) 


この道を歩いていくと、また見たことのある景色が。 

 

これ・・・みたことない? 

 

これも「ずっと」が出た頃のMステ。aikoが子供の頃によくいってた駄菓子屋のおばちゃん=「岡村のおばちゃん」の話のときに見た景色だったんですな。 
今はもう閉店して、マンションが建っているけど、aikoが子供の頃は、ここに駄菓子屋さんがあったそうなんですね。 

学校から帰ったら、「おばちゃんただいまー」って、毎日必ずきてくれて。素直なええ子やったって。aikoもよく覚えてて、しょっちゅうおばちゃんがレジ打ってる横で、椅子に座ってずっとしゃべってたって。 

いい話じゃないか(´Д`) 

このあたりが、aikoのうちのすぐ近くですよねーたぶん。っていうのは、このあたりから、「歩いて7分くらい」に中学校があるし、「歩いて3分」に高校があった(いずれもaiko bonから)っていう地理的関係にも合致するし、さっき書いた「ほんとうによく歩いた東三国駅への道」にも合致するし。 

更にさっきの風景の裏のあたりにこんなものがありました。 

 

ん? 

 

これって・・・ 

aikoのお父さんがやってるお店が「ポポロ」っていうんですけどね。ほら、「A-studio」とか「とんねるずの・・・」とかで紹介されてたでしょ。 

その「ポポロ」は大阪梅田にあるそうなんですけど、そこに店を出す前は東三国にあったんでしょうかね? 

このあたりは謎のまま(´Д`) 

このあたりも、昭和50年代の面影も残しているところは残しているんだろうけど、変わったところはガラリと変わっているんだろうなーと思います。 


そんなこんなで、やってきました。aikoの母校、東淀川高校です。 

  

ここは、「まとめ」が出たときのMusicLoversのときに2週連続で「aikoふるさと感動再会SP」っていうので、aikoが訪問しています。 

私は「まとめ」が出た頃はまだジャンキーではなかったので、後から動画で見たんですけどな。そうそう、この頃のテレビは全く録画で残していなくて。「まとめ」のときは、いっぱいテレビに出たんだろうなー(´Д`) 

aikoは生徒会副会長で、ここの生徒会室には今もaikoが描いた落書きが残ってるって。この落書き、「三国駅」のPVにもちらっと映ります! 

担任の先生。「しばっち」だって。aikoはやっぱり当時から輝いてて。「ちょっと違ってましたね」って。体育祭で応援団長やったりしたんだって。女子はaikoひとりだけやったと。 

aikoが当時書いた学級日誌。「aikoはビッグになってパパとママを幸せにしてグランドピアノがおけるおうちに住みます」とかって書いてあるw 

こういう、夢を夢で終わらせないひとってすごいですよねぇ。 

すごいよaiko(´Д`) 
夢がかなってよかったねaiko(´∀`*) 

どこにでもありそうな普通の高校でした。けど共学なのがうらやましい。私は高校は男子校だったので↓ 
「タッチ」とか「うる星やつら」とかだいたいのラブラブ漫画(てか漫画よう知らん;)はたいてい共学の高校が舞台じゃんね。 

aikoうらやましいよaiko(・∀・) 


さて。お次は・・・ 
「大阪市立宮原中学校」に向かってみた。こちらもaikoの母校ですね。aikoの母校は、「東淀川高校」と「宮原中学校」なので、「三国駅」のPVに出てくる卒業式の学校の設定は、「東宮原川高等学校卒業式」です! 

  

途中あった公園をパチリ。ゴムボール野球によさげなレイアウトだねー(・∀・) 
aikoが遊んだ公園はどこだったんだろうね。 

  

こちらも普通の中学校ですよね。当たり前ですけど。生徒たち、aikoのことは知ってるのかな?まぁ知ってますよねー 


さっきの、aikoが恐らく住んでたあたりからはちょっと離れますがまぁ本当に7分くらい。「毎朝いっつも、『ポンキッキ』を全部観てから学校へ行く感じ」だったって。私は中学は歩いて25分、走っても15分はないと無理だったからうらやましい! 

aiko毎朝ポンキッキみてたんだ!(・∀・) 
「チャールス豚3世」は知ってるってなんかで観た記憶がありますよー 
パップラドンカルメとか、まーるさんかくしかくー♪の歌とかも知ってるのかな? 


平日午後の昼下がり・・・暑かったねー 

けっこう長くなっちゃったので。続きはまた後日! 


ではまた(・∀・)ノ