奥田祐 ブログ

作曲家・ミュージシャン 奥田祐の活動
※当blogではコメントを受け付けておりません、ご了承下さい。

次回関連作品

●舞台『PROOF』音楽担当
9月7〜11日 下北沢 楽園

●『おばけのアッチ リーディングミュージカル』 ピアノ演奏
大阪公演:9月23日(金)13:00/16:00 松下IMPホール
東京公演:9月25日(日)13:00/16:00 ニッショーホール
兵庫公演:10月30日(日)12:30/15:30 西神中央ホール

ビリー。

2016-01-29 | Diary
全然ブログ書いてないことに気付き。
最近では、短い文章はTwitterに、長い文章はFacebookに書いてしまっているからなのですが、、、TwitterもFacebookもなさっていない方は勿論いらっしゃるし。
そんな訳で、最近のFacebook投稿からこちらに転載してみます。↓↓↓
(そこのあなた。ただの手抜きだな…とか、そんな本当のこと言わないで下さい!)


今さらですが、ビリーエリオットミュージカルライブのDVDを買いまして。
ロンドンで観て、
映画館でも観てるんですが、
何回観てもやっぱり号泣ですわ~。

特典映像でクリエイター陣の話してることが、まさにものを創る本質ですよねえ。
やったことないけど歌詞制作に挑戦した脚本家とか、電話口で毎晩デモ曲を歌い続けたエルトンとか、ムリだよ~と思いながらも子役を育ててみようと決意したプロデューサーとか。

B'way大作の制作過程エピソードなどをたまに漏れ聞くに、だいたい最初はびっくりするくらい個人レベルでガシャガシャやってるみたいですよね。
3、4人で誰かの家に集まって、一日中あーだこーだ言って、お腹が空いたらサンドイッチ作って食べながらまたディスカッションして、とか。
どんな大作も最初のタネの時点では、やっぱりこんな原始的な育て方から始めるのだなあ…、と。日本の創作現場が見習うべきは、実はこの辺りなんじゃないかと思ったり。

通例やら、合理主義やら、前例の有り無しやら、そんなものの対極にあるひっちゃかめっちゃかな試行錯誤を丸ごと引き受ける体制があって、それを楽しめるクリエイター達がいて、初めて新しいものは生まれるんだと思います。
無駄なくチャチャっと、面白くて新しいものを創ろうったって、そうは問屋がおろさないもんね~(-_-)