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整理整頓

書籍・DVD・趣味の整理と記録
あと諸々の記録ね。

SUN日本法人 社長交代

2008-04-23 08:04:21 | IT時候ネタ
サン・マイクロシステムズ日本法人の代表取締役社長に
ライオネル・リムが就任

http://jp.sun.com/company/Press/release/2008/0417.html

SUNの日本法人の末次氏が退任になった。
後任はAPACの責任者が来ることになったようだ。
正直ろくでもない。

下馬評は、中国やアジア新興の各国に比べて、日本の数字が悪いとか
そんな理由だそうだ。スコットが抜けて、どうか?と思ったが
やっぱりアホみたいな話になった。この後に及んでも
日本と中国の違いもわからないのか、と思う。

現状の日本は、徐々に欧州化(米国化ではない)していて
数字は中国のように急上昇は無理。
そんななかで末次氏の首を切って、APACのガイジンですか。

後任のAPACの人間の実力は知らんが
マーケットがこういう状況では数字の大幅伸張は望めまい。
よって、高々2-3年で交代だろう。
かなり無茶な数字の作りをやって失敗するのも目に見えている。
日本語ぐらい話せるだろうか?

そもそも末次氏の評判は、各所でよい。
SUNのパートナーからの受けが良いのは、氏の人格によるところも
あるだろう。でなきゃればSPARCは、売れない。
その人材を切ってどうする?

おなじSUNの4000番台(AMD)の方が、価格は半分で
スピードが倍だ。よってコストパフォーマンスは4倍。
むしろ、こっちの方が方がどんどんマーケットに出ている印象だ。
日本の状況がこうなのに、社長を変えて数字を上げようというのは
本末転倒だ。

米国SUN、アホみたいな人事やってないで、とっとと
SPRCの値段下げて、パフォーマンス倍にしろ。
(別にJVMのパフォーマンスを倍にしてもよいが・・・)

まったく、やれやれである。

追加)
風評では、数字の問題ではなく、SUNのマネジメントの変更以降、
官僚的になりつつある米国と自由な社風こそSUN、という末次氏の
ポリシーの衝突という側面もある、という話もでている。

すでに、「末次氏を切るようなSUNとは、付き合い方を
考える」と公言を始めた企業も出てきてるようだ

Intel quad-core 整理

2008-03-07 12:10:56 | IT時候ネタ
そろそろ、QuadCoreがServerでもまじめに考えないないといけない時期にきている。
以下順に整理しておこう。メモ書きの代わりだ。

①45nmのCPUかどうか
これは、電流のリークが著しく改良されることになる。
したがって、QuadCoreの本来のパフォーマンスが生かされることになる。

②ただしこの場合、すべての周辺機器やパッケージングは変更される
当然にサポートすべきS/Wもストレートではできない。

③INTELのビジネス用のCPU(Server向け)XEONになっているので
XEONをベースに追っかければよい。
http://www.intel.co.jp/jp/45nm/index.htm?iid=jpResourcetab+biz45nm

④次にServerだが、IntelServerとしてSUN・NEC・富士通(F)を考えておく
あとはWindowsServerとしてくくっておけば問題はない。

特に、ビジネス向けでは
http://download.intel.com/jp/business/japan/pdf/318662-001JA.pdf
が重要

以下ハードベンダー

⑤SUN
X系(AMD)の状況を把握しよう。

⑥HPUX陣営=NEC
Express系と特にFT系ポイントが高い。

⑦富士通のFの型番
さっぱりわからん。GP系Serverだと思うが、どうか?

以上、随時Updateしていこう。

マイクロソフトの社長に元日本HPの樋口氏が就任

2008-03-02 21:43:13 | IT時候ネタ
マイクロソフトの社長に元日本HPの樋口氏が就任

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0228/ms.htm

既定路線なので、何をいまさらであるが、元HPの樋口氏のMS社長就任。
(元ダイエーとは言えないわな。本人や関係者にとっては消したいキャリアでしょうねー。)
もともと若手の育成には定評があるから、期待値は高いのでしょう。

しかし、所詮、植民地の出先の取次ぎ係。どれだけ、マーケッタビリティの落ちた
日本市場のプレゼンスをシアトルに主張できるか?でしょう。

日本大好きビル・ゲイツのリタイアが目の前にあるわけで
これに加えて、中国の伸張を見れば、Oracle同様、日本の存在価値は
ほとんどない。HPでの実績でどこまで、イケルカ?がポイントですな。

われわれユーザーサイドから見れば、サポートを本社にエスカレーション
できるか、どうかが評価の分かれ目だ。

Sun・MS・HP・Oracle・・・
一番、エスカレーションできているのはHPとSUN
これはテレコム・公共含めたマーケットの影響力の大きさだと思う。

MSはどうか?有体にいれば、SQLServerのエンタープライズの
BugFixやPSの質の問題だが、やはり厳しいなー。

攻めているとき(HP)は強いが、弱いとき(ダイエー)は無理!が実績値だが、
中国を見たときのAPでの日本のプレゼンスは弱すぎ。ここでどう行くか?が見所。

「これだけ売るから、PSや予算のリソースをこれだけくれ!」
ということになるのだろうと思うけど、2-3年でアウトの確度のほうが高いか?
するってーと、周りがどう見るか?も微妙に影響するから、
なかなか大変だのぅ。まー、本人折込済みかw。

OracleとBEA

2008-01-18 11:33:23 | IT時候ネタ
2008 1/16に面白いニュースがあった。

OracleとBEAの買収合意が成立した。
http://www.oracle.com/corporate/press/2008_jan/bea.html
買収金額は、昨年からもめていたが、最終85億ドルで決着した。

①これは、完全にBEAのゴネ得だろう。現状の世界の景況と、特に
BEAの製品の状況、Liquidの完全な失敗とWLSのコモディティ化を
見れば、85億ドルの価値はない。さすがに、B+E+Aの三人のうち
最後まで残ったAlfredの交渉能力は、豪腕ラリー・エルソンよりも
上ということか。

②しかしOASとWLSとはどう「統合」するのだろうか?
現状では完全に機能がダブっている、というか競合している。
普通に考えれば、Oracle+WLSの組み合わせは、すべてOASにリプレース
ということになる。しかし、APIレベルでは当然、互換性もないから
全部作り直しか・・・迷惑な話だ。

パフォーマンスはどうだろうか?
3年前ならともかく、現状はOASもWLSに比べてどれほど遜色がないと
聞いている。かといっても限界性能はやっぱりWLSのほうがぶっちぎりに
いいような気もする。なにしろ、やってたキャリアが違うからなー

③日本法人
またぞろJobHopperの右往左往が始まるか。
外資系のIT会社は全部、ぐるぐる回っているだけだからなー
ほんとみなさん、懲りない面々だからのぅ。
事実上日本BEAは解散か。APをひっぱっていた社長がA社にいったあたりから
先はないのぅ、とは思っていたが・・・

④注目すべきは、同日にSUNがMySQLを買収したということだ。
Sunも買収しては、買収さきの会社をつぶすということを繰り返してるけど
さすがに今回は厳しいでしょ。
しかし、MySQLかよ。目の付け所は悪くはないんだけど。

⑤さて、MSはどうでるか?
Oracleは間違いなくMSに対抗するつもりだろう。MSもVistaはぱっとしないし
Serverは相変わらず不安定だし、Linuxごときにすら遅れをとっている現状では
うかうかしていられない。

まー、日本のITも人のこと言えんからなー。Huh?