ついに鯵の魚醤が完成した。
H25 12/25と記載があるので、実に3年と2か月。
たまーに気になりつつも、なんだか開けるのが億劫になっていた魚醤の封印を解いた。
塩と鯵だけだったとは思えないどろどろした物体になっています。
匂いは強烈ですが、腐敗臭ではなくナンプラーのそれそのもの。
においが移ることも考えて、コーヒーフィルターは使わずに即席濾過機で。
はいっ!
こちらが完成品。
250mlを濾すのに1日半かかりました。
10秒に1滴くらいのペース。
最初は荒い目で濾してだんだん目を細かくすればもっと早かったかな?
肉眼で見るよりは薄い色の写真になっちゃったけど、こんな感じでさらっとしてます。
タイのお土産でもらって愛用しているナンプラーに比べると、香りもスッキリ。
実際になめてみても、クセは無く料理に使えそう。
まずはパスタでも作ってみるかな。
様々な料理の隠し味に、活躍しそうです。
てづくり魚醤、おすすめです。
人とのつながりは盲亀浮木の如く。
大海に住む盲目の亀が百年にただ一度だけ海面に浮かんでくる時に、
たまたま穴の開いた流木が浮いて、その流木の穴に首入れるという仏教の寓話があります。
言わば、めぐり合うことは非常に難しいことの例えです。
このように考えてみると、
血のつながる家族となることは、盲亀浮木のような奇跡の確率です。
生まれてくることは、両親がいます。
両親のそれぞれの両親、4人。時間軸をさかのぼっていくと、
10代を遡ったら自分と同じ血が流れている先祖は1024人。
20代前だと100万人!!
そのうちのただのひとりでも欠けたら、自分はいま存在していないです。
「命」を次につないできたから、現在の自分の「命」があります・・・
奇跡的なことのように思えます。
先祖に手を合わせて感謝の心は常に大切にしていきたいです。