高校生だった頃、じつは何本か映画を撮ってた。映画といってもDVだけど(ドメスティックバイオレンスではない、もちろん…)
内容は、現代社会における若者の曖昧な焦燥感や幸福観をリアルな日常描写によって表現した作品(笑)
美人の友達を、「脇役だからさ
」と騙して主演女優にした(上映するまで騙されてた…)。手書きの台本を、何故だか駅で風に飛ばされて無くしてしまって大騒ぎもした(どーしてコピーを取ってなかったのか!!謎だ)。
誰も言ってくれないので自分で言うと、その作品の評価はだいたいにおいて
大絶賛!
だった。生徒会と大喧嘩したので、文化祭の賞は逃したけど…。
その映画、屋上に制服着た女の子(女子校だったので)が集う話だったのです。
びっくりしたのです。
今度、音楽をやった『真夜中の少女たち』のビジュアルがとても!似てて…。
最初に台本もらって、スチールもらった時に「うおっ!」と思いました。
と同時に、しばらく忘れてた高校の時のことをどーっと一気に思い出してしまいました。
多分他人が見ても屋上と制服くらいしか共通点はないから、別にー。なんだろうけど。それは判ってるので、監督にもプロデューサーにも何にも言ってないんですけど。
人生おもしろいもんだなあ
、なんてそんな事で思ってしまいます。
でも、当時制作に関わってくれた皆には、なんか『真夜中』観てもらいたい気がしてます。
屋上から飛行機をずっと探してる役だった主演女優は、スッチーになりました。
屋上に来るもう1人の女の子は、薬剤師になったらしい。
ずっとカメラを回してた職人肌は、和食の板前さんになりました。
屋上に住み着いてる正体不明の人は、…こうして作曲家になりました。
その映画。音楽は監督自らの趣味で、全部、有りモノ(既存曲)くっつけてました…。センス抜群!
あはは。自分で作れよ!!
映画『真夜中の少女たち』夏公開です。
なぜだか監督のとこでまだ詳細リリースされてないので、きっとまだなんでしょう…。
もうちょっと待ってね!