呆老冷水録-Don’t be silly Grand'pa

80すぎたら横と後ろだけ見て過ごそうか!

類人魚@ポストイナ鍾乳洞

2008年03月29日 | 遠近旅録-外国
何の脈絡もなく突然思い出した「類人魚」とはヘンな言葉だが、一昨年クロアチア旅行をしたとき、隣国のスロヴェニアの鍾乳洞で見たのです。

スロヴェニアのポストイナ鍾乳洞は世界有数の規模との由であの日も世界各地から大勢の観光客が押し寄せていました。
中を一通り見物するだけでも一時間以上かかる大きな鍾乳洞で、いわゆる鍾乳洞らしい場所へ到達するまでにトンネルの中をトロッコ電車でケッコウ地下鉄の駅3区間分くらいの長い距離があったと思います。そして鍾乳石としてはとても珍しい「スパゲッティ」と呼ばれる極細のモノが天井から無数に垂れ下がっている綺麗なところもありましたね~
帰りのトロッコが出発するする鍾乳洞の最終部はコンサートホールと呼ばれるだけあって天井が半球状をした随分広い空間になっていてお土産売り場などもあります。

確かそのあたりに水槽があってなかに類人魚が居たのだが体長3~40センチの細長いサンショウ魚に似た四足の両棲類で、色は薄黄色というか肌色で鱗らしきものもなく眼も退化しているし人間との共通性はまったく感じられず、顔つきもアナゴみたいだったが、あれが何で類人魚なんてヘンな名前(日本語のパンフレットにそう書いてある!)なんですかね~

(薄暗くて撮り難いのでパンフレットの写真を拝借)

説明書きによると何も食べずに一年近く生き延びられるとか寿命も100年以上だとかスゴイ事が書いてあったが、何のためにあんな暗く寂しく冷たい鍾乳洞の中でそんなに頑張って生き伸びなくちゃならんのかね~??
なんともカワイソウな生き物だワイと思ったが、唯一存在価値があるとすれば全地球規模の地殻変動や隕石の衝突などで地球上の全生物が絶滅したとき、あの類人魚だけが辛くも生き延びて地上に現われ、再び何十万年かの歴史を経て今の人類のような高等動物に進化してゆくという重大な使命を神様から授かっているのかも???・・・なんてコワイことを考えちゃいました!
この地球は過去に4回そういう「生命の発生→繁栄→絶滅」のサイクルを繰り返し今はその5回目にあたるという説を本で読んだことがあります。(2008年3月記)



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1 コメント

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Unknown (やさま)
2008-03-29 22:11:18
え~
地球は過去に4回そういう「生命の発生→繁栄→絶滅」のサイクルを繰り返し今はその5回目にあたるという説を本で読んだことがあります

本当ですか??
読んでみたいです。
教えて下さい~
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