大畑屋

いきなりレシピはスローなレシピ

くまもと九条の会7周年へのご参加ありがとうございました

2011年11月22日 13時52分59秒 | 平和
11.3に開催した「くまもと九条の会7周年記念事業」小森陽一講演会はおかげさまで会場いっぱいの大入り満員、成功裡に終えることができました。ご協力いただいたみなさまへ心より感謝申し上げます。

毎年開催されているくまもと九条の会の記念行事も、今年は初めて実行委員会形式での企画・運営となりました。そのなかで、これまでまったく縁の無かった分野の方々とのあらたなつながりが出来、そのことが相乗効果を発揮して多くのことを学び合いました。
第一部の「奏でる九条」と題したオープニングの音楽イベントでは、楽しく、そして癒される空間を出演者と参加者で存分に共有することができました。この音楽イベントをオーガナイズしたのは熊本在住のミュージシャンのOtoさんです。

第二部の小森陽一さんの講演、「原発と私たちは共存できるか。憲法9条―いま、もっとも現実的な選択肢」では、憲法改悪派と原発推進派は同じ政治勢力であることを明らかにし、「核抑止力」と「安全な原発」の考え方が、二重の対米従属を規定していることなどをユーモアをまじえて判りやすく話されました。そして、「憲法9条の思想による、原発と核兵器の廃絶へ向けた共同の運動」をと力強いメッセージを私たちに与えてくれました。

想定外だったのは、小森陽一さんの友人の詩人のアーサー・ビナードさんが、急きょ飛び入り参加。落語に出てくる辻斬りの話しを例えて、切れ味の良い日本刀が実は放射線と同じように、体に感じない状態でDNAを破壊していく恐ろしさを軽妙な日本語で、小森さんと掛け合いトークも大受けでした。

プレイベントとしてサイト上で展開した「九条を読む100人の声プロジェクト」も、おかげさまで当日までに102人の方が参加、遠くはニュージーランド、カナダ、韓国から声が届けられました。

九条の会の運動スタイルが新たな段階へとステップアップしていく予感がした7周年記念行事でした。たくさんの出会いに感謝です。

当日参加できなかった方のために、「再び11.3くまもと九条記念イベント」サイトを立ち上げていますので、ぜひご覧下さい。
http://event.kinasse.com/kuma9/stage.html
くまもと九条の会7周年記念行事実行委員会事務局長 大畑靖夫


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