まさよっち放浪日記 - Masayochi's Wanderings-

アフリカから、何故か、中央アジア、そして気が付いたら日本へ。ふと心に浮かんでくる何気ない事を書きとめてみました。

適切な自己主張; Assertiveness

2011-05-30 22:09:05 | hitorigoto

今回のコミュニケーション研修は、自己主張について。適切な自己主張をするうえで、まず、自分にはどのような傾向が見られるのか認識することからはじめる。

適切な自己主張 – Assertiveness とは? 

適切な自己主張をすることとは、周囲を尊重しながら、権利を主張する。例えば、問題が起こった時などは、自分だけが満足するのではなく、皆から受け入れられるような解決策を模索する。

 

適切に自己主張出来ればいいが、そう簡単にはいかないというのが人間です。人々は次の3つの傾向に陥ることが多い。

*態度などが消極的・受け身であること - Passivity

受け身であるということは、反応を恐れ、あえて危険をおかさない。常に周りにあわせることが多く、周囲との衝突を避けようと、自分の意見は伝えない。例えば仕事場で、山のような仕事に追われていても、上司に頼まれると、断れない。断れない自分に対して、不満が溜まり、悪循環といったパターン。 

*積極的でかつ攻撃的であること - Aggressiveness

 不安や怒りから生じる攻撃的行動の結果、周囲とのコミュニケーションを遮断してしまう。ある人が攻撃的になることにより、周囲のストレス度も上がる。攻撃的な行動は、相手より優位に立ちたいという願望からも生じる。

*巧みに操作すること  - Manipulation

自分の目的を隠し、ストレートに要点をつかない。人間関係において巧妙な策略を立てようとする。


いったパターンがある。この中で、自分にはどのような傾向があるか、またどうしてこのような言動をするのか、理解し、そこから、どうしたら悪循環を断ち切ることが出来るか、自分で物事を運ぶよう、心がけようということ。ただなんでも急にではなく、毎日の生活の中で少しずつ、実践しようということらしい。

わかっていても、なかなか自分を変えられるものではないかも。だからといって、全く不可能でもなく、一つ一つ取り組んでいくことが大事なんですね。


効果的なコミュニケーション

2011-05-27 18:13:05 | hitorigoto

コミュニケーション研修の続き。今回は効果的にコミュニケーションをはかる3つの方法。 

 

  言葉を使わないコミュニケーション 

例えば、ペアのダンサーが一緒に踊る場合、お互いのペースを合わせるように、相づちを打つなど、相手とペースを合わせることで、話し手と聞き手の間に、良好な関係が作る。

  率直に意見を伝える

率直に相手に意見を伝えることで、物事が前進したり、問題が解決することもある。率直に伝えることにより(もちろん、伝え方や何を伝えるかにもよるが。一方的に感情的な批判をぶつけても、かえって物事が悪化するかも。。。)、相手への信頼感を伝え、相手もオープンに、感情や意見等を伝えることを促す。それにより、コミュニケーションが効果的になり、話し手と聞き手の人間関係の質が高まる。

  効果的な聞き方

コミュニケーションにおいては、一方的に話すのではなく、相手の言っていること、言いたいことを聞くということも重要である。ただ聞くのではなく、相手が言ったことをまとめながら聞いたり、重要な点については質問をしたりするなど、自分は相手の言っていることを聞いていますよ!と示し、相手が話しやすい状態を作り出す。

 

この研修から学んだこと。効果的なコミュニケ―ションを通して、相手と信頼関係を構築していくということだ。この研修は仕事場を前提としているが、親友や恋人などとのコミュニケーションでも、同じようなことが言える。表面的な関係だけでなく、一歩突っ込んだ関係を築いていくには、お互いを尊重し、その上で、いかに相手との信頼関係を構築していくかが大事なのだ。と言うのは簡単だが、実際に実行するのは、なかなか難しいです。



「胃に優しい生活」を

2011-05-27 00:06:15 | hitorigoto

以前までは、暴飲暴食をしても平気だったのが、段々と、無理が出来なくなってきた。エチオピアにいたとき、胃の調子を崩してから、ダルフールでも何かあると、胃が痛くなるようになった。ソマリアに来ても、また胃の調子がおかしくなってきた。食後にみぞおちのあたりが痛くなったり。胃が重く感じたりする。今もまさにそんな感じ。

日本人はピロリ菌が多いので、慢性胃炎になりやすいとのこと。以前エチオピアで胃の調子がおかしくなったときも、ピロリ菌と処方を受けた。とはいいつつ、やっぱりストレスも関係あるみたい。記事を見て、ギク。思い当たるかもしれない。 

http://wol.nikkeibp.co.jp/as/ohtaisan/

 

「胃に優しい生活」=規則正しい生活をしよう! 

 

    十分な睡眠をとる 

なるべく生活リズムを崩さないようにとのことだが、不眠症気味な私。 

    規則正しく食べる

毎日規則正しい時間に3食摂る。満腹になるまで食べたり、空腹時が長いと過剰に胃酸が出るらしい。

    よくかむ

基本です。消化が進み、胃の動きもよくなる。

    脂肪や糖分を取りすぎない 

牛乳、ヨーグルト、卵は胃酸を中和する働きがあるので、積極的に摂った方がいいらしい。ヒレ肉、ささみ、白身魚も良。

    軽い運動を心がける

運動はストレスに強い心身をつくるのに役立つらしい。確かに軽く運動をしたあとは、気分がリフレッシュ!

 

同僚作、マンゴークレープ。ココナッツミルクと混ざり合ったマンゴーがとっても素敵。

和菓子やケーキといったものは胃に優しくないらしいけど、それでも、やっぱり食べたい、甘いもの!

 


感情を理解する能力

2011-05-21 21:00:08 | hitorigoto

基本的なコミュニケーション能力に関するオンライン研修を実施中。便利になった世の中です。ソマリアでも、研修が受けられます!(You tubeは見られませんが。。)

最初のテーマは、「感情」。感情について、議論されることは少ないが、ここでは、人間関係をうまく維持する能力の一つとして、お互い(そして自己)の感情を理解する能力が問われている。

 

まず、6つの基本的感情を知ることからはじまる。

1.恐怖 (fear)

2.怒り (anger)

3.悲しみ (sadness)

4.驚き (surprise)

5.嫌悪感 (disgust)

6.喜び (joy)

 

これら6つの基本的感情は、人種、国籍、性別問わず、共通らしい。なるほど、なるほど。これらの感情がどのような引き金によって生じ、その結果、どのような行動につながるか、そして、どのような対応が必要かを理解する。また自己の感情を認識することにより、その感情をいかにコントロールするか学ぶとのことだ。

確かに、自己の感情を認識せず、適切に表現しないでいると、ある日突然ちょっとした事がきっかけとなり、たまっていた感情が火山のように一気に噴き出してしまうことがある。例えば、突然泣き出したり、突然蓄積されていた怒りが爆発したり。。。。また、自分もそうだが、疲労がたまっていると、感情のコントロールが難しくなったりする場合もある(特に、ダルフールやソマリアにいると、見られる症状)。これらの結果、人間関係に支障がくる可能性も出てくる。このような状況において、何がきっかけでそのような感情が生まれるのか認識し、どのように感情をコントロールするか、冷静に考えられるようになれればいいのですが。。。

 一般論かもしれないが、日本人はどちらかというと、あまり感情は表に出さないタイプが多い。逆に、国際機関にいると、感情表現豊かな方を多々見かける。そういう方は、自分の感情がいかに相手に影響を与えるか、いかに自分の感情をコントロールするか学んでほしいなと思ったりもした(笑)。


日光浴

2011-05-21 00:47:55 | hitorigoto

ここソマリアでは、外出する機会がかなり限られている。事務所と住居が同じ敷地内にあることから、移動も少ない。ほとんどの時間を室内で過ごしている。監禁状態にあることが原因なのか(他にも色々と原因はあるのだが)、他の人と話したくない・・・といった状況まで落ち込んでしまった。このままではまずい・・と、今日週末、日光浴を実施。

日光は、人間の精神面に強く影響するのこと。脳内神経伝達物質の「セロトニン」がカギらしい。このセロトニンは精神の安定化に寄与する働きがあり、分泌が減ると、不安感や抑うつ気分が高まるとのこと。自然光のような強い光を浴びると、脳内でセロトニンの分泌量が増え、不安や憂うつが解消しやすくなるらしい。

日光浴といっても、バルコニーで30分程。読書。週末なので、敷地内に現地スタッフがいないので、「見られる」心配もない。2階のバルコニーで、ちょっとしたプライベートな空間を作ってみた。といっても、発電機が絶えず動いていて、静かな環境というわけでないのだが。

さらに太陽の光を浴びると、睡眠ホルモン「メラトニン」が作り出されるらしい。このところ不眠症続きな私。今夜はほどよく眠気がやってきた。闇を消すのは、光ということだ。


バルコニーからの景色

 


『雲間に覗く陽射しを信じて』

2011-05-14 23:28:50 | hitorigoto

何故か、今日は意味もなく落ち込んだ。このままここにいても意味がないよう気になって取りつかれたように、就職サイトを見たりしてみた。気分転換にiTuneショップから、適当に音楽を探してみたりもした。そしたら、偶然にもある曲にはまった。安室奈美恵の「Baby Don’t Cry」。特に安室のファンというわけでもないのだが、何気なく購入した。過去の恋愛を思い出して、そこから頑張っていこうとしている。別に失恋したわけではなく、泣いているわけでもないのだが、この歌に励まされた自分がいた。

「抱えた不安これ以上解消できず・・・」よくあるかも。。。「鏡に映る自分がまるで別人みたいな日もあるけど・・」これもよくある。それでも、「人は何度でも闇に立ち向かう強さあるはず。与えられて選ぶんじゃなくて、その足で踏みだして。」軽やかなこの曲を聴いていたら、そうかな・・・なんて思ってきた。明日から、頑張るかな。