12月22日(日) 「25年目の弦楽四重奏」
狂い始めた完璧なカルテットに、最終楽章の幕は上がるのか。ベートーヴェンの名曲にのせて、豪華アカデミー俳優が奏でる感動のアンサンブルドラマ。/フィリップ・シーモア・ホフマン、クリストファー・ウォーケンなど、豪華アカデミー賞俳優陣が最高の演技を魅せる、極上の演技合戦!/カルテットのリーダーであるチェリストを演じるのは、『ディア・ハンター』でアカデミー賞助演男優賞を受賞、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』で同賞にノミネートされたクリストファー・ウォーケン。人間味あふれる、第2ヴァイオリン奏者を、『カポーティ』でアカデミー賞主演男優賞を獲得し、『ザ・マスター』で同賞助演男優賞にノミネートされたフィリップ・シーモア・ホフマンが演じ、『マルコヴィッチの穴』と『カポーティ』で、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたキャサリン・キーナーは、その妻であり、カルテット唯一の女性ヴィオラ奏者を演じる。第1ヴァイオリン奏者に『シンドラーのリスト』のマーク・イヴァニールが扮し、芸術を追求する人間の孤独を演じた。4人の名優が、生きることの喜びと哀しみ、輝きと翳りを演じ切り、見事なアンサンブルを奏でた。/音楽はデヴィッド・リンチ作品でお馴染みのアンジェロ・バダラメンティ、撮影は、デヴィッド・リンチ、ジム・ジャームッシュ、アン・リー作品を手掛けるフレデリック・エルムズなど、多彩な製作陣!/監督を務めるのは、脚本と製作も手掛けたデビュー作のドキュメンタリー映画が世界各国の映画祭で数多くの賞に輝いた、ヤーロン・ジルバーマン。本作が長編劇映画初監督となる。撮影は、ジム・ジャームッシュやアン・リー作品で知られるフレデリック・エルムズ。劇中スコアの作曲は、デヴィッド・リンチ作品を数多く手がけている、アンジェロ・バダラメンティ。/ベートーヴェンの傑作「弦楽四重奏曲第14番」を人生に重ねた、珠玉の人間ドラマ。/不世出の天才作曲家ベートーヴェンが、亡くなる半年前に完成させた、弦楽四重奏第14番。ベートーヴェンは、全7楽章を“アタッカ"で、つまり途切れることなく演奏するべきだと言い遺した。だが、その言葉に従えば、演奏の途中で楽器をチューニングすることは不可能だ。そう、これは狂っていく音程の中で演奏するという、画期的な名曲なのだ。そんなベートーヴェンの傑作に、深くインスパイアされた映画が誕生した。歪んでいく音色のなかに、調和を探し続けなければならない演奏に、人生そのものを重ねた物語だ/劇中演奏はブレンターノ弦楽四重奏団。世界的人気メゾソプラノ歌手のアンネ=ゾフィ・オッターが出演するなど、プロの音楽家・演奏家が制作に携わる本格音楽映画。
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