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琉球古武道雑記

琉球古武道に関するヨモヤマ話

第六回 立ち方その1

2006年01月23日 23時50分13秒 | Weblog
 立ち方を覚える時に、基になるのは自分の足のサイズです。厳密に言えば、各人体格に応じた歩幅を堅持するための目安になるのが足のサイズだと思います。最も一般的な四股立ちや前屈立ちを作る場合、初心者が写真の形を真似ても自分の歩幅は決まりにくいものです。おそらく真似てみた立ち方は負担の少ない楽な立ち方になっているでしょう。もちろん楽に立つというのは悪いことではないのですが、それは次の段階の話で始めは体が悲鳴を上げるぐらいきつくないといけません。それがきつくなくなったとき始めて楽に立つことができるようになります。楽に立つとは手抜き(?)して立つというのではなくきつい姿勢でも、楽であると言うことです。楽に立てるようになると、歩幅の広い、一見居着いているような立ち方でも流れるように動けるようになります。そのための第一歩として、自分の体のモノサシを使用して自分の体に合った立ち方を覚えるようにします。そのモノサシの一つが、足のサイズであり、肩幅であり、腰から股下迄の寸法なのです。