熊じぃの戯言

感じるままに、どのジャンルの話にも頭を突っ込んで書いています。

【W杯アジア最終予選:オマーン戦】 今日の報道記事より

2012-11-15 08:30:52 | 日本代表


各社いろいろある中で、私としては何故かサンスポさんの記事が読みやすく、詳しく載っているので、ついつい記事をあさってしまう。


今日もそれでいきます。




 岡崎、W杯王手弾!後半44分オマーン砕いた

特集: 岡崎慎司

     
     やっぱりアウェーで強い。決勝ゴールを決めた岡崎は会心のガッツポーズ (共同)【拡大】

 サッカー・ブラジルW杯アジア最終予選B組(14日、オマーン1-2日本、マスカット)岡崎で王手だ! 日本(FIFAランク24位)はアウェーでオマーン(同86位)に2-1で競り勝ち、本大会出場にあと1勝とした。1-1の後半44分に、MF岡崎慎司(26)=シュツットガルト=が決勝ゴールを決めた。中東の暑さと主力の故障離脱を乗り越えた日本は、通算4勝1分けの勝ち点13でB組1位を堅守。来年3月26日のヨルダン戦(アウェー)に勝つと、2試合を残して5大会連続のW杯出場が決まる。(ペン・志田健、白石大地、カメラ・川口良介)

 持ち味の泥臭いゴールが、ブラジルへと向かう扉をこじ開けた。ドローかと思われた1-1の後半44分。DF酒井高の左クロスを、MF遠藤が跳び蹴りで軌道を変える。そのパスに走り込んだのはMF岡崎だ。滑りながら左足を投げ出し、体ごとゴールに転がり込んだ。

 「ホント、最後はバテバテだったので、ゴール以外は何もしていない。最後にチームの役に立ててよかった」

 5大会連続のW杯出場に王手をかける一撃だ。前半20分にMF清武の先制点でリードしたが、気温35度の酷暑に体力を奪われ、後半32分にFKから同点とされた。MF香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)ら主力を欠く布陣。「我慢の試合で決め切れたのは自信になる」。苦しい展開を、残り1分で救った。

 現代表最多、歴代4位の29得点を誇り、特にアウェーに強い。2010年南アW杯最終予選、さらに今大会3次予選も、それぞれ突破を決めるゴールを敵地で決めた。得点すれば19戦不敗。勝負強さはピカイチだ。

 今夏のオフ、J1清水時代から走力アップのため指導を仰ぎ、個人契約を結ぶ元清水フィジカルコーチの杉本龍勇(たつお)氏(41)のもとを訪問。同氏が指導するロンドン・パラリンピック女子走り幅跳び日本代表・佐藤真海(まみ、30)の走りに目を奪われた。

 佐藤は宮城・仙台育英高で陸上に励み、早大進学後はチアリーダーとして活躍。しかし01年に骨肉腫を発症、翌年4月に右足を切断した。再発の恐怖と闘いながら義足をつけて再び始めた陸上で、いまや第一人者。華麗な走り、苦難を感じさせない笑顔に「すげえなあ。ヤバイですよ」と胸を打たれた。

 試合前日からの練習合流など調整の難しいオマーン戦だったが、その程度でへこたれるわけにいかなかった。左足親指のけがで10月の欧州遠征は不参加。2カ月ぶりの代表戦で結果を出した。

 「今日は圧倒できなかったけど、次は圧倒して(W杯の)切符を取りたい」。勝てばブラジル行きが決まる来年3月26日のヨルダン戦(アウェー)。“W杯決定弾”を決めてみせる。



★日本のW杯予選突破条件

 この日のオマーン戦勝利で、日本は勝ち点を13とした。これでB組3位以上が確定し、最低でもプレーオフに進出することが決定。次戦となる来年3月26日のヨルダン戦(アウェー)に勝つと勝ち点が16となり、日本を上回れるのは豪州(最高で同17)だけとなって2位以内が確定。2試合を残し、自力でのW杯切符獲得が決まる。ヨルダンと引き分けても、同日の豪州-オマーンが引き分ければ出場が決定する。




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 清武、代表初ゴール!香川代役きっちり

特集: 清武弘嗣 香川真司 .


     
     待ってました、清武が代表初ゴール。前半20分に貴重な先制弾を決めた(共同)【拡大】

 サッカー・ブラジルW杯アジア最終予選B組(14日、オマーン1-2日本、マスカット)2日遅れの“祝砲”だ! B組の日本はオマーンに2-1で競り勝ち、4勝1分けで本大会出場にあと1勝とした。MF清武弘嗣(ニュルンベルク)が前半20分に、代表初ゴールとなる先制弾。12日が23歳の誕生日だった成長株が、日本に流れを引き寄せた。アルベルト・ザッケローニ監督(59)は、苦しみながらの勝ち点3に安堵(あんど)。日本は来年3月26日のヨルダン戦(アウェー)に勝てば、5大会連続5度目のW杯出場が決まる。

 強烈な日差しと3万人の怒号を浴びながら、MF清武が一瞬のスキを突いた。前半20分だ。DF長友からの左クロスのこぼれ球に、左足を一閃。こん身の思いを込めたシュートがネットに突き刺さると、MF本田らと抱き合い、全身で喜んだ。

 「ユウトくん(長友)が絶対抜いて、(クロスを)上げてくれると信じていた。あとは詰めるだけだった」

 12日に誕生日を迎えた23歳が代表初ゴール。通算12試合目で待望の瞬間を勝ち取った。

 キックオフ時の気温は35・3度。座っていても汗がにじむ、過酷な環境に苦しめられた。今W杯予選ではここまで6戦無敗と、ホームで強い相手からの先制弾。値千金の一撃だった。

 今夏のニュルンベルク移籍後、最も痛烈に感じたのは結果への厳しい要求だ。チームが敗れ、自身も活躍できなかった翌日には、厳しい評価が掲載されたドイツ地元紙が頼んでもいないのに郵便受けに投げ込まれた。けがで招集されなかったMF香川(マンチェスター・ユナイテッド)に代わる先発。今夏の移籍会見では「シンジくん(香川)ができるなら僕もできる」と発言した清武にとって、自らの存在価値を示す舞台でもあった。

 12日の誕生日には、父・由光さんからメールが届いた。「22歳は飛躍の年だったが、23歳は勝負の年だぞ」。清武は「勝負するよ。代表戦、頑張るから」と返信した。

 27日に1歳になる長男の真駿(しゅん)くん、愛妻からも誕生日を祝福するメールが届いた。2010年に大分からC大阪に移籍した時にはホームシックにかかるなど、実は寂しがり屋の清武。待望のゴールは欧州での経験を証明し、常に支えてくれる家族の思いに応えるものだった。 (志田健)

★父・由光さん感涙

 清武の父・由光さんは妻とともに大分の自宅でテレビ観戦。先制弾の瞬間は思わず、テレビの前で涙ぐんだ。「プレッシャーはあったと思うが、これでひとつ救われたのでは」と声を上ずらせ、「マスコミには『香川選手の代わり』といわれていたけど、アイツもマネはできないでしょうし、何より結果が出てよかった」と、大役をこなした次男をたたえた。



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 ザック苦し勝った!選手が救った“弱気采配”  


     
     中東での試合はまさに苦闘。今野は顔面に蹴りを入れられた (撮影・川口良介)【拡大】

 サッカー・ブラジルW杯アジア最終予選B組(14日、オマーン1-2日本、マスカット)酷暑の中で走りきった選手たちと同じく、ザッケローニ監督の顔にも大粒の汗がにじんだ。シーンと静まりかえったピッチから会見場に現れた指揮官は、疲れ切った表情で振り返った。

 「普段の日本より動きが足りなかった。大きな理由は気候だ。暑い中での試合が大きな妨げになった。勝因? やはり最後まで信じ切ったというところでしょう」

 試合開始時の気温は35・3度。湿度も高い海沿いのオマーン特有の環境の中、勝因に挙げたのは選手の精神力だった。

 戦術的には大きな誤算が生じた試合だった。1-0の後半19分、FW前田をDF酒井高に交代しDF長友を1列前へ。後半39分には、MF清武をMF細貝に代え、攻撃の選手を2人削った。

 「中盤にエネルギーのある選手を置きたかった」と、指揮官は「引き分け狙い」とは口にしなかったが、細貝には「真ん中に残れ」と指示。リスクを避ける狙いは明らかだった。

 その結果、反対にシュート数は9対10と押し込まれた。MF遠藤は「引き分けを狙えとはいわれなかったけど、ちょっと弱気だったかな」とチームを包んだ空気に苦笑い。それでも「ピッチ(での選手)は勝ち切ることだけを考えていた」と説明し、「今回も苦しんだけど、成長したなと思った」と胸を張った。

 途中出場した酒井高のクロスが決勝点の起点になるなど、“誤算”を救った選手の奮闘に、「よくやってくれた」と最敬礼したザック監督。「気を抜かず、次のヨルダン戦で(W杯出場を)決めたい」。自身初となる中東でのW杯予選。拭った汗は、まさに冷や汗でもあった。 (志田健)



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