今月のテレプシコーラ（ネタバレあり）

ダルダルだった前回から、休載を挟んで2ヶ月。
長かったローザンヌコンクールも、ようやく受賞式までこぎつきました。

いや～、長かった。

本当に長かった…

そして授賞式も長かった…

ここまでひっぱったんだから、ケントや宇野都ちゃん（いまさらだけど宇野って神田うのから来てるのかな？）が入賞するのもきちっと描きたいというのもわかりますが、六花が呼ばれるのと同時進行なので、あっちゃこっちゃに場面が飛んでまどろっこしいったらありゃしない。

で、長いこと引っ張ってた六花のオファーの件ですが、前回都ちゃんの先生がローラのいる場所で六花の話をしていたので、てっきりローラが六花にオファーがあることを伝えるのでは？と思っていたのに、残念ながら、空振り。六花は都ちゃんの先生＆コンクールのスタッフに呼ばれ、ステージ脇へ。ステージには例の金髪のボジョリー先生もいます。おお、六花はここでルードラへの道を手に入れるのか？と思いきや…

“〇〇〇賞はカイヅカ・バレエ・スタジオのユキ・シノハラ”

プレゼンターのこの言葉に、大地・茜・菅野先生の3人は思わず

エエェェェェエ！？

と叫んじゃってました。私も立ち読みしている本屋で、同じように叫びそうになりましたが、レジの真ん前だったのでぐっとこらえました。

いやぁ、ほんと今月号はこの最後の2ページのためだけにあったような回でした。というか、今月号だけじゃなくここ数回のテレプシが、この2ページのためにあったような…。

意外だったのは、ゴールド確実と思われていたローラが、どうやらゴールド・メダルを獲り逃したらしいこと。もしかしたら来月号の冒頭に授賞式の続きがあって、“ゴールド・メダルはローラ・チャン”ってことになるかもしれませんが。ローラがゴールドを獲れない理由がいまいち思いつきませんので。

ちなみに、本筋に絡まないのでその存在をうっすら忘れかけてた大地と茜は、傍観者としてローザンヌを楽しんでいました。本選に進めなくて落ち込んでいた茜も、都ちゃんの入賞を素直に喜んでましたし。大地は茜のこういうサバサバしたところを好ましく思っているようです。まあ、だからといって恋愛に発展するとは限りませんが。

衝撃のラストシーンのおかげで、タイムマシンを強奪してでもはやく次回が読みたくてたまらなくなっていますが、気になるのは六花が受賞した賞が何の賞かということ。審査員長のＮ氏は六花の「シンデレラ・ストーリー」を見てないのだから、当然審査の基準になったのは…あのジゼルのインプロヴィゼーションしか思いつきません。果たして、Ｎ氏の真意は…？六花はいったいどこに留学するのか？？そして、すっかり忘れられてる拓斗たち日本組の再登場はいつ？？

とにかく今は来月を待つ＆これ以上引き延ばしがないことを祈るしかありません。。。