多発性子宮筋腫のキロク

子宮筋腫を9つ切りました。発覚から現在までを記録していこうと思います。子宮筋腫で不安になっている方、大丈夫ですよ!

持って行ったもの

2006-09-30 01:19:10 | 入院~退院
ずらずら~っと書いてみます。参考まで。

・箱ティッシュ(2箱)
・ウェットティッシュ
・耳栓(同室にいびきがうるさい人がいたりするので必要だったりします)
・置き時計(夜でも見れる時計がいいです。)
・リップ(術後は乾燥するので)
・化粧水と乳液(お手入れはしておきましょう。乾燥するので)
・歯ブラシ&コップ
・シャンプー&リンス(シャンプーなら早めに出来たりします)
・ボディーソープ&体洗うスポンジ
・バスタオル(3枚は必要。)
・タオル(3枚くらいかな)
・パンツ(大きめのサイズ)
・スリッパ(すべらないようなやつがいいかな、サンダルでもOK)
・靴下(以外と冷えます)
・おはし、スプーン、フォーク
・ストロー(ペットボトルで使用できるもの)
・ふりかけ(おかゆはこれでおいしくいただけます。)
・小さいクッション(腰が痛くなるので、これで支えたりします)
・紙おむつ(病院の売店で購入しました)
・腹帯(これも売店で購入)
・T字帯(売店で購入)
・弾性ストッキング(これは病院で用意してくれました。血栓予防のためのもの)
・雑誌(以外に読む時間がなかったけど笑)
・筆記用具


こんなもんかな。

退院

2006-09-29 16:49:26 | 入院~退院
深夜にラジオを聴いてしまった…
おかげさまで朝、寝ぼけて食事の時間はまだなのに行こうとした(笑)
ベッドに戻って眠ったら今度は寝すぎて慌てて食堂へ行く。ばかだ…。
今朝のご飯にカフェオレが付いていた。めちゃめちゃおいしかったー。

午前中、シャワーをあびる。へとへと。
着替えをして荷物をまとめる。けっこうある…

1Fでお会計を済ませて退院!
仲良くなった看護婦さんが部屋担当だったので記念撮影もしてみた。

ナースセンターに挨拶。

帰りは電車で。けっこう歩ける。なぜ???
地元の駅に着いて、昼食をとるのにお店までそのまま歩く。
ご飯食べたらますます元気になって、歩いて帰る。
なんでこんなに歩けるのだ??
やっぱり外は違う。
すごいエネルギーやパワーが飛び交ってるんだろなー
太陽に感謝。

家に到着。
ひとまず横になって休む。は~疲れた。

術後一週間目

2006-09-28 16:39:55 | 入院~退院
検温、36,5度。昨日から熱が上がらなくなった。楽。とにかく楽になった。
頑張って歩けるし、寝返りもちょこちょ出来る。よかった。

今日から食堂。
外は見慣れた景色(笑)
なんせ、会社から近い病院で、お昼を買いに行くお弁当屋さんの隣の病院。
ちょうどそのあたりが見える大窓。早く外に出たいなあ。

食堂での朝食は一人。ベッドでもいーんじゃないの?これ。
ちょっと遠いので往復するとへっとへとになる…まいった。

7:30くらいに採血3本。いっぱい取られた~。

10:30くらいに向かい側のベッドの二人が戻ってくる。
あたしと同じぐらいの子は「気持ち悪い…」ってゆってて、自分を思い出して目が潤む。
ガンバレー!

退院が明日に決まる。
荷物を整理していたら、おばさんがお見舞いに来てくれた。
果物を持ってきてくれたが、昨日から口内に炎症がぶわっと出来ていて、食べれず…。
飲んでいた薬のせいらしい…じきに治るみたいだからしばし我慢。

隣のおばあちゃんが退院。娘息子が来て嬉しそうに帰っていった。

今日も会社の別のお友達数人。
あと、手術経験のあるお友達3人が来てくれ、お互いの手術時の話で盛り上がる。
病院ごとにまったく違うので面白い。



術後6日目

2006-09-27 16:26:36 | 入院~退院
大雨。

6:30 検温。36,5度。もう安心かな。
10:30 ナースコールで呼ばれてM先生のとこにて抜糸。
    ちっと痛い。
    先生からブツのポラをもらう。きれーに並んでる筋腫くんたち。ごくろう!

雨だったので、母には来なくていいからと伝える。

13:30 CTを撮りに行く。
    MRIより音も小さく時間も短時間。しかし横になるのに一人じゃ出来ず、
    担当した男性医師に支えてもらう。。。ごめんなさーい。

15:00 まわりに来た看護婦さんに「傷見せてくださーい」と言われ少し触れられる。
    へその下の感覚がない…ふしぎ。

16:00 お友達が見舞いに来る。けっこうのんびり話した。

夕方、会社のお友達数人がお見舞いに来てくれた。

今日は向かいのベッド二人が手術。夜はリカバリルームなので、今日は隣のおばあちゃn
と二人きりだ。退院が決まったらしく、毎日上機嫌。でもストーマ処理の仕方をいまいち
覚えてなくて、看護婦さんにしかられてる…。大変だ~。
あたしも癒着してたらストーマになりかねなかったし、紙一重だな。

飲んでいた抗生物質が終わった。もう薬飲まなくていいらしい。うれしー!




術後5日目

2006-09-26 00:41:21 | 入院~退院
6:30 検温。36,8度 まあまあかな。

明後日退院する隣のストーマのおばあさんが話しかけてきた。話結構ながい(笑)
向かいのベッドの今日手術のおばちゃん、「もう帰りたい~」って。
部屋のみんながおばさんを励ましてる。

今日は洗髪してもらうぞーと決めて、笑顔の素敵なEさんにお願いする。
Eさんにシャンプーしてもらっている間にお互いの趣味が似ている事に気づく。
Eさん大興奮でドライヤーであたしの髪を乾かしながら「暑い暑い」って(笑)
かなりの仲良しさんになりました。ってかお友達になった(笑)

今日もお見舞い陣多数。
夕方からひっきりなし。いい事だ~♪

お気に入りナースYさんと消灯前に雑談(笑)
あたしと話しているとつい話し込んでしまう彼女。おもしろい。

術後4日目

2006-09-25 00:22:06 | 入院~退院
朝、熱下がった。
ご飯も食べれた。
しかし起きるだけで発熱。
お手洗い行くだけで発熱。
へとへとになり、お昼食べた後はひたすら眠った。
お昼はうどん。おいしかった~。

しかし、起き上がるのに上手く起き上がれない。腕が筋肉痛になる…とほほ。
腹筋が使えないってかなり不自由だー。
ベッドの位置が高いので、踏み台を貸してもらう。

今日は沢山の友達がお見舞いに来てくれた。
熱が下がったのをいいことに、うろうろしたり、起きて話をしたり。

ご飯食べて19:30すぎに熱計ったところ、37,5度。また発熱(笑)
外科医の先生曰く、動くと筋肉が熱を持つから~って理由からどうしても
熱が出やすくなるんだってー

術後3日目

2006-09-24 23:38:05 | 入院~退院
6:30 検温。36,8度 下がった、良かった。
8:10 朝ご飯。食パン2枚、サラダ、バナナ、ミルク。
    半分しか食べれず。薬飲む。

10:00 お手洗いまで歩いてみる。なんとか歩けた。そこで尿管取る。
    一往復でかなりへとへと。お昼までひたすら寝る。

12:00 お昼食べる。けっこう食べれた。しかし頭痛がする。
    母が来る。
    熱37,3度。少し上がってる。また氷枕。

17:00頃、友達が来る。頑張ってお手洗い先まで歩いたが、戻って来て
     どうも後頭部が暑いので熱を計ったら上がってる。。。。

18:00 また別の友達がくるも、発熱でしんどかったため、寝たままで面会。
    夕飯、おかゆ以外は全部食べれた。

19:00 母帰る。

   夜、眠れず。寝返りもうまくうてない。
   何度計っても熱が下がらない。うーーー。
   深夜、夜勤のYさんに言って、氷枕の他に動脈に付ける氷も貰う。
   脇に入れて就寝。歩きたいのに発熱するのでまた寝込む…くやしい。

術後2日目

2006-09-23 23:24:13 | 入院~退院
朝、ベッドを起こしてもらって少しだけおかゆを食べた。
牛乳は後でゆっくり飲む事にして、置いていってもらう。
でも胃が痛いし、気持ち悪いまんま。しんどいよー。

午前中、背中に刺さった痛み止めを抜いてもらう。
これがまた「二日酔いなんですよ~」なんて先生。
でも大好きな看護婦Yさんと3人で話盛り上がる(笑)
その後、その先生が消化器系の先生だから胃が痛いのとか具合悪いの
相談したら?とYさん。
相談した後、胃薬と胃の動きを止める薬を点滴から入れてもらう。

その夜からずいぶんと楽になる。夕飯ちょっとだけ食べれた。
そして点滴も取れる。開放感♪
明日から抗生物質の薬を飲む事になった。

気分も良くなってきたし、点滴も背中の薬も取れたので立ってみる事に。
生まれたての小鹿のようにガクガクしちゃった。
歩いてみるが、病室の入り口で断念。ふー。明日頑張ろう!

夜。
発熱。氷枕して寝る。

術後1日目

2006-09-22 23:07:54 | 入院~退院
時間の感覚がまったくなし。

顔を拭くタオルを持って来てくれる人に、
「なんでこんな気持ち悪いんでしょうねー」とかすれ声で話す。
そしたら内緒で体を軽く拭いてくれた。口のガーゼに水を含ませてくれた。

お茶とお水、重湯かなあ。出ていたがまったく口に出来ない。

寝たままレントゲン。
少し動かされただけで、もう吐きそう!

「そろそろ移動しますからねー」と看護婦さんが数人来る。
看護婦さん達が、「M先生に切ってもらった人は皆なぜか子供が出来るんですよー」
「ほんとにすごい先生なんですよ」ってゆってた。
この言葉にとにかく安心したのだった。

ストレッチャーに移される前に「もうだめ…」で、嘔吐。胃液のみ。
ってゆうか、腹筋使うのでお腹激痛!!!!!!!!「痛い!痛い!」
しばらく動けなくなる。

そしていよいよストレッチャーに移動。
部屋に戻るが、ベッドに移動する前にまた我慢しきれずに嘔吐。
お腹が痛すぎて息が出来ない…
看護婦さんに「ゆっくり深呼吸して~大丈夫だよ~」と声掛けられる。ふう…。涙。

部屋に移動してきてもなお気分が悪い。
時々水を少し飲むくらいしか出来ない…。胃も痛いまま。

夕飯が出たけど、一口プリン食べただけで、何も口に出来ず。
母がなごりおしそうに帰っていった。

18:30頃、点滴を取替えに来た看護婦さんがいるときにまた嘔吐。
 
しばらくしてからM先生が来る。なんか落ち着いた。
Mステ見る。他にテレビ見る気にならんかった。。。。

寝返りうっていいらしいが、まったく動けず。頑張らなきゃ。

手術日

2006-09-21 22:50:39 | 入院~退院
いよいよオペ。カーテン閉められてていまいち天気がわからない。せつね。

6:30 起床。検温。36,3度。
7:30 朝から浣腸。きっつー!

    「決意の朝に」聞く。大好きな人からの励ましの言葉が詰まったMDを聞く。
    気合が入る。おっしゃー!!

9:30 一部分だけ剃る(笑)そのままお風呂行き。
10:30 点滴。久々だー
11:00 母が来る。ご飯食べれなかったらしい。具合悪くなるから食べるように
    言うが、娘が食べれてないのに食べれないなどと言い出す。
    母は体が細くて、精神的にも弱いし、大丈夫かな…一人待ってられるかな。
    
12:50 いいとも見終わる。
    少しずつ準備などするが、なんだか落ち着かなくなってきた。
    弾力タイツを履きはじめる。締め付けられてなんか変な感じ。
    
13:00 腕に注射。めっちゃめちゃ痛い!思わず「いったーい!」ってゆっちった。
    美人ナースYさん「ごめんねー」。かわいいから許す。(おっさんかあたしは)

13:35 Yさんがストレッチャーで迎えに来る。帽子を被って毛布を掛けられて移動。
    病棟は4F。手術室は2F。エレベータで移動。手術室前で母に手を振る。
    「行ってきまーす!!!」不安そうな母が心配。(自分の心配どこへやら…)

手術室は水色。入って助手の看護婦さんらしき人が二人いた。
まずは小さいベッドに移される。「せーのっ」
心電図を付けられる。ちべたい。
そのうち麻酔科の先生が入ってきて挨拶。

医師「盲腸やったんだってー?麻酔痛かったらしいな~」
私 「そうなんですよーーー2回も打たれたんですよぉ!」
医師「じゃあずれたんだねーじゃあ今日はサービスしなきゃなー!」
私 「やったー!」
医師「盲腸どこで切ったの?」
私 「岩手の小さい病院です。」
医師「あははは。俺、小岩井農場行った事あるよ」
私 「えーなんで行ったんですかー?」
医師「学会で行ったんだよー」

 そんな会話しながら医師は点滴から薬2本を注入。ちゅーっと。
    
 その後、横向きになって「背中丸めて下さい~もうちょっと~」
    そしたらなんか体が熱くなって…
 私 「なんか…体が変…」
 医師「効いてきたんだねー」
    

    会話が途切れて3秒ほど経った気がした…


看護婦「Fさーん!Fさーん!終わりましたよ~」
 私 「え?」
看護婦「終わりましたからね~」
 私 「ええええ?もう?まじで?終わった?びっくり~」

確かに下半身が固定されてる感じ。喉もカラカラ。
気づけば酸素マスクしてるし。だって話途中だったじゃーん!みたいな(笑)
おそるべし全身麻酔。
     
リカバリルームに運ばれる。

看護婦「お母様みえられましたからね~」
母「終わったよーよかったねー今15時半だよ。」
私「2時間経ってたんだーびっくり。みた?ブツは。」
母「先生見せてくれたよ。9つだって。」
    
そこへM先生登場。
私「せんせ~!」
M先生「Fさーん、子宮筋腫だったよ、大きいの。他にもあって、
    全部で9つ取ったからねー。これ。見える?」
私「わー!すごーい!ありがとうございます!写真撮っといて下さい!」

銀色の入れ物に入ったブツは白くて綺麗でした。いやまじで(笑)
     
とにかく手術直後テンション高かった私。
母親は顔色が悪い。
私はなんだかお腹が痛くなってきた事もあって、(心配させたくないし)
早く帰るように母に言う。後から来てくれたおばさんと一緒に帰ったようだ。

30分過ぎた位だろうか。麻酔が切れはじめる。痛い。
少し我慢してみたが、下腹部がとにかく痛くなる。我慢が出来ない位痛くなる。
看護婦さんに「お腹が痛い…(半泣き)」と言うと「座薬入れましょうか」
との事だったのでお願いする。

その後、尿意が感じられ、我慢が出来なくなる。おや?
以前入院した時、尿管を入れていた経験があったので、これはおかしいと思い、
看護婦さんを呼んで直してもらう。

何時だろう…だいぶ楽にはなってきたものの、口が乾く。とにかく乾く。
看護婦さんに言ってガーゼを湿らせてもらって口に含む。
     
どのくらい過ぎたのだろう。つらい…気持ち悪い。胃が痛い。
点滴を取替えに来た看護婦さんに「つらいよー」ともらすと、
「明日には楽になるからねー」って。あー苦しい。

眠れない。気持ち悪くて何度も目が覚める。時間が過ぎるのがめっちゃ遅い。
酸素マスクは深夜外されたと思う。意外に邪魔ではなかったかな。

傷は横に12cm、中をへその下から傷まで切っているそう。
子宮は、大きい筋腫に引っ張られて左によじれていた。癒着はなし!
子宮はメスを入れると血が飛び出るので、出血が多くなるものだそう。
技術もスピードも要する手術だ。あたしは輸血なしでOKでした。
切った子宮が元に戻るのに半年かかるらしい。
癒着防止のため、子宮にシートを貼った。こちらも半年ほどで溶ける素材。
へその下からは縦に中を切っていて、その糸は3ヶ月~半年で解けるらしい。