昨年の11月に海士町の学校給食を生産者の一人として食べる機会に恵まれました。
交流給食と題して毎年行われている取り組みで、6年前にも参加させていただいたことがあります。
その時と比べると校舎も新しくなっているし、実際に給食にかかわっている度合いが増しているので
新たな気持ちで参加させていただくことができました。
当日のメニューは給食センターさんのfacebook投稿をご覧いただければわかるのですが、
鯛の生姜バター包みとイカ大根に自分が加工した食材が使われていました。
真鯛は大きなサイズが水揚げされるたびに仕入れて少しずつ切り身を製造し、ストックしていました。
すべてのメニューが本当においしかったのですが、特にこの一品は
魚好き、魚料理好きの自分からしても嬉しい美味しさでした。
学校給食って約200名分をいっぺんに作るのにこんなに美味しくできるのって
すごいことだなーと感心します。食べるときにちゃんと温かいし。
自分だけでなく多くの生産者が、そしてもちろん調理にかかわる方々が子供たちのために日々努力されています。
子供たちも、食べる前に食材の紹介をしたり工夫してそのことに向き合っています。
そして一緒にそれを囲んで食事ができる機会がある。
こんな環境なかなかないですよね。
子供たちからお手紙と席札をいただきました。
同じテーブルを囲んだ4年生の一人一人から好きな魚について書いてくれていました。
これは今後も水産加工をしていくうえで大切にしたい宝物です。
いい環境で仕事をさせてもらっていることに感謝です。
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