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独楽の旅

元気で山野を歩き、心を癒してくれたものは立ちどまって気ままに写し、ブログに載せ、自分で存分に楽しむのが無上の喜びです。

373- [金色のきれいな動物]

2011年12月20日 | [登山・ウオーキング]
 [ この動物って 貂 (てん) ではないですか ] 


今年も年賀状の時期になり、何時も背中を押されているような気忙しい気持ちになる頃になりました
今朝は放射冷却で冷え込んだ朝でしたがこんな日の日中は穏やかな暖かさが期待できるのです  冷え切っていた朝の寒冷な空気も9時過ぎからは射し込む陽光で肌に感じる暖かさが増しウオーキングもルンルン気分になってきます  今日も赤い入鹿大橋の近くに車を停めて八曽黒平山往復の登山ウオーキングに行ってきました  (今日の歩きは 約4時間 約18km 24,700歩 今年113回目のウオーキングでした)
八曽周回道路の途中から右手に曲がって林道に入りました  このコースは本当に久し振りで[巖頭洞]の前を通る径は[亀割池]から流れ出る糞尿混じりのような汚れた流水を見るのが耐えられず踏み入るのを避けていたのです  最近大型ブルトーザーが入って大きな工事をやっているらしいので興味もあったので思い切って周回道路から右に曲がって林道に踏み入れてみました  案の定、以前の林道の跡形はなく赤土に掘り返され、道幅も以前の3倍くらいに拡げられ赤土剥き出しの工事道路になっていました  徒長した杉や松の樹を切り出す間伐作業が始まるようです
先般の9/20の台風15号が残した傷跡でアウトドアベース今井キャンプ場からモミの木駐車場まで13個あった橋のうち9つが流失し破壊され、途中の見学場所だった[五段の滝]は土石流で跡形も残さず流失し埋没していました  林道の右手の上にある[巖頭洞]は土石流には遭遇せず無傷のままでした
[巖頭洞]から50mくらい下に左に曲がって岩見山に上る階段の径がありますがその分岐点にきれいな黄色と云うより金色と表現したいようなきれいな美しい毛並みの体調が30cmくらいの動物の死骸が横たわっているのが目に入ったのです  びっくりしました
戦後の昭和25年ごろ狸のような茶色系の体長60cmくらいの貂を親父が罠で捕獲したことがあり、それを観ていたのでこれを見たとき直感的にこれは貂だと確信したのです  でもこんなきれいな金色をした毛並みの貂がこの地域に生息しているはずがないとも思ったのです  若しかしてぬいぐるみではないだろなと疑い、枯れ木の小枝でつついてみるとまさしくなまの動物の死骸で硬直していましたがからだの何処にも動物に襲われたようなキズもなく活きていてこちらを見ているような澄んだ目をしており素手で柔らかい毛並みに触れてみたいような誘惑にさそわれました
想像するところ誰かがペットとして飼っていたものを飼えずに山に放棄したか或いは逃げ出したものが夜の寒さに耐えられず凍死したのではないだろうかと想像しました


[ 金色の貂の死骸 (全身) ]


そのすぐ近くに背丈が2mくらいの小さな樹に紫色の実をつけて落とすまいと耐えて頑張っているムラサキシキブをみつけました

[ 落ちずに残っていたムラサキシキブの実 ]


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