ヒルと会ったのは24歳の時以来、自然にホテルカウンター前で三十数年分の隔たりを抱擁で埋める。
風貌は変わったけど歩き方や動きは同じだな～ ヒルが呟いた。
なんかのドラマシーンのよう、お互い話たいことは沢山あるけど言葉が出て来ない。
とりあえず部屋へと向かう。
今、田舎に住んでいて3時間かけて来てくれたそうです。
会話には言葉の壁があり中々深く話せないのです。しかしニュアンスでお互いの記憶を繋げたり剥がしたり
しながら徐々に三十数年の時を確認しました。
話しの中で岐阜で英語の先生をやっている娘さんが昨日里帰りでマニラに滞在
息子は音楽をやっているとの事、ちょうど今晩ライブがあるので一緒に行く事になりました。
QC大会のオープニングセレモニーに出ているN君も早めに切り上げ同行する事に。
