2月27日土曜日。混声合唱団コールフロイデ25周年定期演奏会の当日。
14時の開演を前に朝9時過ぎ、雨交じりの天候の中、会場である府中の森
芸術劇場ウィーンホールへ。
このホールとある雑誌で音の良いホールで全国第一位に選ばれたことも。
本当に心地良い会場であります。
午前10時より中瀬先生指導の下、最終リハーサル。
いつも通りの和気藹々の雰囲気の中にも緊張が混じります。
一通り通し終えるともう本番間近。お客さんの入場13時30分もあと1時間位。
控え室で家で用意してもらったおにぎりを。お腹の準備は完了。スーツに着替えて
再度舞台脇へ向かいます。会場入口はお客さんも並び始めていました
舞台側に居る僕らにとって、会場の様子は舞台袖のモニターでのみ確認できます。
これはまだ入場前ですね。
雨天曇天でお客さんの入り具合がちょっと気になるところ。
■第1部:ガブリエル・フォーレ『ラシーヌの雅歌(Cantique de Jean Racine)』。
先日府中「合唱祭」でやった曲です。フォーレ18歳の音楽学校卒業作品。
歌詞はフランス語。
■第2部:愛唱曲集
汽車ぽっぽ-ふるさと-七つの子-赤とんぼ-浜辺の歌-早春賦
雨(混声合唱曲「水のいのち」より)
風が(混声合唱曲「心の四季」より)
大地讃頌(カンタータ「土の歌」より)
河口(混声合唱組曲「筑後川」より)
前半は昔からみんな良く知っている曲、後半は現在、音楽の授業等で
よく歌われる曲(のよう)です。
このうちいくつかは以前もフロイデの演奏会で歌いましたが、前回まで
テノールを歌っておりましたが今回からはバリトンパート。今回の曲は
すべて覚え直し。以上第1部・第2部は暗譜でありました。
以上第1部・第2部の合唱指導・指揮は中瀬日佐男先生、ピアノと汽車ぽっぽ
の駅長役は岡田朋子先生でした。
■第3部:フォーレ『レクイエム』
そして15分の休憩を挟み、今日のメインはガブリエル・フォーレの
レクイエム。ボクにとっては初めてのパイプオルガンによる合唱曲。
レクイエム(死者のためのミサ)というと、その曲の趣旨柄、大概どこか
暗い部分のある曲が多いです。ところがこのフォーレのこれは大変
美しいのです。
なぜかというとフォーレは、死を恐怖ではなく喜びとして捉えたから。
だから最初の作品の中には、当時必要不可欠な「最後の審判」の場面である
「怒りの日」(Dies iræ)がなかった。だから司祭からは、この曲は(宗教上)
斬新過ぎると相当非難されたようですが、この解釈には人間として共感できる
ものがあるように思います。
このレクイエムは発表後もフォーレは曲を追加し手を加え続け今の形に。
落ち着くまで6~7年経過しています。上記怒りの日の部分も、途中書き足して
「リベラ・メ」(Libera me)に抱合される形でちょっとだけ顔を出します。
第2曲オッフェルトリウムと第6曲リベラ・メのバリトンソロは
指揮者の中瀬日佐男先生。
第3部パイプオルガン演奏は櫻谷真理子先生。
そして第4曲ピエ・イエズの美しいソプラノソロは渡辺早織先生でした。
■アンコール:モーツァルト『アヴェ・ヴェルム・コルプス(Ave verum corpus)』
最後はこの曲。賛美の気持ち一杯に静かに歌うこの曲は最後の曲としてふさわしい
敬虔なる旋律で我々の定番の一曲です。オルガンでの伴奏では合唱団でも初めてと
なります。忘れられない響きでした。
来場されたお客様、想像していた以上に多くの方に来て戴きました。また皆さん
からはアンケートを細かく書いて戴きました。感謝致します。
終了後の打ち上げ会では皆さんの御意見などを拝見しつつ出演された先生方
を交え、お酒を楽しみました。
締めは有志でカラオケ(笑)。とても楽しい一日でした。
そしてお足元の悪い中を御来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
14時の開演を前に朝9時過ぎ、雨交じりの天候の中、会場である府中の森
芸術劇場ウィーンホールへ。
このホールとある雑誌で音の良いホールで全国第一位に選ばれたことも。
本当に心地良い会場であります。
午前10時より中瀬先生指導の下、最終リハーサル。
いつも通りの和気藹々の雰囲気の中にも緊張が混じります。
一通り通し終えるともう本番間近。お客さんの入場13時30分もあと1時間位。
控え室で家で用意してもらったおにぎりを。お腹の準備は完了。スーツに着替えて
再度舞台脇へ向かいます。会場入口はお客さんも並び始めていました
舞台側に居る僕らにとって、会場の様子は舞台袖のモニターでのみ確認できます。
これはまだ入場前ですね。
雨天曇天でお客さんの入り具合がちょっと気になるところ。
■第1部:ガブリエル・フォーレ『ラシーヌの雅歌(Cantique de Jean Racine)』。
先日府中「合唱祭」でやった曲です。フォーレ18歳の音楽学校卒業作品。
歌詞はフランス語。
■第2部:愛唱曲集
汽車ぽっぽ-ふるさと-七つの子-赤とんぼ-浜辺の歌-早春賦
雨(混声合唱曲「水のいのち」より)
風が(混声合唱曲「心の四季」より)
大地讃頌(カンタータ「土の歌」より)
河口(混声合唱組曲「筑後川」より)
前半は昔からみんな良く知っている曲、後半は現在、音楽の授業等で
よく歌われる曲(のよう)です。
このうちいくつかは以前もフロイデの演奏会で歌いましたが、前回まで
テノールを歌っておりましたが今回からはバリトンパート。今回の曲は
すべて覚え直し。以上第1部・第2部は暗譜でありました。
以上第1部・第2部の合唱指導・指揮は中瀬日佐男先生、ピアノと汽車ぽっぽ
の駅長役は岡田朋子先生でした。
■第3部:フォーレ『レクイエム』
そして15分の休憩を挟み、今日のメインはガブリエル・フォーレの
レクイエム。ボクにとっては初めてのパイプオルガンによる合唱曲。
レクイエム(死者のためのミサ)というと、その曲の趣旨柄、大概どこか
暗い部分のある曲が多いです。ところがこのフォーレのこれは大変
美しいのです。
なぜかというとフォーレは、死を恐怖ではなく喜びとして捉えたから。
だから最初の作品の中には、当時必要不可欠な「最後の審判」の場面である
「怒りの日」(Dies iræ)がなかった。だから司祭からは、この曲は(宗教上)
斬新過ぎると相当非難されたようですが、この解釈には人間として共感できる
ものがあるように思います。
このレクイエムは発表後もフォーレは曲を追加し手を加え続け今の形に。
落ち着くまで6~7年経過しています。上記怒りの日の部分も、途中書き足して
「リベラ・メ」(Libera me)に抱合される形でちょっとだけ顔を出します。
第2曲オッフェルトリウムと第6曲リベラ・メのバリトンソロは
指揮者の中瀬日佐男先生。
第3部パイプオルガン演奏は櫻谷真理子先生。
そして第4曲ピエ・イエズの美しいソプラノソロは渡辺早織先生でした。
■アンコール:モーツァルト『アヴェ・ヴェルム・コルプス(Ave verum corpus)』
最後はこの曲。賛美の気持ち一杯に静かに歌うこの曲は最後の曲としてふさわしい
敬虔なる旋律で我々の定番の一曲です。オルガンでの伴奏では合唱団でも初めてと
なります。忘れられない響きでした。
来場されたお客様、想像していた以上に多くの方に来て戴きました。また皆さん
からはアンケートを細かく書いて戴きました。感謝致します。
終了後の打ち上げ会では皆さんの御意見などを拝見しつつ出演された先生方
を交え、お酒を楽しみました。
締めは有志でカラオケ(笑)。とても楽しい一日でした。
そしてお足元の悪い中を御来場くださった皆様、本当にありがとうございました。