私の相棒
いちばん最初に私が出会ったミシンは、母の足踏み。
ベルトをかけ、はずみ車を回して、一気に踏み込む・・・
リズムに乗ってカタカタとなるその音が好きでした。
気分が乗らないと逆周り・・・そのワガママさもいい所(それは、私の技術のなさか)
2代(台)目の記憶が全くなく・・・あれ~?
小6から中3までどんなミシンを使ってたんだっけ~??
エプロンやパジャマやスカート縫ったんだけどな~
3代(台)目は、高校入学のお祝いに伯母が買ってくれた電動ミシン。
直線とジグザグのシンプルなものだったけれど
何よりこれが私にとってはじめての相棒。高校・短大・社会人・・・と6年間一緒でした。
仕事柄、ミシンに向き合うこともしばしば、趣味の範囲も広くなり、
4代(台)目はコンピューター式。
お値段はお給料1ヶ月分以上(当時の私の月給はちょっと少なめだったけど)
でも、名前の刺繍や、きれいに仕上がるボタンホールに感激でした
この相棒とは、16年のお付き合い
海外への船の旅にも耐え、変圧器の過酷な圧力にも耐え
本当にがんばってくれました
最後は修理の部品がなく、泣く泣く5代(台)目へ。
4年前から相棒になった今の家庭用ミシンは、
手軽さにかけては素晴らしかったのですが・・・
ロックミシンを同時に買ったので予算が少なくなり、
購入当初から若干、力のなさを感じていました
少しの間、工業用ミシンをお借りしていたのですが、
やはり自分だけの相棒が欲しくなり・・・
とうとう、お誕生日に、がんばっている自分にご褒美を出してしまいました
6代(台)目にして、一生お付き合いの出来る相棒に出会った感じです
もちろん5代(台)目も健在、併用。
家庭用と職業用、そしてロック、用途の違う3つのミシンに囲まれて
とても幸せな気分のたっちゃんです