オイルヘッド

夢みたいなことがしたくて、だけどナントナクの日々。

高速ダビング

2005年02月12日 | DR-MH35
DR-MH35では、HDDからDVDへダビングする際に高速ダビングができるケースと、実時間をかけて番組全体を再エンコードしなければならないケースがあります。
HDD収録時と違うモードに変更してDVDにダビングする場合に再エンコードが発生するのは理解できるのですが、LPモードで収録した番組をLPモードのままDVDにダビングしても再エンコードが発生するというのが、使い始めた頃はなんだか腑に落ちなかったものです。

一見不可解な現象ですが、これは単にDR-MH35の仕様です。
DR-MH35は、FR60~150のモード(XPとSPを含む)で収録された番組を、モードを変更せずにDVDダビングする場合に、再エンコードが発生しません。乱暴に言えば、HDDからDVDへの単なるファイルコピーという感じです。
しかし、FR155以上で収録された番組(LPとEPを含む)をダビングしようとすると、すべて再エンコードされる仕様になっています。

この「FR」というのは「フリーレート」と呼ばれる単位で、120分のDVDディスクに何分間の番組をつっこむかというものです。DR-MH35は、FR60(60分)~FR480(8時間)までの間を、5分刻みで選択できるというなかなかのスグレモノ。
このうち、FR60~150までが高速ダビングが可能で、これを境に、FR155以上ではすべてのモードで再エンコードしながらDVDダビングが行われます。むろん再エンコードもリアルタイムで行われますが、なんといっても番組分の実時間がかかるため高速ダビングの手軽さは失われます。さらに残念なことに画質も劣化します。

最高画質(XP=FR60)で収録した番組をSP(=FR120)で再エンコードしてDVDへ書き出すよりは、はじめからSPで収録し、ダビングしたほうが綺麗です。
つまり、FR150付近の設定を充分理解して使いこなすことで、画質を維持したまま手軽なダビングができるようになる、と言うわけです。

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