Flour of Life

煩悩のおもむくままな日々を、だらだらと綴っております。

今月のテレプシコーラ(ネタバレあり)

2007-12-12 01:09:38 | テレプシコーラ関連

前回のラストで、雪のために成田で足止めをくらってしまった六花(ややこしい…)。果たしてコンクールまでにローザンヌに着く事はできるのでしょうか?ひょっとしたらこれでまた

―1年後―

とかって時間が飛んじゃうのかしらと心配してたのですが(そして金子先生は第2子を出産済み…)、今回はそのままどんづまり状態@成田の状態から始まりました。

とりあえず天候が回復するまで六花はすることがないので、つきそいの先生からミールクーポンをもらって、1人で食事してました。千花ちゃんがいた頃はなんでも千花ちゃんにおまかせでべったり甘えていた六花ですが、今では食事くらいは1人で出来るようになっています。まあ、1人で食事が出来ない六花だから、いつも必ず誰かが救いの手を差し伸べてくれたのでしょうけど。
(逆に言えば、千花ちゃんはなんでも一人できっちり出来てしまったから…ということになるのですが)

食事が終わっても特にすることがない六花は、窓の外を見ながら前回で描ききれなかった分の回想をすることにしました。ここでやっと拓人の登場です。六花はローザンヌの前にアメリカのコンクールの日本予選に出場していて、拓人もそれに参加してました。まーなんて運命的(棒読み)。受験の時といい、六花がピンチになると必ず(?)現れるのね、拓人君。ちょっと大人になった拓人君は以前よりも顔の描き込み方が多少マシになってました。以前は山岸さんの自画像と紙一重だったのに。

しかし拓人君よりもおどろいたのは大地君。休載期間中にローザンヌに参加してスカラシップを獲得、今はロンドンのロイヤルバレエ学校だそうです。熊川みたいですね~だいぶキャラ違うけど。それに大地君は身長が178あるっていうし。18歳で178だったら、あともうちょっとは伸びるかな?それでも欧米列強に比べれば小柄なほうですが。ロシアとか普通に190台がいるもんなぁ。女子も背が高い人多いし。六花はどれくらい背が伸びるんでしょうね。

昔はぎくしゃくしていた六花と拓人ですが、ちょっぴり大人になった2人はなんかいい感じー。肩肘張らずに素直に会話が出来てます。六花の歌舞伎調とか拓人の「恥ずい」とか、寒い会話もありましたが、まあ大目に見ましょう。だってそれが山岸クオリティですから。(ああ、こうやって細かいところに目くじら立てずに読めるマンガっていいなぁ…)

しかし、六花は成長して度胸がついたようですが、拓人君のほうは相変わらず本番に弱いというか、プレッシャーに弱いというか。期待されたくないからコンクールに出るのを母親に内緒にする、というのもねぇ。落選して落ち込んでるところを見せたくないんでしょうね。しかも大地はロイヤルだし、自分より背も高いし。

オーディションでの拓人のモノローグ
「審査員俺を見るなー」
はおかしかったです。あんた、見なくちゃ審査できないでしょうが、って。六花は逆にグループの中央で
「私を見て!」
状態だったのにねぇ。女の子のほうが先に大人になる、ってことでしょうか。

今回の六花のモノローグはここで終わり。このコンクールがどうなったのかは出てきませんでしたが、今ローザンヌに行くために成田にいるってことは…ですよね。多分。次回はこのコンクールの続きなのか、それともやっと雪がやんで飛行機が飛んでくれるのか。うーん、どっちも気になる…ひとみちゃんがどうなったとか出てこないし(ひとコマで片付けられそうな気もするけど)。あ、それとも次回は

飛行機の中で回想

かも?これなら話も少しは進むし、気になる回想も読めるし。一石二鳥?


しかし、今回出てきた“国内コンクールを総なめにした天才少女”の双葉ちゃん。これまたえらいこと微妙な顔で…。茜の顔にやっと見慣れたところなのに、また強烈なのが出てきました。しかしこのマンガは顔の描き込み具合と役の重要度が正比例してないので、もしかしたら双葉ちゃんはこれから六花のライバルとして大ゴマでどアップになったり、うっかり扉絵になったり、ひょっとしたら表紙までなってしまうのかもしれません。うーむ…キッツイなぁ。。。



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