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公共を考える討論(6年 社会科)

2011-01-09 20:27:26 | Weblog

公共について教科書を使って調べると次のように書いてある。
「“公共”っては“みんな”ということだったね」

そして、さらに調べていくと、
学級では次のようにまとまった。


「みんな」のお金を
「みんな」のための施設やサービスのために
使うのが政治の役割のひとつである。


ここで「みんな」という言葉を検討させた。
「みんな」とはいったい誰のことを指すのか。

子どもたちから、

・ 日本国民
・ 日本人の大人
・ 日本人の働いている人
・ 日本に住んでいる働いている人

という意見が出た。
そこで、

【「みんなのお金」の「みんな」には、小学生は含まれるのか】


という論題で討論を行った。
おもに、次のような視点で討論が行われた。


【含まれる派の意見】
・ 自分で買い物をするときに消費税を払っている
・ 子どもの人数によってかかるお金が変わってくる
・ お小遣いは使うのも貯めるのも自分で選べる
・ 文具を「自分のお金で買いなさい」といわれる

【含まれない派の意見】
・ お小遣いは保護者が働いてきたお金。
・ 小学生のお金は保護者が管理している
・ お年玉など、使うためには家の人の許可がいる
・ 悪いことをしたら、お小遣いが貰えない時がある
・ 低学年のころはお小遣いをもらっていなかった。


お小遣いと消費税が中心となって討論が行われた。

そして私の意見を述べた。


・ 先生は小学生も含まれると考える
・ 使う額、あるいは使う使わないを選択することができる。
・ もともとは保護者のお金ということであれば、保護者のお金も
  もともとは会社などのお金である。
・ 以上のことから消費税は小学生も払っている
・ よって小学生は「みんな」に含まれるとかんがえる。

消費税は間接税である。
間接税とは、商品やサービスと買った人がお店などを介して
支払う税金のことである。
このことから、消費税は買った人つまり、小学生も収めている
ということになる。

 
 

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