太平山麓のナチュラルファーム

3年続けた畑作業は休憩中で、庭の手入れやら、山小屋での作業、飼い猫の生態などを記録していこうと思っています。

庭に作った「かまくら」

2017-02-09 | 

  庭に積もった雪をかき集めて、孫たちを喜ばせようとかまくらを作りました。横手市での子供のころは、屋根の雪下ろしした雪に横穴を掘ってかまくらを作ったり、畑の雪を四角に積んで中をくり抜いてから天井を杉の枝で覆ってかまくらを作ったりした思い出があります。

今回は、雪を円柱形に積んでから、壁の厚さ30センチメートルくらい残して円筒形のかまくらを作りました。近年は温暖化のせいか、雨が降って雪が溶けやすくなったりするので、雪が緩んで中の人に屋根が落ちたりしないように屋根のないかまくらにしました。

 

  保育園から家に帰る途中の孫たちが寄って、かまくらの中に入ってはしゃいでいました。2回も下着を取り換えた作業も、何も難儀でなかったようにすっと汗が引いています。

 

   周りが暗くなると、中のキャンドルが幻想的な雰囲気を醸し出します。

 

  かまくらの中の「水神様」には、餅とみかんをお供えしました。子供の頃は、お供えした餅を水神様から頂いて、かまくらの中の炭火で焼いて食べたものです。おいしかったなあ。

 

 


雉と雀鷹と雀

2017-01-24 | 

  

今年もキジがやって来ました。餌の少ない冬に毎年やって来ます。

最初のうちは、まだ枝に残っているツルウメモドキの実などを食べていました。

 

 

今はだんだん慣れてきて、雀にやったくず米を黙々と食べています。

居間のガラス戸のごく近くまで来て啄み、居間で動く気配を察すると急ぎ足で離れていきます。

助走をつけなければ飛び出せないキジの、よたよたと走る逃げ足はとても滑稽です。

 

 柿の木に止まって獲物を狙っている雀鷹。庭に来たのは初めてです。

  雀をとらえ飛び立つ雀鷹。

 

  

居間のガラス戸は、まるでマジックミラーのようです。外で餌を啄む雀には居間の様子があまり見えないらしく、ガラス戸のすぐ近くまでやって来ます。

年老いた黒猫「モモ」は、腕利きのバードハンターだった若いころを思い出したのか、背を低くしてソーッとガラス越しの雀に近づきます。

今だとばかりに伸び上がって飛びかかるものの、ガラスにゴン。まったくドジなモモ。椅子から落ちて怪我した自分としては、年齢が似ているせいか笑うに笑えない光景でした。

今年は、山での作業、流木で製品づくり、庭の手入れ、老猫の観察などを楽しく続けていきたいと思っています。

 

 

 


流木で鉢台作り

2016-11-23 | 

流木での作品は、春にはベンチと椅子2脚を作り、そのあと孫たちと一緒に拾ってきた丸太のかけらの流木でベンチとテーブルを作りました。

これまでは比較的大きなものを作ってきましたが、今度は庭の鉢を乗せれるくらいの台を作ってみました。

  流れ着いた板は1枚1枚が幅や厚さが違うのですが、つなぎ合わせれば1枚板よりは味があるかな? 4本の脚は小枝でつなぎ、椅子のように座ってもぐらつかないようにしました。

 

   天板は1枚板ですが、流木の朽ちた部分を取り除いたら面白い形になりました。天板の裏側は脚を取り付けるため補強し、3本の脚を取り付けました。2本の脚を小枝で結び、さらに小枝の中央から1本の脚を小枝で結び補強しました。1本脚は、人の足のような形の流木を使って安定性を保っています。

 

  漂着していた丸太のかけらを3個輪切りにして、鉢の台にする材料を拾ってきました。同じ形をした3枚の板で作った3個の台を並べても面白いかも。

 

     1個目の台が完成しました。この後、2個目3個目の台も面白い形をした足で作ってみようと思っています。

 

 夕方になって、庭は雪化粧。これからは寒さもきつくなり雪も積もるので流木拾いはできませんが、春まで手元にある材料で楽しもうと思っています。

  

 

 

  

  

 


2016.9 アゲハチョウの幼虫と庭の花

2016-09-22 | 

9月も下旬となると朝夕めっきり涼しくなって、庭の花は色を濃くしてきます。冬が来る前に虫を引き付けて、早く種をつけようとしているのでしょうか。

8月頃頻繁に庭に飛んできていたアゲハチョウが、ハーブの「ルー」に産卵したらしく、先日まで黒っぽかった幼虫が、羽化が近いのか黄緑色に変化してきました。目が大きくてひょうきんな顔の可愛い幼虫です。
1本のルーの葉を5匹の幼虫が食べているので、成虫になるまで食料が間に合うのか心配です。
みんなきれいなアゲハチョウになって、来年も産卵に来てくれればいいなと思っています。

2016.9 アゲハチョウの幼虫と庭の花

 

 


流木で作った長椅子とテーブル

2016-08-30 | 

6月に、流木で椅子2脚とベンチを作り庭に置いてみました。きっちりとした形ではなく曲線が多いのに、庭にしっくりとなじんだ感じだったのでまた作ることにしました。

 

 7月に、孫たちと流木拾いに行ってきました。孫たちは流木よりも貝殻拾いに没頭して、貝殻を見つけるたびに呼ばれるものですから、あっち行ったりこっち行ったり。

 

 長椅子の素材にと持ったものの、水を含んでいて重いので背負って車まで。

 

 どうしてもお手伝いしたいようで、テーブルの脚にする素材の切断に参加。

 

  山小屋のウッドデッキ上の作業台で、長椅子作りの作業開始。お手伝いしてくれてるような態度に感心するものの、作業は一向にはかどらず。

 

 水を含んでいた材料も乾燥しました。長椅子に変貌させようとする意向に沿うでしょうか。

材料には数か所に大小の穴がありますが、これは初めからあったもので、たぶん枝の部分(節)が漂流するうちに抜け落ちたものと思われます。

 

   曲面に脚をつけるのが大変でしたが、どうにか長椅子の完成。

 

  曲面を削り平面部分を確保したものの、コーヒーカップ数個しか載せられないテーブルの完成。

 

流木の曲線のやさしさ、奇形の面白さに魅せられ、これからも流木を材料にした色々なものを作っていきたいと思っています。 


H28.6月下旬の庭

2016-07-02 | 

H28.6月下旬の庭

 

春先のぱっと目立った花と違い、梅雨時に咲くアジサイは落ち着いた花色で雨がよく似合っています。

バラは四季咲き以外一段落し、この後、ローズヒップを取り除いた後から出た新芽に花が咲くことと思います。

温暖化の影響なのか、早くも白色の桔梗が咲き始めました。また、雪が多く寒い秋田ではめったに実をつけることのなかったビワが熟しています。

柿は昨年が裏年であまり実をつけませんでしたが、今年はたくさんの実をつけ、身の丈に合った実をつけるために余計な実は次々に落としています。

先日作った流木の椅子とベンチを庭に置いていたら、椅子の脚にニイニイ蝉の抜け殻がつかまっていました。蝉の鳴き声が聞こえてくるといよいよ夏が来たと感じますね。


山小屋で草刈り

2016-06-28 | 山野

 駐車場から山小屋に続く道の草刈りをしました。昨年の今頃、3人で山小屋でホタル観賞しながら酒を酌み交わしたので、今年も一杯やろうかという話になる前に草刈りをしてきました。

 山小屋周辺はすっかり緑に囲まれ、草丈も高くなっています。小屋を覆っている栗の木は満開の花でいっぱいです。

  3年前に植えた花しょうぶが咲き始めていました。

  小屋の前の2本のグミの木には真っ赤に熟した実がいっぱいついていて、地面には完熟した実が地面にいっぱい落ちています。

  近くの斜面にはキイチゴがたくさん生えていて、黄色く熟した実を沢山つけていました。やさしい甘みのある実です。

  ヤマユリの蕾はだいぶ大きくなってきて、今年も隣に生えているクルマユリと一緒にきれいな花を咲かせることと思います。

     

20株くらいのアジサイには花芽がついたのですが、カモシカの好きなヤマユリの花芽同様に数株の花芽が食べられていました。梅の木4本の葉も食べられて、今年から付けた梅の実が寂しそうに枝についています。

    4月2日に、山小屋近くに積んである朽ちたシイタケのホダギの中から連れてきたカブトムシの幼虫4匹。水槽の中に幼虫の食料となるホダギの輪切りと腐葉土を入れて育てていたら、今日カブトムシ1号が誕生。きゅうりをあげたらさっそく元気に食べていて、保育園から帰ってきた孫が大喜びです。

  


流木でベンチ作り

2016-06-24 | 

  10日前に流木で椅子2脚を作りました。

 

その後ベンチを作ろうと思い、新屋浜に行ってベンチに使える流木を拾ってきました。

雄物川の河口近くには、さまざまな流木が漂着していて、あれも使える、これもと迷ってしまうほど色々な形の材料がありました。

 

   毎日が日曜大工なので時間をかけて作ったベンチ

 

     脚部

 

 背もたれと座面の板を張って完成。背もたれの取り付けが一番大変でした。

 

 10日前に完成していた椅子と一緒に置いてみました。

 

柿の木の下は森林浴気分です。

一緒にコーヒーでも飲みませんか。ビールもいいですね。

 

 

 


流木で椅子作り

2016-06-16 | 

流木で椅子作り

庭の柿の木の木陰でゆったりと花を眺めながらコーヒーでも飲みたいなと思い、椅子とテーブルを置くことにしました。
キャンプで使った椅子はあるのですが、なんかしっくりしなくて流木で椅子を作ることにしました。

向浜の海岸に行き、砂浜をゆっくりと歩きながら、この木は椅子の脚に、座面にはこの板を、背もたれはこれがおもしろいのではと構想を練りながら流木探しをするのも楽しかったです。

椅子は二脚作り、以前流木で作ったテーブルと一緒に庭に置いてみました。

これから、蚊取り線香を四隅に置いてヤブ蚊対策をしながら、今まで以上にボーっとしようと思っています。

忙しくしている方は、コーヒーでも飲みながら一緒にボーっとしませんか。


H28.6初旬の庭

2016-06-07 | 

H28.6初旬の庭

5月中旬の投稿から20日ほど経ちました。
春の勢いが染めた庭は、ほとんどの木々が葉を茂らせ、日陰を作り、全体が落ち着いた雰囲気になっています。

今の庭は、5月下旬頃から咲き始めたバラが主役で、引き立て役ではないのですが、あまり自らを誇張しないジギタリス、しもつけ、やぶれがさ、ラムズイヤー、ヒューケラ、ヒペリカム、なでしこ等が咲いています。

今年は柿の花が昨年の数倍もつけて、煉瓦敷きの上に沢山の花柄が落ちています。落ちている花柄を見る度、これから暑い夏の日に変わっていくんだなと想います。
「梅雨の花」と言われている立葵が大きく蕾を膨らませて、これから間もなく咲き始めると、いよいよ夏も近いと感じます。


H28.5月中旬の庭

2016-05-17 | 

5月中旬の庭

4月の庭は水仙とチューリップが主役で、庭全体が春が来たという感じでした。
5月中旬になってからはチューリップはほとんど終わり、あの色鮮やかで賑やかだった庭が、目に優しい若い緑色に変わってきました。

ギボシは、タケノコのような芽を出したなと思っている間に葉を大きく開き、エビネ、ナルコユリ、フタリシズカ、スズラン 、フウロソウなど山野草も競うように背丈を伸ばし、あっという間に花を咲かせています。また、柿の木の新芽にも小さな花芽がつき、もうちょっとで咲くから待っててと言っているようです。

 散髪したオンコ

苅込前のオンコ    苅込後のオンコ  

 


H28.4月中旬の庭

2016-04-17 | 

3月の雪消えを待てずに雪ノ下でつぼみを膨らましていたクリスマスローズは今が盛りで、4月に入り水仙が次々と咲き始めました。
雪囲いを取った後のミモザは、我が世の春とばかりにひときわ目立つ黄色の花を枝いっぱいに咲かせています。

この後温かさを増すごとに次々と花が咲きだします。大きくなっていく花芽を眺めながら、長いトンネルを抜けた後の解放感と、春いっぱいの季節感を味わっています。

H28.4月中旬の庭の写真にリンクしていますのでご覧ください。

 

春らしさを感じさせる今日この頃です。

 ナツボウズが良い香りを漂わせ咲いています。

 初冬に花が咲き、雪囲いの中で実をつけていた枇杷

 ギョウジャニンニクは旬を過ぎ、シドケはこれから    

    

クリスマスローズは間もなく種を付け始めます。ここ数年、こぼれ種が芽を出し、小さい株がだいぶ増えてきました。秋には株分けもする予定ですので、植えてみたい方にはいくらかお分けできます。

 


3月中旬の庭

2016-03-21 | 

     

数日前まで庭の片隅に残っていた雪もすっかり消えました。「ミモザ」の雪囲いをとってみたら、少し寒さで焼けてしまった葉や蕾があったのですが、大半は大丈夫で、雪囲いの内側にあった蕾は黄色く大きくふくらんでいました。

    

 数年前に雫石町の花工房で購入した球根「アイリス」。 雪消えと同時に芽を出しあっという間に花を咲かせます。10日間くらいは咲いてくれるでしょう。

      

雪の下で蕾をふくらましていた「福寿草」と「夏坊主」。福寿草は花が咲きすぐに脇から人参のような葉を日増しに大きくし、夏坊主は昨秋からの葉が夏にはすっかり落ちてしまい坊主になってしまいます。

      

           

雪消えから順次咲き出した「クリスマスローズ」。春一番に咲き始めてその後に咲くチューリップや水仙などの花が終わってもまだ長い間咲いてくれます。 

         

福寿草やアイリス、クリスマスローズなどと一緒に春一番に咲き始めた「クロッカス」、「水仙」は花芽をふくらましはじめ、「チューリップ」も直に花芽が出てきます。

      

昨年の初雪前から咲いている「寒椿」。雪に赤い花びらをきれいに散らして寒い冬をいくらか緩めてくれていました。春の暖かい日には一斉に花びらを落とし地面を真っ赤にします。

「ギョージャニンニク」は伸びていく音がするくらい一日ごとに大きくなります。

これから色々な花が咲き、日増しに庭の地面が覆い隠されていくのが楽しみです。

    

玄関内では、30数年前に友人から頂いた小さな花のシンビジューム、10年前に頂いた黄色のシンビジューム、3年前の白色のシンビジュームが、花の少ない時期を埋めてくれています。

 


寒中の庭

2016-01-19 | 

寒中お見舞い申し上げます。

今年最初の投稿で「明けましておめでとうございます」とご挨拶するつもりでいたのですが、今年も昨年同様に一日一日が早く過ぎてしまいと言い訳している間に、明後日は「大寒」ということで寒中見舞いになってしまいました。

日頃からの無精をお詫びいたしますとともに、今年もよろしくお願い申し上げます。

 

 雪に覆われた庭 

12月はほとんど雪はなかったのですが、1月中旬に一晩で真っ白に。

雪囲いをしている手前の木は「ミモザ」で、覆いの中では、花芽をたくさん付けて春を待っています。ひときわ目立つ黄色の花が春の庭を彩ってくれることと思います。

 

 雀の食事    順番待ちで鈴なりの雀

鳥に餌をあげる棚はずっと同じ場所に置いているのですが、夏場はほとんど来ることはありません。他に餌がたくさん有るのでしょう。

冬になってからは、友人からいただいた「くず米」を棚に上げています。最初は5羽くらいで来て、棚に止まってはすぐ飛び立つ警戒ぶり。次第にこれは食べても好いものと分かったのでしょう。今では、隣近所に呼びかけたのか、50羽くらいが来て整理券を出さなければならないくらいの盛況ぶりです。

 

雪だるま   雪だるまに挨拶する雀 

3歳の孫にせがまれ、痛い腰を中腰で作った雪だるま。できあがった雪だるまの顔を見て、ババに似ているとか、1歳の弟に似ているとか言いながら大喜び。痛い腰もなにごともなかったかのようです。

しばらくしてから、雪だるまの周りに雀たちが降りてきて、変な顔だと思ったのか大声でチュンチュン言いながら挨拶をして飛び立っていきました。

                                         

  雪の中の「敬友山荘」

雪囲いをした山小屋に行ってきました。30センチメートルくらいの積雪がありました。このあともっと積もると思いますが、山の中でも日が当たる場所なので一番先に春が来ると思います。

今年も山小屋で過ごすことが多いと思います。是非遊びに来てください。


マイタケが出始めました

2015-09-17 | 山野

 3~4日前頃からマイタケが出始めました。

 握り拳くらいの大きさですが、1週間もしないうちに大きくなると思います。

  4月下旬、山の斜面にマイタケ菌ブロックを伏せたものです。

 雨でマイタケの中に土砂が入るのを防ぐために、ビニールシートで覆いました。

敬友山荘に集まる仲間たちとの収穫が楽しみです。収穫後は、山荘で焼き肉パーティーの予定です。