１０年来のお客さまが
素敵なサコッシュバッグを送ってくださった
このお客さまは
お勤めを定年退職後、趣味でバッグ作りをされている
とうとう、アトリエを作り、普通ミシン、職業ミシン、ロックミシン。。。
何とミシン７台所有しているそうだ
しかも、８０歳近い男性だ
あまり販売されていないプリント地の帆布が手に入ったので
サコッシュバッグを作ると
外国人にかなり人気で一瞬で売れてしまったらしい
そんな貴重なサコッシュバッグのおすそ分けを頂いた
縫製がとても丁寧だし、使い手の事をよく考えてる感がある
便利に使えるサコッシュバッグだ
私が販売しているのは「帆布」
帆布は丈夫だが生地が厚いし硬い
家庭用ミシンで縫うのは限界がある
縫った生地をひっくり返すのなんて肉体労働である
男性の力強さが必要だ
そんな事もあってか、男性のお客さまが多い
そして、うちのお客さまは長いお付き合い＆リピーターの方が多い
ネットで生地屋を始めた時
父に「商売はのれんが命、店を構えず信用してもらえるのか？」と言われていた
実は、私も同じような事を思っていた
しかし、お店を構えたて無くても、対面で無くても誠意は伝わる
とも思っていたし、
ダメ！と感じた時は即辞める勇気を持っていれば何とかなる
と思っていた
が。。。おかげさまで１２年目に突入している
私に根気があるのでは無い
生地を買ってくれるお客さまが居てくれるから売っているだけだ
パートさんが来てくれるから
ナマケ者の私を動かしてくれているだけだ
ひとさまのおかげで現在の自分が居ると痛感する事が多い
充分幸せなのだ
そりゃ、欲を言い出すとキリの無い欲望を持っている
小さなおパンツが履ける体型に戻りたいとか
白馬に乗った王子さまを見つけるとか
白髪染めがメンドクサイから坊主頭にしてみたいとか
海外旅行に行きたいとか
ホスト通いをしてみたいとか
まぁ、どうでもいい欲望な気もするが。。。
最近は刺し子を刺している時間が特に幸福感がある
幸福感って割と身近に当たり前のようにある
自分に幸福感があれば、割と人にも優しくなれるし
心にゆとりがあれば喜びや幸福感を分け与える事が出来るし伝染する気がする
きっと、サコッシュバッグを送ってくれたお客さまも
幸福感を持って、サコッシュバッグを作っているのだろう
そんな事をふと感じた
大喜びでサコッシュバッグを使わせて頂こう
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