不安神経症克服への道

いつの間にか飛行機が怖くなくなっていた

今日も0時に寝て2時くらいに目を覚まし、再び寝て5時にまた目を覚ました。今日は他県の施設にいる母の面会日であったので、緊張のせいかそれ以上眠れなかった。6時頃まで努力したが諦めて起きることにした。

新幹線に乗るために行きも帰りも混雑した東京駅を通る。いつもはかなり緊張と怯えを感じるのだが、最近徐々に軽くなってきて今日は殆ど感じなかった。帰りに東京駅の駅中を歩いていたとき、ふとまた飛行機に乗って旅行に行ってみたいという気になった。理由はよく分らないがこれはかなりの進歩である。数ヶ月前までは飛行機頭痛が起きることに恐怖を感じて、去年までは一ヶ月に一回は乗っていた飛行機に乗れなくなってしまっていたからだ。飛行機頭痛は数年前に鼻づまりのときに一度起きたことがある。額から頭部にかけて、メリメリっというくらい尋常でない痛みが発生した。それがかなりトラウマになっていた。今回不安神経症で額や頭の筋肉なのかがチクチクしたり不快感を感じたりしている。そのため、飛行機に乗ってそれが酷くなったらどうしようという恐怖感が生まれてしまって、恐怖のため全く乗れなくなってしまっていた。ところが今日はなんだか普通に乗れそうな気になったのだ。これは有り難い。特にどうしても旅行に行きたいという気持ちはまだ生じないが、行ってみたら症状がもしかして改善してくれるのではないか。

考えてみると人混みが怖かったときに、母のことが無ければ東京駅のように大混雑している場所に行ったり、新幹線で他人と隣り合わせで座って長時間移動したりするということはしなかったと思う。はじめの頃は緊張と怯えが酷くて不安であったが、母に会うわねばという気持ちの方が勝って何とかたどり着くことができた。半強制的かつ定期的に長距離移動したためにそのうち慣れというか、知っているところならば怯えと緊張に何とか耐えられるという成功体験となり、それが不安症症状の改善にいい影響を及ぼしたのかもしれない。とにかく少しずつだが不安神経症克服に向かって前進しているようでほっとしている。

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