呆老冷水録-Don’t be silly Grand'pa

80すぎたら横と後ろだけ見て過ごそうか!

終活?のリフォーム

2016年09月05日 | 暮らしの雑事
台所のリフォームは女房が10年越しで望んでいたことには違いないが私としては40年近く昔引っ越してきた建売の我が家だが今までに何度も増改築を繰り返したのでもう死ぬまでこのまま古びた部屋で過ごすべきではないかと思っていました。

しかし最大の問題は
(1)既に製造中止になっている奥行50㎝の古い薄型冷蔵庫がもし故障したら新しい冷蔵庫(多くは奥行70cm以上)の置き場がなくなってしまう
(2)トシのせいかガスの消し忘れが頻繁になり火災が心配
の2つがあり、思い切って台所をリフォームしIHの調理器に替える気になったのです。

盆明けのくそ暑い時期から工事に取り掛かったが
キッチンだけに留まらず→ダイニングリビング→さらに隣の居間・・と広がり壁紙、ドア交換、床板の部分張替え、電気配線修正、電話配線とドアホン交換等々で


10日間の食卓なし(内4日間は炊事不可)
ソファなし
昼間テレビなし、数日間一階のエアコンなし
食器制限あり…等々の不自由生活を臨時家財置き場となった隣室に籠り体験しました。

まぁしかしトイレ、風呂、寝床と夜間プライバシーがあっただっただけでもそれで文句言ったら災害被災地の人に叱られますねぇ。

でも済んでしまえば早いもので今はお蔭ですっかり落ち着いて部屋もきれいになり快適な暮らしが出来るようになりました。


これまで今更この年でリフォームなど無駄なことを・・??という気持ちが強かったのだが考えてみれば、高齢者といえども残り少ない人生・・・好んで不自由を我慢して過ごすのは決して褒められたことではないと思うようになったのです。
あの世へ金は持っていけないし普通車1台ほどの出費で例えそれが2年か3年でも気持ちよく余生を送れるのならなんと有り難いことじゃナイデスカ!
また今回はリフォームに便乗して長年廃棄の決心がつかなかった相当量の粗大ごみ達も整理することが出来「断捨離」にも貢献出来ました。

(2016年9月記)
PS.
高齢者のリフォームというとバリヤフリー化が思い浮かぶが「長生き」でなく「長活き」を望むワタシは足腰に不自由ない間は、むしろトレーニングも兼ね階段・段差の上り下りは避けず、それよりスムーズな動線・スペースの確保を優先すべきだと思うのです。
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