恋活女~恋とお酒と音楽と~

東京歴5年、沖縄歴15年!恋とお酒が大好きな「恋活アラフォー女」が、日々の思いを綴ります。

恋活女、「不況でもモノを売る営業マン」に想う

2011-06-29 18:48:32 | 日記
働く現場から、名言が次々に飛び出しました!
営業という仕事だけじゃなく、
恋愛にも通じるものがあるんじゃないかな、なんて思ってました。


NHK総合の番組「ディープピープル」
「不況でもモノを売る営業マン」の特集。
旅行業界、住宅業界、人材業界から、
トップセールスマンが集まって、仕事について語り合いました。

「相手を知ることが全て」 
 徹底的に、クライアントの研究をする人材広告の営業ウーマン。

「市場の中に答えはある」 
 お客さまからニーズを聴きだし、旅行の商品開発に活かす営業マン。

「接客は人間観察」 
 住宅展示場にやってきた家族をジーッと観察し、力関係を見極めてから、商談に活かす住宅の営業マン。

この他にも…
「原稿を読んでいては、人は口説けない」

「商売は理論じゃない。人間関係」

「モノを売らずに、自分を売る」

難しいことじゃない。
どれもとてもシンプルなことだと思うのですが、なかなかできません。

「営業」というと、相手に何かを「売りつける」ことになってはいないか。
「売らなきゃ」と思うあまり、押しつけになっていないか。

なんだか、自問自答しながら見ていました。
なので、もうひとつの名言を。
「売り手も買い手も幸せにする」

「あなたと知り合えて、よかった」って言ってもらえるような
そんな仕事をしたいな、と
そんな恋愛をしたいな、と
そんなふうに想ったのでした。

恋活女、オペラで「声」の可能性を感じる

2011-06-18 23:07:06 | 日記
すごいんです!人間のもっている能力って、
どこまでも伸びるんだなって、本当に感じます!!


初めて体験しました!「オペラ」もちろん、ナマで!
会場は、江東区の住吉駅近くにある「ティアラこうとう」小ホール。
100名くらいが入ればいっぱいになりそうな会場です。
テレビなどで見る、豪華な衣装や舞台装置やオーケストラはありませんでした。
その会場の舞台にあるのは、ピアノが一台だけ。
出演者の服装は、普通のタキシードやドレス。
オペラ自体見るのは初めてなので、
どんなステージになるんだろうと思っていました。

前半は、
5人の出演者たちが、順番に独唱。
きっと皆さん、自分の十八番を歌ったのでしょう。
その表現力たるやっっっ!!!
オペラの歌は、ほとんどがイタリア語なので、
歌詞の意味なんかわからないのに、
ピアノ一台とその歌声で、場面がわかっちゃうんです!

この人は情熱的な愛を歌ってる、とか
愛する人が何処か遠くに行っちゃったのね、とか
力強く人々や国を守る歌なのね、とか…。
不思議なんですけど、わかるんですね。

それってまさに「表現力」すごいです。

で、独唱を見ながら思ったんです。
「舞台装置や衣装のないオペラは、落語に似ている」

落語も、舞台装置なんてなくて、
衣装も普通の着物なのに、
喋り出した途端、
蕎麦屋だったり、どこかの長屋だったり、どこかの店先だったりする。
噺家さんも
八っつぁんだったり、熊さんだったり、坊主だったり、番頭さんだったりする。
これも「表現力」ですね。

後半は、
オペラ「蝶々夫人」の抜粋バージョン。
これも、舞台装置や衣装なし。
楽器はピアノの他に、チェロやバイオリンが加わりました。
ちなみに「蝶々夫人」は
お話の舞台が長崎で、主人公は日本人、相手役はアメリカ人
という設定であることを、今回初めて知りました。

ここで私が思ったこと。
表現力はもちろんですが、

人間の声量って、すごい!!

オペラでは、マイクは使いません。ナマの声です。
声だけで、4台の弦楽器とピアノを合わせた音量に勝つんですよ!!
本場では、オーケストラの音に、声が勝つんですよ!!!
すごい声量です!
もう、すごいとしか言いようがありません。

オペラができた頃なんて、きっと電気はなかったと思うので
マイクを使わないステージをやるしかなかったのかもしれません。
それで、あの歌い方、あの声量にたどり着いたのかも。

とにかく、オペラでは、人間の声が、どこまでも響いています。
そこには、言語の違いはありません。
もちろん、国境なんてありません。

表現力と声量。
声という人間の能力に、ものすごい力と可能性を感じました。

恋活女、「フミダス」で新発見!

2011-06-13 13:25:27 | 日記
「やってみたいけれど、なんだかチャンスがなくて…」って思ってること、ありませんか?
そんな時、私は通信講座のCMを思い出して
「フミダス」ことにしています。

「オペラの前説の会」というものに行ってきました。
オペラは、あの素晴らしい声に興味があったんです。
私も声をつかうお仕事なので。
でもなんとなく、言葉はわからないし(ほとんどイタリア語)
敷居が高そうで行くチャンスがありませんでした。

そんな私を一歩「フミダス」させてくれたのは、ツイッター。
ツイッター仲間の中に、なんとオペラ歌手の方(以下、Kさん)がいたんです!もう、びっくり!
あまり共通点はなさそうなのに、ウマが合うというか、お互いにツイートしあって、結構仲良くなりました。
で、その方のお誘いで、オペラの舞台(6月17日)を見に行くことになったのですが、
その前に「オペラ初心者のための前説の会」を開いてくださったわけです。
参加者は、私を含めて3人だったので、ティータイムの延長みたいな感じで、ゆっくりお話をきいてきました。

その中で最初に出たお話しが、
オペラ、能、ミュージカル、一見、何の関係もなさそうなこの3つの舞台に、
実は共通点があるということ。
オペラの定義は「歌唱と演技でつくる総合芸術」なんですって。
そういわれると、ミュージカルとは確かに似ている気がする…。
でも、日本古来の「能」と西洋の「オペラ」が、似てる?と、疑問に思っていると、
Kさん曰く「能も、歌唱と演技でつくる総合芸術ですからね」
あ、確かに!なるほど~!

ただし、「オペラは足し算の芸術で、能は引き算の芸術」なのだそうです。
オペラでは、歌+演技を表現するのに、豪華な衣装や舞台装置、オーケストラなど、
あらゆるものがプラスされて、ひとつの舞台をつくる。
けれど能では、同じ歌+演技でも、
舞台、楽器、そして所作すらも、シンプルな舞台です。
それは「想像させる舞台」だからなのだそうです。
例えば、演者が一歩進んだだけなのに、はるか遠くまで歩いたことになる、とか。
見ている人に想像してもらうという点では、
本を読むときに似ているかもしれない、とKさんは仰っていました。
なるほど~。

こういうお話を聞いているうちに、
オペラだけでなく、能にも興味がわいてきました。
一歩「フミダス」したことで、
新たな発見!の連鎖が続きそうです♪

恋活女、写真展に「伝える」を想う

2011-06-05 18:44:33 | 日記
誰かに何かを伝える、ってムズカシイ。
文字でも、写真や映像でも…
直接会っても、難しいことすらある。
「何を伝えたいか」が明確でなければ。


写真展に行ってきました。
プロもアマチュアもいろんな人が出品していて、その数、300点以上!
人、動物、風景、祭り、スポーツ…
本当に、いろんなカメラマンが、
いろんな瞬間を切り取っていて、どれもいいなぁ、と思いました。

その中でも、私の印象に残ったのは「妖艶」という作品。
芸者さんか舞妓さんの
目の下くらいからデコルテ(胸と首の間くらいの部分)を切り取った写真です。

白く化粧された鼻や顎、白塗りされた鎖骨、
白い襦袢の襟と薄いベージュのような着物の襟…
写真全体が白っぽいのですが、
ほぼ中心にあるのが、真っ赤な紅を塗った口唇。

顔を撮っているわけでもない、カラダを撮っているわけでもない。
けれど、なんとも妖艶なんです。

話はかわって、
先日、異業種交流会でお会いしたのが「片づけアドバイザー」の女性。
テレビのワイドショーや女性誌に「カンタン収納法」とか、いろいろハウツー的な話題が出ますが、
そういうことをいろんな方にお教えしている「片づけのプロ」ですね。
その方は、まだあまりメディアには出ていないらしく、
「本や原稿の依頼が来るのだけれど、文章でどう伝えたらいいかわからない」と仰っていました。
私が、ライターの仕事もしているので、そういうお話になったのですが。

片づけプロの方だったので、私はこう答えました。
「片づけと一緒です。たくさんの言葉を書いてみて、そこからいらないものを削ればいいんです」

私、想うんです。
言葉も、写真も、伝えたいことがあったら「引き算」なんだなって。
だけど、あくまでも「引き算」できるのは
たくさんの材料があって、その中から「引く」ってことです。
最初から、少ない材料しかなかったら、引き算にはなりません。
たくさんの材料の中から、伝えたいエッセンスだけを残すから、いいものができる。
私は、そう想っています。

だけどね~。
恋ばかりは、そうはいかないんですよね。。。
どんなに経験を積んで、いろんな材料が集まっても、
引き算したからって、伝わるものじゃないんですよね~。

「伝える」って、本当にムズカシイわ。。。