先月、中学生の頃の恩師に「講演に来てくれないかな？？」とメールを頂き、行ってまいりました
実は今回が二回目。
最初は母校で、依頼を頂いたときは
「えぇ！？私にそんなん出来ませんよ
」
と言っていたのですが、私の区域の中学校には（他にもあるかもですが・・。）
トライやるウィークというものを実施するんです。
それは、一週間、会社や美容院やケーキ屋さん等、実際に働いている場所に行って、お手伝いさせて頂くというもの＾＾
私が中学生の時に始まり、第一号でした。ある薬品会社へ行き、いろいろと教えて貰いながら、いつもと全く違う環境がとても楽しくて、素晴らしい１週間だった事を覚えています
そしてちょうどそのトライやるウィークをしたりで、進路を考えていく頃という中学２年生に、『働く人の声』を聞かせたいとの事でした。
“女流棋士”は兵庫県で初めてですし、珍しいので
『私でお役に立てるならば・・・・・、頑張ります』
という事で第一回目をさせて頂きました。。
２回目は、消防署の方３人とJR勤務の女の子、そして私。１２０名くらいの中学２年生への講演でした。
時間は１５分～２０分。２回目なのでちょっとは慣れたかなと思っていても、やっぱり人前で喋るのは緊張しました
『ん？聞き手の仕事してるじゃないか？』
と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、全然違う感じなんです。
まず、聞き手は将棋盤を見ることが多いけど、講演は人をずっと見ていること！
そして、自分がずっと喋り、その言葉をずっと聞いてくださってること・・。
話した内容は“女流棋士”とは何か。とか、どういう仕事をしているかとか
それになる為にどんなことをしたかとか。
終わった後は、もっとこう話せば良かったとかっていうのも多々ありました
未熟で申し訳ないなという気持ちも・・・。
そして数日前に写真のように、話を聞いてくれた皆の手紙が届いたんです
第一回目でも母校の子達から頂きました
「はじめ、女流棋士と聞いてなんやろ？って思ったけど、今回はなしを聞いてよくわかりました。」
とか、
「タイトル取れるよう頑張って下さい」
とか、
「小さい頃将棋をやってたけど、負けてやめてたんですが、もう一度してみようかなと思いました。」
とか、沢山書いてくれていました。
私の不十分な話でも、少しでも“女流棋士”という職業をわかってくれたこと。
そして応援してくれる事。将棋に興味を持ってくれた事。
本当に嬉しかったですし、感激しました
そしてめっちゃ元気を貰いました
私にこういう機会を与えて頂いた先生には本当に感謝感謝です！
何事も挑戦！ですね(≧∀≦)ノ
」
ワンコインってやっぱり安いですね～
