三日月座 年末だから~イブ!
無事に全日程終了致しました。
たくさんの方にいらして頂き、ありがとうございました。
今回、少しの「妄想力」と大いなる「勢い」によって実現した、この3デイズ全く違う事をやるという大胆な企画。
いやぁ、思ってたより大変でした・・・(笑)
皆に当たり前だと言われましたが、正直、全然わかってなかったんだもん。
こんなこと出来たら楽しそうだな~!というのばっかりだったもんで。
出演者、三日月座の皆さん、そして来て頂いたお客様、みんなに助けられましたー。どうもありがとう。
なんとも幸せそのものな3日間でした。
それでは、来られなかった方の為に一体何を演ったのかちょいと解説!
1日目。
音楽とリーディング、そしてライブペインティングによるパフォーマンス。
いつもお芝居の音楽を担当させて頂いている、大好きな俳優/作・演出家の
増沢望さんによるリーディング。ニューヨークを舞台にした短編クリスマスストーリーを読んで頂きました。
その合間に、お話の内容とちょっとリンクするようなしないような歌や曲たちを演奏。途中、即興演奏なんかも交えたりしつつ。
バンドはお馴染みのドラムス・
岩根圭佑君とベース・エンディー君、と歌/ピアノ・私という編成。
そしてその横で最初から最後までずーっと、画家の
高瀬きぼりおさんにペイントをして頂きました。
そして出来上がった作品がこちら。
タイトル「毎日の毎日の毎日の足音」(仮)だそうです。
いや、企画しておきながら言うのもなんですが、正直この日が一番どうなるかなあ・・・と思っていたのです。
頭の中ではある程度イメージが形成されていて自分自身の期待度もとても高かったのですが、だってこんなの誰もやったことないし(笑)
お客様も最初かなり当惑されていたみたい、なんじゃこれ?と。
でも、面白いもので徐々に会場の空気が馴染んで行きました。「ああなんだ、好きに観てればいいのね」といった感じ。
で、終わってみれば。ほんっとに楽しかった!
すごく刺激的な時間でした。
こういうイベント、またやって行きたいなあ。
2日目。
奥田祐の歌。短編アニメーションの上映。kenchanbluesの演奏。
前日よりはだいぶ音楽寄り。
わたくし奥田祐が、久しぶりにオリジナル曲を歌いました。久しぶりすぎてどうなるかと思ったけど案外大丈夫だった(笑)
パーカッションの
冨田耕佑くんと一緒に演りました~。たのしかった。
続いて、せっかく試写室でのイベントということなので、
北澤康幸さんの短編アニメーション「カジラレ島のふたつの灯台」を上映させて頂きました。実はこの作品、昔まだ学生だった頃の私の曲を劇中で使って頂いてるのです。
なので今回は特別に、北澤さんに音楽を抜いたバーションを作って頂いて、その曲をリアルタイムで生演奏してみました!
これ、けっこう好評でした。なんか、タイミングも案外上手くいっていたらしいよ。私はあんまり振り向けないので、適当に弾いてただけなんですが・・・(笑)
そして最後に、パーカッション冨田くんのパーマネントバンド。
kenchanblues。
カッコ良かったです。今あんまり、ブルースギター弾きながら歌う人っていないもんね、特に日本には。
すごく楽しそうにプレイしている感じがとてもhappyな空気を作っていました。
たまにはちゃんとした衣装でも・・・の図。
kenchanbluesのリハ風景。
北澤君・・・と写真撮るの忘れたー!
なぜか、北澤くんが趣味で愛用しているスティールパンと戯れる冨田氏の写真なら、ある。
3日目。
オープニングアクトに渡辺麻美の歌。トロンボーンバンドbloody bone2の縮小版。俳優・田中優樹によるパフォーマンス。
華やかで和やかな1日でしたー。
まず、若手シンガーの
渡辺麻美ちゃんの歌。ピアノサポートの山本佳祐くんと共に、爽やかでしたー。
そしてbloody bone2。
これは実は私のパーマネントバンドであります。年に1~2回くらいしか活動してませんが・・・。今回は、三日月座のキャパに合わせてドラムスとベースを抜いた形で演奏しました。
私自身、金管楽器の音って大好きなのです。たくさんの方にこの音に生で触れてもらいたいなあ、と。金管は生じゃないと良さがなかなか判らないからね。なので、この日はお子さんのお客さまに沢山来て頂けて嬉しかったです。
麻美ちゃんが本番撮ってくれてた。
で、大トリ。
田中優樹さん。
そもそも今回この場所で企画をさせて頂くことになったのは、彼のおかげです。優樹さんとはお芝居の出演者と音楽担当、という形で何年も前に出会いましたが、それ以来一緒に音楽をやったり、いろいろさせてもらっています。
彼は三日月座の関係者でもありまして、今回「ここでなんかやってみない?」と依頼していただいて、このようになった訳です。
そんな優樹さんが何をやったかと言いますと、ブラッディーと共演してみたり、音楽コントみたいなことしてみたり。そりゃもう、大トリに相応しく、大爆笑の盛り上がりでした。
増沢さん然り、優樹さん然り、俳優のパフォーマンスというのは、ミュージシャンからしてみるといつも大変勉強になります。到底マネできないけど・・・。
今回、なんとわたくし優樹さんにセリフを言わされてしまいました・・・。役者デビュー。そして玉砕・・・(笑)
やっぱり私にお芝居はムリー!!
同じくセリフを言わされていた、ブラッディーの辻田くんのほうが数段才能ありましたね。。。
アンコール。全員集合!
そして私は昨晩、実はLIVEの終わったその足でバタバタと
次回2月のお芝居の顔合わせに向かったのでした。
はい、次に向かって奥田祐は始動いたします。
作曲と生演奏。ステキな出演者の皆さん。そして、今回もお世話になった作・演出の増沢望さん。
楽しみですー!!
ぜひ、皆様も楽しみにしていらして下さい。
というわけで。
三日月座LIVEにいらして下さった皆様、ありがとうございました。