今年の冬はキムチづくりに挑戦しました。
年末に初めてやってみて、気がつけば2か月のうちに4回。
ようやく勘所がわかってきたような気がするので、来年の為に記録しておく。
こちらが初めて作ったキムチ。
キムチというよりは、まだこの段階では唐辛子入り漬物といったルックス。
そもそも、キムチを作ろうと思ったきっかけはこどもたちに食べさせる為でした。
辛い物を食べれるようになってきた子供たちが意外と市販のキムチを食べるので驚いていたのですが、
あるときアミノ酸や酵母エキスの旨味にやられてるだけだなーと気がつきました。
これはいかん、とうことで手作りしてみようと思ったのがきっかけ。
まわりを見渡せば白菜はお裾分けでよくいただくし、手作りの魚醤もある。
ならば、ということでトライしてみたのが年末。
先ほどの薄い色のキムチは、思いついた勢いでそのままろくに調べもせず作ったもの。
家に転がっていたチリパウダーや昆布に煮干しなど本当のありあわせで作ってみた。
そしたら、まあ、あまり美味しくはない。
いや、美味しくなくはないけど、キムチではなかった。
そこでこれだけは必要だなーと思って韓国食材店からお取り寄せしてみました。
手順は、下準備として白菜の塩漬けと脱水があります。
白菜を1玉分ザクザク切り、重量比10%の塩を加えて良くかき混ぜて1時間ほど漬ける。
水が出たら一旦水でざぶざぶ洗い、塩を落とす。
それを絞ってザルに入れ、その上に重しをのせているのがこの写真。
重たい鋳鉄の鍋の中には、ダンベルの重量調節に使う錘が入っています。
もう水が出ないところまでしっかり水を抜くことが一つ目のポイント。
二つ目は、ヤンニョムづくり。
材料はこんなかんじ。
<キムチのり>
小麦粉 大さじ1と1/2
水 80cc
<ヤンニョム>
唐辛子粉 100g
自家製魚醤 80cc
自家製いか塩辛 50g
おろしにんにく 70g
砂糖 70g
干しエビ 半袋
りんご1個
自家製塩麹
うっかりリンゴを忘れた時には、家にあった八朔の果汁と蜂蜜を加えてごまかしてみたり。
これに人参や大根の細切り、ネギなど白菜以外の野菜はこちらに入れちゃう。
出来あがったヤンニョムと水気をしぼった白菜をよく混ぜ合わせたら、完成。
ジップロックに入れて冷蔵庫で保存し、美味しくなるまでちょっとずつ毎日味見。
この辺は発酵食品に共通の大事な作業ですね。
自分で作った魚醤と、自分で作った塩辛がより深い旨味を作り出しているような錯覚に陥って
美味しいキムチができています。
これでまたひとつ、市販のものが食べられなくなってしまいました。
ちなみに、以前はコチラで怪しいけど美味しいキムチを買っていました。
ちゃんと作られたものの味を知っておくというのは大事なことですね。
手作り魚醤の記事はコチラ
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