今年もキジがやって来ました。餌の少ない冬に毎年やって来ます。
最初のうちは、まだ枝に残っているツルウメモドキの実などを食べていました。
今はだんだん慣れてきて、雀にやったくず米を黙々と食べています。
居間のガラス戸のごく近くまで来て啄み、居間で動く気配を察すると急ぎ足で離れていきます。
助走をつけなければ飛び出せないキジの、よたよたと走る逃げ足はとても滑稽です。
柿の木に止まって獲物を狙っている雀鷹。庭に来たのは初めてです。
居間のガラス戸は、まるでマジックミラーのようです。外で餌を啄む雀には居間の様子があまり見えないらしく、ガラス戸のすぐ近くまでやって来ます。
年老いた黒猫「モモ」は、腕利きのバードハンターだった若いころを思い出したのか、背を低くしてソーッとガラス越しの雀に近づきます。
今だとばかりに伸び上がって飛びかかるものの、ガラスにゴン。まったくドジなモモ。椅子から落ちて怪我した自分としては、年齢が似ているせいか笑うに笑えない光景でした。
今年は、山での作業、流木で製品づくり、庭の手入れ、老猫の観察などを楽しく続けていきたいと思っています。