バレエ&音楽日記

舞台は一期一会。素敵な舞台にまた出会えますように…。

大フィル:チャリティコンサート予定<至急!>

2011-03-30 23:32:48 | 情報
大植英次さんと大フィルが、東北関東大震災の被災者のための
チャリティコンサートを予定しています。


4月7日(木)19時開演、ザ・シンフォニーホールにて。
全席指定、2000円。

バーバー:弦楽のためのアダージョ 作品11
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467より 第2楽章
マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調より 第4楽章“アダージェット”
ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 作品95「新世界より」

指揮はもちろん大植さんで、モーツァルトは弾き振りだそうです。
チケット発売は明日、3月31日(木)10時から。

普段の演奏会のチケットとの差額分を義援金として寄付してくださいとのこと。
集え、クラシック好き関西人!!

K-BALLET, Tales of Beatrix Potter & The Dream, Mar.20, 2011

2011-03-22 00:06:40 | Kバレエ
場内では募金箱が設置され、終演後には着ぐるみのダンサーが
募金を募っていました。ダンサーたちの前には行列ができ、
たくさんの方々が募金箱に思いを託していたことを
記録しておきます。

The Dream 真夏の夜の夢

アシュトン作品は好きなのですが、本当に楽しむことができました。
なんといっても、ロイヤル在籍時代から定評のある哲也のパック!
大げさに首をすくめてみたり、舞台上を所狭しとちょこまか
飛びまわっていました。
全盛期は過ぎてしまったかもしれませんが、ジャンプのキレや
回転スピード、軸は絶対にぶれないし、主役を喰って
観客の目をかっさらっていました。これを観られてよかった!
荒井祐子さんのタイターニアも、アシュトンの複雑なステップを
軽やかに踏みながらつま先までのラインもキレイ。
腕の使い方も上手くて、表現力というか、演技力にも秀でていることを
再認識しました。
オベロンですが・・・遅沢くん、長身だし、いいものを持った
ダンサーだけど王様として備えていてほしい優雅さが足りないのよね。
それと、やはり哲也や祐子さんと並ぶと苦しい。
哲也が高速ピルエットやジャンプをこれでもかと魅せる直後に
ピルエットをすると、どうしても回転遅い・・・とか
感じてしまって残念だった。昨年の「海賊」でも感じたことなのですが、
キャスティングって難しいなぁ、と。

二つの人間カップル、ハーミアとライサンダー、ヘレナとデミトリアスですが、
やはりキャシディさんはサポート鉄壁だし優雅さもあるし、
気品もあるしまだまだ踊れるとおもいました。
主役ではないですが人間カップルが踊るシーンでグッと
舞台を引き締めていました。
浅川さんは姫っぽさがあるかは??とも思いましたが、
踊りはキレイ。
そして何より驚いたのは宮尾くん。マントを使わない役だから(笑)か
どうかは別として、ステップや回転を堅実にこなしていました。
キャシディさんと並んでしまうとオーラは不足しているけれど、
間違いなく上手くなっていると思います。
松根さん、彼女も浅川さんと並ぶと少し弱さが見えてしまった
部分も。演技や表情づけなど、これからもっともっと
上手くなることを期待しています。
ボトムは間違いなく面白かった!ロバ頭が取れてからでも
ユーモラスで、ひょうきんで。ビャンバさんの演技力、
改めて感じた。
「四人の妖精」ですが、オペラグラスで確認しなかったので
どれが誰だかはよく分からなかったのですが、淡いピンク(かな?)
の衣装のダンサーが足や腕のラインなどで目を惹きました。
誰だろう?
コール・ドも上手くなりました。素人目に観ていても複雑な
ステップを皆さんキレイにそろえていて、涙が出るほど
嬉しかったです。Kのコール・ドさん、やればできる子だったのね!

オケも、なんとか破綻なく頑張っていたと思います。
最後、タイターニアとオベロンが踊る時にちょっとテンポが
もっさりしているなー、などと思ったのは確かですが、
踊りに合わせなければならないという点もありますし。
うーん、でももうちょっとキビキビ行ってほしかったかな。

Sir Frederick Ashton サー・フレデリック・アシュトン(Choreography)
Based on A Midsummer Night's Dream by William Shakespeare
ウィリアム・シェイクスピア「真夏の夜の夢」に基づく
Felix Mendelssohn フェリックス・メンデルスゾーン(Music)
John Lanchbery ジョン・ランチベリー(arrange)
David Waker デヴィッド・ウォーカー(Sets & Costumes)
John B Read ジョン・B・リード(Lighting Design)
Staged by Sir Anthony Dowell & Christophr Carr

Cast
Yuko Arai 荒井祐子(Titania)
Yusuke Osozawa 遅沢佑介(Oberon)
Tetsuya Kumakawa 熊川哲也(Puck)
Byambaa Batbold ビャンバ・バットボルト(Bottom)
Shiori Asakawa 浅川紫織(Hermia)
Stuart Cassidy スチュアート・キャシディ(Lysander)
Hanako Matsune 松根花子(Helena)
Shuntaro Miyao 宮尾俊太郎(Demetrius)

4 Fairies
Haruna Nakamura 中村春奈(Cobweb)
Satomi Soi 副智美(Peaseblossom)
Rina Hambe 神戸里奈(Moth)
Hinata Satoko 日向智子(Mustardseed)

Fairies/ Rustics Artists of K-BALLET COMPANY
Changeling Boy K-BALLET SCHOOL

Tales of Beatrix Potter バレエ ピーターラビットと仲間たち

着ぐるみバレエで踊る人は大変だと思うけど、男性が
ポワントで難しそうなことやってたり、モコモコのリスさんが
超高速シェネやピルエットをやってみたり、なかなか
楽しかった。
たまに観るのはいいかも。

Sir Frederick Ashton サー・フレデリック・アシュトン(Choreography)
Sir Anthony Dowell サー・アンソニー・ダウエル(Production)
John Lanchbery (Music)
Christine Edzard (Set & Costume Design)
Rostislav Doboujinsky (Masks)
Mark Jonathan (Lighting Design)

Byambaa Batbold ビャンバ・バットボルト(Johnny Town-Mouse)
Satomi Soi 副智美(Mrs.Tittlemouse)
Yusuke Nagashima/ Shoma Ikemoto
長島裕輔、池本祥真(2 Mouse Boys)
Moeko Watanabe/ Emi Matsuoka
渡部萌子、松岡恵美(2 Mouse Girls)
Yoshiaki Kobayashi 小林由明(Mrs.Tiggy-Winkle)

Hanako Matsune 松根花子(Jemima Peddle-Duck)
Syuntaro Miyao 宮尾俊太郎(The Fox)

Nikolay Vyuzhanin ニコライ・ヴィユウジャーニン(Pigling Bland)
Yasuko Higashino 東野泰子(Pig-wig)
Yuki Aizawa/ Tatsumi Goya
愛澤佑樹、合屋辰美(2 Pig Boys)
Mayuka Asano/ Tomomi Inoue/ Momo Iwabuchi
浅野真由香、井上とも美、岩渕もも(3 Pig Girls)

Stuart Cassidy スチュアート・キャシディ(Mrs.Pettitoes)

Hayato Nishino 西野隼人(Mr.Jeremy Fisher)

Two Bad Mice
Ken Koyama 小山憲(Tom Thumb)
Rina Kambe 神戸里奈(Hunca Munca)

Hirofumi Kitazume 北爪弘史(Peter Rabbit)

Naoki Hashimoto 橋本直樹(Squirrel Nutkin)

4 Squirrels
Hiromi Hoshino/ Rie Kajikawa/ Saeko Wada/ Ai Yamaguchi
星野姫、梶原莉絵、和田紗永子、山口愛

Katsuhiro Ida 井田勝大(Conductor)
Theater Orchestra Tokyo

K-BALLET COMPANY Spring 2011
Tales of Beatrix Potter & The Dream
Mar.20, 2011 神戸国際会館こくさいホール

東北関東大震災について

2011-03-21 23:23:07 | ひとりごと
地震や津波で亡くなられた方のご冥福を心より
お祈り申し上げます。そして、被災された方々には心より
お見舞い申し上げます。

今さら・・・と思われる方もおられるでしょう。
そのことを承知の上で、今の思いをつづっておきたいと
思います。

16年前の1月17日5時46分、阪神大震災があった日です。
私は自宅の一階で寝ていました。
かなり激しい揺れで、天井の上からものすごい音。
二階が落ちてきて、自分は下敷きになって死ぬんじゃないか?
あまりの恐怖に、身動きもできませんでした。
それでも実際には天井は持ちこたえ、ガタピシいいながらも
我が家は建っています。私を恐怖のどん底に落とした
物音は、二階の部屋の書棚から大量の本が落下した音だと
後に判明。
これが大阪の、しかも奈良寄りの、震源からかなり
離れた我が家での地震体験でした。
その日は休校になり、翌日に学校に行くと割れた窓ガラスが
散乱していたり、校舎に亀裂ができていたり、木造のチャペルは
傾いた?とかで立ち入り禁止になっていました。
同じクラスの友人も被災し、水を送ったりしました。

神戸の時は、頑張れば歩ける距離の範囲内に大阪があり、
大阪も被災はしたものの壊滅的ではなかったため、
大阪から物資を送り込むことができていたのです。

そして、先日の東北、関東を襲った大地震。
たまたま自宅にいて、変な感覚の揺れがかなり長い間続きました。
これは、ただ事じゃない。すぐにテレビをつけると、
宮城?福島?あたりでとても大きな地震があったことがわかりました。
アナウンサーが津波への注意を呼び掛けていたその瞬間、
次々と町が飲み込まれていく映像に自分の目を疑いました。
これは大惨事だ・・・。

その後、東京電力の原子力発電所がトラブルを起こしているという
ことも明らかになりました。神戸の地震の時にはなかったことです。
地震から10日が経ちましたが、まだ終息は見えていません。
一日でも早く終息しますように。そして、現場での作業に携わって
おられる方々の安全とご無事をお祈り申し上げます。

怖かった記憶、助けてもらったという感謝の気持ち、
何かしなきゃという使命感。
停電で不便な生活を強いられている関東の人たちのことを思っても、
周波数が違うから関西で節電しても何の役にも立てないという
無力感・・・。

自分にできることは?

被災地で必要とされる技術や知識があるわけでもない自分には
義援金を送るくらいのことしかできません。
そして、この国の経済を沈没させないために、日常生活を
守る。これが、今回の地震で被害を受けなかった西日本に
住んでいる者にできる全てなのでしょう。



情報/ボリショイ・バレエ来日公演予定

2011-03-21 23:13:05 | 情報
いつの間に発表されたものか…?ですが、2012年1月28日(土)17時から
びわ湖ホールにて「ライモンダ」が予定されているようです。

S席 15,000円 A席 12,000円 B席 9,000円 C席 7,000円
D席 5,000円 E席 3,000円

友の会 :2011/07/23(土)10:00~ (ネット・チケットおよび電話受付のみ)
一 般 :2011/07/24(日)10:00~

詳細はびわ湖ホール公式サイトにてご確認ください。
なお、キャスト等はまだ発表されていません。