大分もA代表に3人呼ばれた。梅崎、西川、高松である。今年はどうなるかわからないが、Jの中で頑張り結果を残せば呼んでもらえる事は間違いないようだ。
他のチームでは一人も呼ばれていないチームもある。ジーコの時代では大分は箸にも棒にも掛からないチームだっただけに、このストーブリーグでは主力選手が他のチーム(ビックなチーム)に行きたがっていたが、今年からは少し状況が違う。他に行ったり、海外に行ったりしなくとも日本代表に呼ばれる可能性があると言うことである。
結論的には自分たちのチームで常にレギュラーを取り、活躍すればオシムが見ていて呼んでもらえることは間違いない。日々の努力が結果をもたらすという判りやすい基準である。
先日も書いたが大分トリニータで2007年シーズンでバケて欲しい選手は次の選手たちである。
DF深谷、福元、藤田、MFでは梅崎、森重、根本、FWでは高松、松橋、高橋、市原らが可能性がありGKでは西川が各カテゴリーに呼ばれそうである。
関係する記事があったので紹介する。
http://www.sankei.co.jp/sports/soccer/061229/scr061229003.htm
■【オシム流】(4)イレブン一変 選手選考 健全な競争
発足以来、オシム監督が招集した選手は計38人。このうちドイツW杯メンバーは7人で、顔ぶれは大きく様変わりした。これまで代表を支えてきたシドニー五輪世代から阿部、今野らのアテネ五輪世代へ、世代交代も積極的に図っている。
人気もあったシドニー五輪世代が長く君臨してきたこともあり、「現代表は地味」という声も聞かれる。だが、Jリーグが12日に発表した今季の優秀選手28人のうち代表に呼ばれなかった日本人選手は代表引退を示唆している中沢(横浜M)、ベテランの山田(浦和)ら4人だけ。オシム監督の選考が、実は順当であることがわかる。
特に顕著なのはFWだ。年内最終戦のサウジアラビア戦(11月16日)に招集された6人は、今季日本人得点ランクの上から6人と一致する。
中村憲は「監督が代わってから代表を意識するようになった」という。現代表スタッフは毎週のように手分けしてJリーグを視察し、選手のパフォーマンスをチェックしてきた。「リーグで結果を出せば代表に呼ばれる」というわかりやすさと基準の透明性、「常に見られている」という意識は、招集されていない選手にも刺激になっていることは間違いない。
ジーコ前監督時代は、必ずしもそうではなかった。極端にいえば、「調子より潜在能力」に重きが置かれた。「代表は家族だ」とし、同じメンバーで試合をこなすことで連携と結束を高めていくという手法は、結果的に選考の硬直化を招き、結束にヒビさえ入りかねない状況となった。
オシムジャパンでは、招集されても先発争いが待っている。おなじみとなった多色ビブスは先発と控えを区別したものではなく、歴代2位の代表戦99試合出場の川口ですら「先発するかどうかわからない」と繰り返す。選手は毎回、試合会場に入って初めて先発を知らされる。そこにあるのは健全な競争状態だ。
唯一の例外といえるのが千葉勢か。千葉は今季、リーグ11位に終わったが、代表では優勝した浦和に次ぐ第2勢力である。オシムサッカーを熟知するアドバンテージが、発足間もないチームでは力にはなっている。ただし、これも1年目ならでは。オシムイズムの浸透が進めば、その後は選手個々の力量にかかってくる。オシム監督も計算ずくだろう。
オシム監督自身が「面白そうな選手を探している段階」と認めるように、まだチーム作りは始まったばかり。海外組が加わってくれば勢力図も変わるだろう。だが一貫した選考基準と意識的に作られた競争状態は今後も続くはずだ。1年後、2年後、大きくメンバーが変わっていても、なんら不思議はない。(森本利優)
(2006/12/29 18:02)
他のチームでは一人も呼ばれていないチームもある。ジーコの時代では大分は箸にも棒にも掛からないチームだっただけに、このストーブリーグでは主力選手が他のチーム(ビックなチーム)に行きたがっていたが、今年からは少し状況が違う。他に行ったり、海外に行ったりしなくとも日本代表に呼ばれる可能性があると言うことである。
結論的には自分たちのチームで常にレギュラーを取り、活躍すればオシムが見ていて呼んでもらえることは間違いない。日々の努力が結果をもたらすという判りやすい基準である。
先日も書いたが大分トリニータで2007年シーズンでバケて欲しい選手は次の選手たちである。
DF深谷、福元、藤田、MFでは梅崎、森重、根本、FWでは高松、松橋、高橋、市原らが可能性がありGKでは西川が各カテゴリーに呼ばれそうである。
関係する記事があったので紹介する。
http://www.sankei.co.jp/sports/soccer/061229/scr061229003.htm
■【オシム流】(4)イレブン一変 選手選考 健全な競争
発足以来、オシム監督が招集した選手は計38人。このうちドイツW杯メンバーは7人で、顔ぶれは大きく様変わりした。これまで代表を支えてきたシドニー五輪世代から阿部、今野らのアテネ五輪世代へ、世代交代も積極的に図っている。
人気もあったシドニー五輪世代が長く君臨してきたこともあり、「現代表は地味」という声も聞かれる。だが、Jリーグが12日に発表した今季の優秀選手28人のうち代表に呼ばれなかった日本人選手は代表引退を示唆している中沢(横浜M)、ベテランの山田(浦和)ら4人だけ。オシム監督の選考が、実は順当であることがわかる。
特に顕著なのはFWだ。年内最終戦のサウジアラビア戦(11月16日)に招集された6人は、今季日本人得点ランクの上から6人と一致する。
中村憲は「監督が代わってから代表を意識するようになった」という。現代表スタッフは毎週のように手分けしてJリーグを視察し、選手のパフォーマンスをチェックしてきた。「リーグで結果を出せば代表に呼ばれる」というわかりやすさと基準の透明性、「常に見られている」という意識は、招集されていない選手にも刺激になっていることは間違いない。
ジーコ前監督時代は、必ずしもそうではなかった。極端にいえば、「調子より潜在能力」に重きが置かれた。「代表は家族だ」とし、同じメンバーで試合をこなすことで連携と結束を高めていくという手法は、結果的に選考の硬直化を招き、結束にヒビさえ入りかねない状況となった。
オシムジャパンでは、招集されても先発争いが待っている。おなじみとなった多色ビブスは先発と控えを区別したものではなく、歴代2位の代表戦99試合出場の川口ですら「先発するかどうかわからない」と繰り返す。選手は毎回、試合会場に入って初めて先発を知らされる。そこにあるのは健全な競争状態だ。
唯一の例外といえるのが千葉勢か。千葉は今季、リーグ11位に終わったが、代表では優勝した浦和に次ぐ第2勢力である。オシムサッカーを熟知するアドバンテージが、発足間もないチームでは力にはなっている。ただし、これも1年目ならでは。オシムイズムの浸透が進めば、その後は選手個々の力量にかかってくる。オシム監督も計算ずくだろう。
オシム監督自身が「面白そうな選手を探している段階」と認めるように、まだチーム作りは始まったばかり。海外組が加わってくれば勢力図も変わるだろう。だが一貫した選考基準と意識的に作られた競争状態は今後も続くはずだ。1年後、2年後、大きくメンバーが変わっていても、なんら不思議はない。(森本利優)
(2006/12/29 18:02)
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