※この記事は映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の結末に触れる内容になっているのでご注意ください。
マーベルユニバースのヒーローがどどんと集結する(一部誇張あり)、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を見て来ました。
そんなに急いで見に行く予定ではなかったのですが、先週の金曜日に映画が公開されてから、SNSで多くのアメコミ映画ファンが衝撃を受けたとコメントしているのを見て、一体何事かと気になって早めに見に行くことに変更しました。
で、見たわけなんですけどね、それがですね、見終わった直後の感想をざっくり言いますとですね、
いやもうちょっと待って意味わかんない考えさせて
でした。あの長かった「レディ・プレイヤー1」よりも更に15分ほど長い上映時間(予告入れたら165分もあった)が残り10分くらいになった時、エンドロールが始まった時の衝撃と言ったらもう。「え、ここで終わるのかよ」と。私は、映画を見る時、予備知識をあまり入れないようにしている(入れようとするとキリがないから)のですが、今回はせめて「これ1本で完結しない」ということをあらかじめ調べておいてから見に行けばよかったと思いました。
公式サイトはこちらになります。
あらすじをざっくり言いますと、サノスっていう宇宙最強の敵が、6つすべてを手に入れると世界を滅ぼす力を手に入れることが出来る
で、見終わってしばらく経って、冷静になってからの感想です。結末についてもベッタベタに触れています。
まあそういうわけで物語の舞台は宇宙のあちこちだったり地球のどこかだったりするんですが、最終決戦が行われたのはワカンダ王国でした。ちょっと前に「ブラック・パンサー」を見たばかりなので、ここはわかりやすかったです。登場人物も「あ、この人知ってる」ってすぐ思い出せたし。というか他の映画は詳しいこと忘れてるのが多くて、思い出すのが大変だったよ!あとキルモンガーが死んだこと忘れてたよ私!どさくさに紛れて生き返らせてくれたらよかったのに!
最初に書いたように、この映画はマーベルユニバースのヒーローが大量出演するので、これまでのアベンジャーズシリーズのレギュラーの他に、ドクター・ストレンジとかガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとかスパイダーマンとかのキャラクターもばんばん出てきます。逆にアベンジャーズのメンバーで出てこなかった人もいるけど。でも私はこの映画は1作で完結すると思ってたから、本編スタートして2時間過ぎたあたりになってもまだ「これからホークアイさんが皆のピンチを救いにやってきてくれるんだ」と信じてましたよ。ええ。ただ、出てないことに意味がないはずはないので、続編に期待しています。アベンジャーズ1期生は皆生き残っていた…ような気がするし。多分(2回目見て確認します)。
サノスのいう「人口が増えすぎると世界の均衡が崩れるから半分に減らす」という発想は誰が聞いても乱暴な話で、「そんなうまいこといくわけないだろう」というツッコミは不可避なはずなのですが、アベンジャーズ側のヒーロー&キャラクターが多すぎて飽和状態だったので、なんだか説得力がありました。ラストシーンでサノスがいた場所が、堅牢な要塞とか禍々しい魔窟みたいな場所ではなく、科学技術や超能力とはかけ離れた、ジャバリ族の砦(?)だったのも、サノスの求めているものを象徴しているようにも思えるし。あの人、そのままワカンダにいついてロハスな生活を始めちゃうんじゃないかしら。ワカンダのことすごく気に入ってそうだし。戦闘でいっぱい樹木が萌えちゃったから、植林活動とかしてほしいですわ。まあ、そんな風に呑気に思えるのは、私にとってはインフィニティ・ストーン集めてリセット!されたことよりも、映画の冒頭でアスガルドの民の乗った宇宙船が襲われて、ヘイムダルが殺られちゃったことが衝撃だったからなのかもしれませんけどね!あの場面を見て、「ワイのヘイムダルになにしてくれとんねん」と怒りすぎて、しばらく映画の内容が頭に入りませんでしたから(2回目は冷静に見ます)。あの衝撃に比べれば、この結末なんて続編への前振りにすぎないから…。
映画の結末についていろいろ書いてしまいましたが、インフィニティ・ストーンを6つ集めたサノスが指パッチンしたせいで、宇宙の生命(人間に限らない)は半分に減り、なすすべもないままでこの映画は終わってしまいました。でもこれでおしまいではなくて、アベンジャーズたちは続編で反撃してくれるはず…ホークアイさんと一緒に…多分。
でも、続編で一番気になってるのは、アベンジャーズ側がどうやって復活するのかよりも、宇宙の均衡を図るためにサノスがとった行動は正解だったのか、という答え合わせのほうです。人道的に考えたら不正解のはずですが、ただ単に大きくバツをつけて済ませられる話ではないと思うので。
映画のストーリーとは関係ないですが、ソーが武器を作ってもらうためにドワーフのもとを訪ねる場面、ドワーフなのにソーよりもはるかに体が大きかったので「おいおい」と突っ込みそうになりましたが、演じてる人をよく見たらおそらく…だったので、これでいいのか?という疑問とこうするべきであるという納得感が両方湧き上がってきて複雑な気持ちになりました。現実的ではないけど、いつか「ロード・オブ・ザ・リング」が再び映像化されたら、同じことをするのかしらとか。あと、サノスの部下で目じりから羊のツノみたいなのが生えてる女性(?)の戦士がビジュアル最高で超かっこよかったです。できれば続編も出てほしいわ~。途中で倒される品川徹みたいな部下も割と好きでした。サノスは悪役だけど、本人も周りも結構魅力的に描かれていたから、衝撃の結末も割と許せました。ネビュラに拷問してたのは許せないけどな!
ハルクことブルース・バナーさんは「マイティ・ソー」3作目から続けての登場でしたが、ハルクに変身できなくなったので劇中ではブルース・バナーさんとしてのご登場でした。なぜハルクに変身できなくなったのか理由は明らかになりませんでしたが(ヒントあった?)、ハルクじゃなくなることは彼にとって良いことのはずなのに、変身できないことが逆に彼を苦しめてるのは切なかったです。続編ではどうなるんだろう?
エンドロール後のおまけ映像、最後に映ったマークの意味が分からなくて、終わってからスマホで必死に検索して調べました。その結果、意味はわかったけどそれが続編とどう繋がるのかがよくわからない…というか、続編をいつまで待てばいいのかが一番わからなくて落ち着かない…北京五輪より後だったらどうしよう…長生き、長生きせねば!
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