不安神経症克服への道

ワクワク感は何処に行った?

相変わらず1時に寝て3時に目を覚まし、また寝て5時に目を覚まし、最終的に7時に起床というパターンに戻ってしまった。今日は曇ってやや肌寒いが、雨が降っていなかったので朝散歩に出かけた。

先週土曜日には応援しているスポーツチームの試合があって、何試合ぶりかに勝利した。かつては試合の前日はワクワクしてなかなか寝付けず、試合に勝とうものならあらゆる記事や関連したブログをチェックして次の試合まで舞い上がっていた。逆に負けてしまうと数日は悔しくて落ち込んでしまい、いつもより仕事に集中することで気分を紛らわしていた。そんな感情は何処に行ってしまったのだろう?今は試合に勝っても「良かったな」、負けると「残念だった」くらいの気持ちしか起きない。チームに対する思い入れが無くなってしまった訳ではない。その証拠に試合は現地でなくネットであるが、リアルタイムで必ず観戦している。でも勝ったのに嬉しいという感情が起きない。残念なことに楽しいという感情が持てない。そのかわり逆に負けても悔しくてしょうが無いという気持ちも起きない。喜怒哀楽がどこかに隠れてしまったようだ。抗不安薬のせいなのだろうか。しかし抗不安薬のおかげで、最低限の「通常の生活」が出来ている。薬を飲まなかった頃は不安を煽るニュースも小説もドラマも映画も全く聴いたり観たり読んだりすることが苦しくて出来なかった。外出するのも手足が竦んで困難であった。それが一通り出来るようになったのは抗不安薬を飲んでいるからである。本を読んだり映画を観たりするのは、「面白い」と感じる心は残っているからだろう。

もう一度ワクワクしてみたい。飛び上がる程の楽しさを感じてみたい。そのためには毎日出来る範囲での努力を、僅かでも休みなく積み重ねて行かねばならない。「僕らが出来るのは今日だけなのさ  今日こそは必ず何かを始めてみよう」

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