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琉球古武道雑記

琉球古武道に関するヨモヤマ話

番外

2006年02月15日 22時26分01秒 | Weblog
 棒術の次は釵術と考えていたのですが、その前にちょっと違うことをやってみようと思っています。それは武術の効用の一つであり、また目的のひとつでありますところの護身です。それを琉球古武道の技術を使用し、しかも女性や年配者にも可能なものというこうとで考えています。以下にその概念のいくつかを紹介します。

 1.専守防衛の武器術であること。ことさら相手を傷つけるのではなく、相手が攻撃し難い状況にし害意を喪失させる。
 2.圧倒的に被害の多い刃物や鈍器等の攻撃に対して有効であること。
 3.一般家庭の家屋内など狭い場所で有効なものであること。
 4.習得に多くの年月を要さないこと。

 等です。なんとなく即席かつ安直な印象を受けるかもしれません。また生兵法は大けがの元、素人が安易に護身術を学んでもかえって危険が増すと識者の方々からお叱りを頂戴することも予想されます。しかしここ数年見ず知らずの人間が家庭内に押し入って、いきなり刃物で切りつけるなどという考えられない事件が多発しています。ちょっと前なら、護身の最大の心得は危険に遭わないようにすることと言っていましたが、普通に生活している家庭内にいきなり危険が飛び込んできて自分の身に災いが降りかかった時、生兵法は大けがのもととすましていられるかどうか、生兵法であれなんであれ抵抗しなければ生命を守ることができないとしたら、少しでも生存の可能性を広げることが出来る方法をお伝えすることも武術に関わる私たちの責務ではないかと考えました。ようやく構想の段階から実現に向けての準備段階に入りました。2月中には具体的な内容を HPにアップ出来ると思います。以上