新年あけましておめでとうございます。
去年のブログネタはまだいくつか書けてないのがあるのですが、まとめるために恒例の。
2018年の出来事ベスト10(順不同)
・OCEANチャレンジ
・漁協加工部立ち上げ
・鯖養殖テスト
・「海士の宝」シリーズ発売
・コクリ!海士&あまちゃん食堂
・飯野登起子さん来島
・同窓会
ノミネートの時点では30個ありましたので、自分史上最高に充実した年だったと言えるでしょう。
でもそれは毎年思ってるな。
どんどん良くなっているし、死ぬときがピークと言える人生を目指してます。
さて、それぞれを振り返って。
水産分野の起業家を育成するプログラムに参加し、4か月東京に通った。
海士にいる間もオンラインでのセッションをしたり、海士の仲間にいろいろ聞いてもらったり。
この時間を通じて、やりたいことをやるための作法みたいなものが少しだけわかった気がしている。
ないものは、持ってる人に借りればいい。
スキルがなければ、持っている人を仲間にする。お金がなければ、ビジョンに共感してくれる人を探せばいい。
なんでもできるし、できないのはやらないから。起業家じゃないけど、マインドは少し備わったかな。
そして、自分の仕事を水産加工にシフトした。
自分が暮らす島が、自分が住みたいと思える「魚のある」日常に近づくために、自分ができること。
地域の人が獲った魚を、地域の人が食べて支える。
地域の人がしたい仕事を、地域の人が評価して成り立つ。
そのための仕組みづくりを「今」したいと思ってます。
地域で獲れた魚を無駄にすることなく資源として循環する仕組みを作りたくて、
実際に海に生け簀を浮かべてテストをしました。
残念ながら生存率は低かったです。
いろんな事業体が共同で進める大きな取り組みなだけに、
その進め方の難しさがあった。
ただ、漁業は獲って終わりの時代は終わりだと思っているし、
方向性自体は間違っていないと思っているので今後どうするかが課題。
地元の海産物を使った美味しいお土産がついにできた。
いろんな人のご縁をいただいて味もデザインも納得いくものにすることができた。
最終的には直売所で自分たちが売るおみやげは、すべて地元産に切り替えていきたい。
12月に発売になってから順調に売れていて、さっそく1月には追加製造の準備中です。
ありがたや。
盛り付けデザイナーの飯野さんは、親友からもらった縁で知り合い、まずは海士を知りたいと来てくれました。
地域で食に携わっている人同志をつないだり、その素晴らしさを伝えていくときに
彼女が持っている素晴らしい「魅せ方」から学び、取り組まれている活動を参考にさせてもらいたい。
なんとなくこれから自分がしていきたいことにつながっている勘が働いています。
仲間と一緒に作りたい世界を作る小さな実験というか、第一歩になりました。
この日飲んだ酒は、前職で関わった作品が「本屋大賞」受賞の知らせを聞いたときと
同じくらいの美味しさでした。
・同窓会
中学高校と6年間を共に過ごしたむさくるしい男たちと20年ぶりに再会を果たした。
仲のいい奴らはちょくちょく会っていたけど、同級生たちみんな全然変わってなかった。
先生にも再会できてよかった。
自分が間違いなくオッサンになったのだという実感が湧きました。
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