熊じぃの戯言

感じるままに、どのジャンルの話にも頭を突っ込んで書いています。

オシムジャパンの大改革!?

2006-08-15 15:05:46 | 日本代表
オシムさんが日本代表監督としてあらゆる面で改善を要求している。

一つは協会、第2にマスコミ、第3にサポータそして選手。その他細かい点まで入れると数多くある。

まさしくオシムジャパンは日本のおかしな点にメスを入れる大改革を実行中である。


最近の記事から2~3拾って見ると


①オシム監督マスコミも鍛える?

http://www.nikkansports.com/soccer/japan/p-sc-tp2-20060815-75721.html

 記者会見場の空気が凍り付いた。前日13日。新潟合宿初日の練習後のことだ。冒頭の「メンバー発表日の練習になりましたが」という質問に、オシム監督は表情を厳しくした。「質問の意図が分からないので、答えられない。だいたい発表当日に練習をしてはいけないのか? もし日本に、そういう、しきたりがあるのなら謝りますがね」。首をすくめるしぐさで、顔をしかめた。

 ピッチ上ではフィールドの選手たち全員に、90分間走り続けることを求める指揮官。厳しいまなざしは、マスコミなどピッチ外にも向けられる。05年のナビスコ杯決勝前夜祭のことだ。「初めて来日された東京五輪から40年。日本のサッカーはどのように変わったと感じるか?」。何げない質問に、返答はヒートアップした。「当時から、機動性に優れるという特長はあった。それを生かして大きく成長を遂げていると思う。だが問題は、君たちマスコミだ。40年間、まったく成長していないのでは?」。フォローを入れたのは、監督の理解者である千葉の祖母井GM。「愛のムチやね。監督は、サッカーが良くなるためにはマスコミも、しっかりしないといけないと思っているんよ」。

 協会スタッフに対する要求も厳しい。9日のトリニダード・トバゴ戦後の会見。「事前の合宿期間も足りない。A3杯の関係で、自由に選手も選べないし、グラウンドも荒れている」。歯に衣(きぬ)着せぬ発言で、日本代表強化のために、もっと尽力することを求めた。オシムイズムは、サッカーにかかわるものすべてを鍛え上げようとしている。

[2006年8月15日7時58分 紙面から]




②オシム監督カミナリ連発、巻に怒声
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/p-sc-tp2-20060815-75722.html

 カミナリ連発! オシム監督が練習で、何度も怒りをあらわにした。まず矛先になったのは、元教え子の千葉の選手たち。ポストプレーでミスをしたFW巻に対し、怒声を何度もピッチに響かせた。「一番、名前を呼ばれていた理由? 一番ミスをしていたからです」と巻。サイドでの2対2の局面を打開する練習では、手本役に選ばれたMF羽生が、プレー1回でMF阿部との交代を命じられた。練習後には「今日は特に疲れた」と肩を落としていた。

 紅白戦では、カウンターで失点したDF闘莉王ら3バックに対し「攻守が変わった時に、3人そろって寝ているから、対応ができないんだ」とバッサリ。攻撃時に、目の前のスペースを突けないDF坪井のプレーにも怒り心頭。ピッチを背にして、首を振った。

 代表監督就任後、これまではピッチでも笑顔が目立っていた。だが、序章は終わった。本格的な戦術練習も始まっている。怒りはオシム監督が、指導に本腰を入れ始めた証拠だ。巻は「千葉ではもっとガーッと言うこともあった。3年半、怒られ続けてきましたから。いや、指摘されてきたといった方がいいかな」と前を向いた。怒声の分だけ、オシムジャパンが完成へ向け加速する。【塩畑大輔】

[2006年8月15日7時59分 紙面から]




③オシム監督、通訳を変更
http://www.nikkansports.com/soccer/japan/p-sc-tp2-20060815-75724.html


塚田通訳(中央)とオシム監督  オシム監督は通訳にも変化を求める。16日のアジア杯1次予選イエメン戦に向けた新潟合宿2日目の14日、練習時のメーン通訳が、これまでの千田通訳から塚田通訳に変更された。これまで3人体制を敷いてきたが、この日の練習で初めて切り替わった。オシム監督の考えを、速く正しく伝えるため、通訳も修行する。

 オシム監督の「分身」となる通訳のテストが本格化した。通算4度目の練習となったこの日、変化が表れた。前回合宿から通じて、練習時にメーン通訳だった千田通訳から塚田通訳に変更。指揮官同様に身ぶり手ぶりを交えて「動きながら考えながらボールを回せ」「ミスした時にプレッシャーをかけに行け」と、ピッチに響く大きな声で選手に指示を伝えた。

 通訳はセルビア語の話せる3人体制を敷いてきたが、練習前にスタッフ同士で話し合い、入れ替えを決定。オシム監督に伝えた。小野技術委員長は「オシムさんの練習の特徴に合わせてスムーズに行けるように考えてのもの」と説明。塚田通訳は「テストみたいな形です」と仕事に臨んだ。

 難解なメニューをその場で決めるのがオシム流の練習。その上、指示も目まぐるしく出される。内野通訳は「主語を言わないことがあるので通訳が理解して伝えないといけない。判断力も必要」と痛感している。速く、正しく、簡潔に伝えるためには経験が必要だ。千葉で3年半、コンビを組んだ間瀬通訳は「日本でも一番うまい20人ぐらいの選手を相手に、監督に代わってしかる覚悟が必要」。その間瀬通訳自身も最初はうまくいかず「ちゃんと訳しているのか」と怒られ罰走を命じられたこともある。

 言葉だけでなく思いを伝えることが重要だ。大役を果たし練習後にMF阿部らに、ねぎらわれた塚田通訳は「監督の感情がうまく伝わるようにと思った」と言った。MF佐藤勇は「監督と同じ感情を伝えないと選手に伝わらない。通訳も大変ながら頑張っている」と苦労を感じていた。通訳がオシム監督の分身となることも、日本の強化につながる。【広重竜太郎】

[2006年8月15日8時7分 紙面から]



コーチ陣も連日長時間のミーティングを実施し、オシムイズムの注入に余念がない。

我々サポータも勝つことだけを要求するのではなく、負けた中身からポイントを見つけ評価する気持ちが大事である。ただ、ここで忘れてはならないのが、きっちりとした反省である。とかく日本は終わった事だからと次の新しい物に目を向ける傾向にあり、ジーコジャパンの総括も満足に終わっていない状態は容認できない。
















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