Olinにて

生活日記。記録用。受験をお考えの方への参考に。

HAWAII!!

2007-01-31 | Travel
週末、強硬スケジュールで親友の結婚式に出席するためハワイへ。本当に行って良かった。家族揃って幸せそうだったことに加えてハワイの天気は最高。いつもは少しの時間をつぶすのにネットでニュース見たりしているけど、ハワイでは外で風に当たるだけで十分。アメリカに来て旅行に出ると終盤はいつもセントルイスが恋しくなっていたけど今回は帰りたくなかった。人気のリゾート地ってなにかミーハーな感じがして自分のタチでは敬遠しそうな場所だけど、ハワイは別格。たった二日間の旅だったけど、最高にリフレッシュできてストレスが全部吹き飛んだ感じ。今は30度超からマイナス10度の世界に帰って来て本当にがっくり。

Krispy Kreme

2007-01-25 | ひとりごと
日本にKrispy Kremeというアメリカのドーナツチェーンが上陸したそうだ。ドーナツ愛好家ではないのだが、一応食べたことがある。正直、その辺に行けば手に入るなんてことのないアメリカらしい甘ったるい代物だ(コアなファンに言わせると違うのかもしれないが)。これを日本に持っていってどういう戦略で勝負する気なのだろうと思っていた、既存の成熟したドーナツ屋業界でクオリティ以外の値段やオペーレーションで決定的な差を生み出すのはさぞかし難しいだろうと思う。一念発起した企業家がやるには斬新さに欠く事業選択、きっと大資本が痛手にならない程度に展開してある程度金儲けできたらいいやというローリスク戦略なのではないかと思い調べたみた。案の定、リヴァンプとロッテの共同出資であった。そしてこの両陣営はなんとバーガーキングを日本に進出させるらしい。この2つの事業、余りに業界とその業界におけるパートナー選びが中途半端であるような気がする。なぜIN-N-OUTでなくバーガーキングなのか?なぜメキシカン料理でなくドーナツなのか?新しいセグメントを日本に創造しようとしているのであれば余りにインパクトが無い。ブランディングしやすいチェーンを選び失敗してもいい、マクドナルドやスターバックスに匹敵するチェーンには成り得なくてもいいという戦略なのだろうか?ローリスクでキャッシュフローを生み出せばOKなのかもしれないが、日本の事業家(リヴァンプ社長は前ファーストリテーリング社長の玉塚氏)にはもう少し大きな絵を描いて欲しいものだ。一方で新しい事にチャレンジしているということは楽しいのだろう、いつかこういう経験もしてみたいとも思う。

Pricing Strategy

2007-01-23 | MBA Program
久しぶりに授業のことを。

Pricing Strategyという授業。読んで字のごとく、どのように価格を決めるかということを学ぶ。この手の授業はセオリーに走りがちだが担当のAbigail Doolittle教授は実務経験が豊富なためレクチャーには説得力がある。なかでもBoiseというコピー用紙メーカー(この業界でのブランディングとプライシングは相当重要)での実務経験があるものだから言葉に重みがある。セオリーを教えながらも実践を意識した教え方を見ているとB-SchoolのFacultyはこうあるべきだと思わせられる。そう考えると今までこの人は凄いと思った教授は実務経験が豊富な人が多い。

今日は「コスト割れのプライシング」について生徒から質問が飛んだ。実は以前に他のStrategyの教授が同様の質問をされて「基本的には有り得ない」という『逃げ』の回答をして議論を嫌っていたのを覚えている。そのときの僕はコスト割れしても獲らなくてはいけない案件もあるはずなのに・・・と思った。今日の教授の切り返しは「それはコストをどう定義するか、それによって得られるものは何かを考えれば当然有り得る選択肢だ!間違った判断ではない。」と断言していた。こういう例はいくつもある。違う授業だがある生徒が「値段を下げて競合他社を弱らせてから利益を稼げる価格に引き上げればいい」という発言をした。その時の教授の答えは「セールスマンが客との交渉で値段を引き上げることがどれだけ大変なことか分かっていっているのか!」と一喝していた。実務をやっていれば当たり前のことなのだがその当たり前のことが通らないことが多々あるのもB-Schoolなのかもしれない。あまりボケないように気をつけて学びたいと思ったのだった。


Saturday

2007-01-22 | MBA Program
学校も始まり少しずつ生活のハリを取り戻しつつある日々。
土曜日はこんな一日であった。

8:30-10:30
Kaldi's Breakfast Clubに参加。電力会社より社費派遣で来ている1年生の話を聞く。いつの日か本当に競争にさらされる日が来るのだろうか。反面、競争にさらされると送電・配電など品質が劣化しアメリカのような大停電が起こる。電気・交通などの基礎公共インフラには競争はいらないのかもしれない。値段は下がらなくてもいいでしょ。

11:00-15:30
図書館で夕方のミーティングに備え予習。昼食は週末恒例になってきた飲茶を食す。

16:00-19:00
今期初ミーティング。いつものように最初のアサインメントのWrite-upを引き受ける。これはチームメートに「責任感がある奴だ」との印象を植え付けるのと同時に期初に担当したほうが結局は楽、という理由でやっている手だ。

20:00-22:30
これも恒例行事化しつつあるクラスメート数人での寿司Party。熱燗をよく飲む会。結局皆奥さんやら妹やらをつれてきて10人という大人数になった。

23:00-25:00
飲み足りない面々2名ともう1軒。大雪が降る中、酔っ払い3人で駐車場で雪合戦して解散。

そして今日は午前中は二日酔いで何も出来ず。夜中までに担当したWrite-upを仕上げる予定。




Silver Frost

2007-01-20 | ひとりごと
最初の1週間が経過し、各授業毎にチームの編成も終わった。今回は三チームで新しく組むクラスメートが合計で6人。うまく行くことを祈る。

それはそうと卒業後の進路を決定。幸運にも複数の選択肢があり選んだのはコンサルタントだった。自分でも意外だったのだが、CRM(Customer Relationship Management)だけを専門にやれるところが気に入った。というわけで7月から東京勤務。これからの半年間常に仕事を意識しながら取り組んでいこう。

写真は数日前の外の様子。木に霜が降りている。樹氷というのか。

Freezing

2007-01-18 | ひとりごと
今学期(Mini)の履修科目をほぼ固めた。授業2日目にして早くも飽き気味であるがまあ最後なので一生懸命やろう。

1. Pricing Strategy
2. Strategic Management
3. Marketing Research
4. Negotiation and Conflict Management


ところでアメリカに1998年以来の大寒波が到来。ミズーリ、オクラホマ、アイオワなどは既に死者が出ているほど。昨晩の最低気温はマイナス15度らしく暖冬と言われた今年の冬もやはりメチャクチャ寒い。たばこを吸いに外に出ると手と顔が痛くて仕方ない。

Sick of Case Readings

2007-01-16 | MBA Program
随分と更新をしていなかったのは特筆すべきことが無かったから。年明け後、Chicagoに遊びに行って美味いもん食った程度であとはぼけーっとしながら読書とDVD鑑賞程度(今更ながら『24』にはまってしまった)。今日はいよいよ授業が始まるのでReading等がAssignされているのだろうとチェックすると案の定長いCase Reading。正直もうCase Readingには飽き飽き(仮想の世界はお腹一杯)。

それから大事な進路の件については少しずつ前進。

Shopping & Reading

2007-01-04 | ひとりごと
以前にも書いたとおりアメリカの正月は特にこれというモノがないので専らショッピングと読書に励んでいる。アメリカのアパレルチェーンはまだまだ日本に上陸していないものも多く、またディスプレイも如何にもアメリカンファッションなので見ていてなかなか興味深い。日本に無いなあと思うファッションは重ね着である。こちらの若者は特に重ね着をこよなく愛する。ロングTシャツにポロシャツや半袖Tなどを着ている輩が異常に多い。というわけで今日はExpressとAmerican EagleでロングTシャツを購入(写真)。

一方、読書の方だが日本から持ってきた小説を次々に読破。小難しい本も買ってきたのだが何せ面白くない。実務をしていないでビジネス書を読んでも忘れてしまう(というか役に立てられない)。というわけで以下を読了。ちょっとした東野中毒である。③は直木賞を受賞した名作らしいのだが自分としては「秘密」の方が面白かった。といっても東野ワールドはすごい。

①予知夢:東野圭吾
②幻夜:東野圭吾
③容疑者Xの献身:東野圭吾
④CMOマーケティング最高責任者:神岡太郎他
これから、東野圭吾はほどほどにして違う作家の本を読もうかな。

Happy New Year

2007-01-02 | ひとりごと
アメリカで年越し。雑煮も初詣も無い正月。

まずNYE。ランチは全米で一番と言われるハンバーガーを食べに。FuddRuckersというチェーン店なのだが確かに美味い。カリフォルニアのIN-N-OUTと双璧。その後、ブラブラし夜からFirst Nightというイベントに。なにやら路上でパフォーマンス見せているのだが寒くて一箇所に留まって見ていられない。しばしほっつき歩くとDJが盛り上げながらカンウントダウン、そして年越しと共に花火がドカーン。いかにもアメリカらしい年の越し方、これはこれで結構良い。

年が明けて朝起きて腹がへったのでホットドックを食べる。おせちのない正月は初めてか?昼から高級ブランドショップモールFrontenac PlazaでShopping。その後街をぶらぶら歩くものの特にこれといったイベントはない。アメリカ人が1月2日から働き始めるわけが分かった。彼らにとっては正月は特別なものではないのだ。何といってもクリスマス。こうしてごくごく普通に年が明けていくのである。さて、学校始まるまで時間もあるし旅行でも行くか。

Don't Settle

2007-01-01 | ひとりごと
セントルイスに戻ってきた。日本は新年を迎えているがアメリカはまだ2006年。折角なので2006年を振り返ってみたい。2005年と比較すると学校にも慣れ、生活も落ち着き、自分自身で全力投球出来ているか自問自答する毎日を過ごした。余裕のある状態では自分自身を周りが見えなくなる位追い込むことは難しい事を切実に感じた。もちろん、夏に働いたり、今まで訪れたことのない場所に行ったり、新しい事を学んだり、新しい出会いが有ったりとアメリカに来ていないと経験できないことは沢山あった、それらは自分にとってかけがえの無い財産になる。特に後半は自分のこれからの進路についてもよく考えた。思うようにいかないことも多く、急に運命論者になったりもした。でもSteve Jobsのスピーチを久しぶりに聞いて自分自身に妥協せずに生きて行きたいと思った12月31日であった。

Don't lose faith. I'm convinced that the only thing that kept me going was that I loved what I did. You've got to find what you love. And that is as true for your work as it is for your lovers. Your work is going to fill a large part of your life, and the only way to be truly satisfied is to do what you believe is great work. And the only way to do great work is to love what you do. If you haven't found it yet, keep looking. Don't settle. As with all matters of the heart, you'll know when you find it. And, like any great relationship, it just gets better and better as the years roll on. So keep looking until you find it. Don't settle.