越知町ファンクラブ

越知町の一層の活性化を応援し、“高知を元気にする”ブログです。

第5回 仁淀川流域"宇宙桜の会" を開催しました(その2)

2010-08-26 | 横倉山・横倉山自然博物館に関する記事
遅くなりましたが、第5回 仁淀川流域"宇宙桜の会" の報告をさせていただきます。

7月30日(金)14時~16時、越知町の横倉山自然の森博物館をお借りして

第5回 仁淀川流域"宇宙桜の会"を開催しました。

第5回 仁淀川流域"宇宙桜の会" を開催しました(その1)




歴史・史跡・ミステリーをキーワード の分野では、

越知町平家会、理事・事務局長の澤田さんから取り組みの報告がありました。

仁淀川町の「武田勝頼土佐の会」と越知町の「越知平家会」は、共同して仁淀川流域における歴史伝説を生かし、「国道33号線歴史ミステリーゾーン」を観光資源として再発見し、町内外に売り出し集客アップを図ることを目指しています。

さらに、勝頼の史跡周辺の観光街歩きや、横倉山周辺の観光トレッキングのツアー客の案内の出来るガイドを養成するための、観光ガイド養成研修会を開くための講師報酬支援を「高知県観光振興部おもてなし課」に申請し、採択されました。

観光ガイド研修計画は、

第1回 7月21日講師 岡林照壽・武田勝頼土佐の会会長

第2回 7月24日講師 澤田泰彦・越知平家会理事

がすでに実施され、

第3回 10月 9日13:00~17:00 

       講師 近澤真弓・城西館コンセルジュ(仁淀川町基幹集落センター)

第4回 10月23日13:00~17:00 

       講師 近澤真弓・城西館コンセルジュ(横倉山自然の森博物館 図書室)

が予定されています。



また10月3日には、越知町の宮ノ前公園で開催される「コスモス祭」で、

新屋まりコンサート」も予定されています。

越知平家まつり に関する記事



親子で体験型の川に親しむ分野では、

によど自然素材等活用研究会の隅田さんから、

8月29日に仁淀川町の池川地区・宮崎の河原で、小学生対象20組40人予定で、アユ釣体験など

を予定していることが報告されました。

9月には、越知町の黒瀬で、カヌーを使った"川に親しむ"取り組みを

仁淀高校から高知大学に進んだ学生と一緒に・・・の予定も出されました。



今回も羽迫さんから、

"水と子ども達を結びつける"取り組みの一つとして、レイチェル・カーソンのセンス・オブ・ワンダーの取り組みが、こともたちの新鮮な発見や気づきを促して、感性を高めながら子ども達をとりこにしていく話をしていただきました。

この取り組みの森版、アジロ山 "森のようちえん"は、8月29日(日)9:30~高知市福祉交流プラザで開催される「2010高知ボランティア・フェスティバル」でも展示・報告されることになっています。



エアーポケットみたいな仁淀川・・・

観光にかかわっている市川さんからは、

仁淀川は水のきれいな川としても知られており、有名な地質・ジオパークや牧野博士の出身地としての有名な植物や場所があり、歴史・史跡ミステリーなど、観光資源と言う点から見ても仁淀川流域は "宝の山" だと思うが・・・なぜ観光客が他の流域から比べるとこんなに少ないのか・・・エアーポケットみたいな仁淀川・・・と言う話がありました。  

つづいて、NPO市民会議の四ノ宮さんからは、

活動が見える情報発信が進んでいないのが原因ではないか・・・四万十川流域の情報発信はしっかり動いているように思う・・・仁淀川流域も原石を磨きながら、情報発信を強化することがたいせつでは・・・

受け入れ体制など、インフラ的な面もすすめながら・・・と、市川さんや四ノ宮さんからアドバイスをいただきました。



情報発信の取り組みでは、

仁淀川町の県企画員・西森さんからは、

仁淀川町で「NPOとさはちきんねっと」の主催で、慶応大学と連携した、情報技術を用いるなどして町内の観光資源の整理や表現の工夫、コンテンツづくりなどを学んでいく・・・40人が参加。

この取り組みを計4回、9月にはシンポジュームを開く予定の話がありました。



「仁淀川ファンクラブ」では、このほど「仁淀川流域の情報」として、情報を分野別に集めて、分かりやすくする取り組みを始めました。

また、市町村別のブログの左サイドバーに、「仁淀川流域の情報」を出しています。

仁淀川町  越知町  佐川町   日高村   土佐市   いの町   高知市春野町

まだまだ情報は少ないです。仁淀川流域の情報発信に貢献したいと思っていますが、

市町村に派遣された県の企画員の皆さんや市町村の職員、そして情報発信の出来る地域の人達と連携しながら、仁淀川流域の様々な情報を、

役場や団体・個人のホームページやブログで、

またいつでも発行してもらえる専用ID・パスワードで、自由に情報発信出来る「高知ファンクラブ」に投稿して、「仁淀川ファンクラブ」や該当の市町村ファンクラブのブログにも載せて、情報発信・検索エンジン対応を図って行けたら・・・と思っています。



次回、第6回 仁淀川流域"宇宙桜の会" は、

8月27日(金)14時~16時、越知町の横倉山自然の森博物館をお借りして開催する事にしています。



仁淀川流域の活性化を応援する取り組みに関心のある方、力を貸していただける方の参加を期待しています。

お問い合わせは、「高知ファンクラブ」運営事務局までお願いします。




第1回 仁淀川・四国カルストジオパーク説明会・佐川町内ジオサイト見学ツアー 

9月5日(日)10時~15時 (10時に佐川地質館へ集合)

参加受付・申し込みは、佐川地質館 

住所:〒789-1200 高知県高岡郡佐川町甲360番地

TEL : 0889-(22)-5500 Fax :0889-(22)-5511

マップ

参加費:入館料の300円

 1 ジオパーク構想の説明(意義、趣旨、目指すもの)  1時間   

 2 佐川地質館の見学                     1時間

 3 佐川町内のジオサイト 地質館見学後車にて現地を見学  昼食を挟んで 2時間(15時終了)

    
どなたでも参加できます。良い機会ですので誘い合って第1回ツアーに参加されませんか。

今回は佐川地質館主催で、「仁淀川・四国カルストジオパーク」や仁淀川流域"宇宙桜の会" などが共催するイベント・学習会を企画提案していただく事にしています。

申し込み受付や集合場所を佐川地質館として、地質館内での説明を聞いた後、2~3箇所のフィールドを案内してもらって、"世界に誇れる地質遺産"に対する理解を深めるツアー企画です。


HN:仁淀川

仁淀川流域"宇宙桜の会" に関する記事

HN:仁淀川 さんの記事

仁淀川ファンクラブ

仁淀川・四国カルストジオパーク 推進協議会ニュース 第4号

2010-08-25 | 横倉山・横倉山自然博物館に関する記事
仁淀川・四国カルストジオパーク 推進協議会ニュース 第4号



太古の佐川・越知を創造した人物

 今回は今を去る125年も前に日高。佐川、越知へ来て、我々のジオを探査し、そしてこの土地が太古どのようなところだったかを調べ、日本の地学の基礎を築いたエドムント・ナウマン博士のお話をしたいと思います。

皆さんはもう既に私達6町村が地球科学の観点から大変意義のある土地であると言うことはご存じだと思います。

それはドイツから来た一人の青年科学者が佐川及びその周辺の土地を調べ、論文で紹介したからなのです。

当時の日本は先進国の欧米に追いつく為に、学者・技術者・軍人などの多くの欧米人を「お雇い外国人」として高給で雇い入れていました。

その一人がエドムント・ナウマン博士です。彼は1883年(明治15年)、1885年(明治17年)の二度に渡り我々の地を訪れ様々なことを調べました。



佐川を訪問したときに書いた詩(1885年)



エドムント・ナウマン博士

ナウマン博士が1885年(明治17年)に佐川を訪問したときに残したドイツ語の詩が掛け軸として佐川地質館に展示されています。

今年になって、このドイツ語の詩は一体何が書かれているのかと言う疑問に駆られ、この古典ドイツ語筆記体、それも筆で書かれている詩をドイツ人の方にお願いし、英語に直訳して貰いました。

ナウマン博士の詩

German version: (ドイツ語原文)    vEnglish version 1 of poem(英語直訳)

1-Die gruenenden Berge und Laender    1- The verdant mountains and lands

2- versinken in Meeresflutn 2- sink into the sea flood-tides      

3-und was von seltsamen Thieren 3- and what of rare animals

4- am Grunde des Meeres geruht 4- that meet at the bottom of the sea

5- wird wieder emporgschoben 5- will be pushed up again

6- zum glaenzenden Sonnenlicht 6- to the bright sunlight.

7- Dann lassen sich Menschen nieder. 7- Then people settle down here.

8- Wer wuesste den Schluss zum Gedicht? 8- Who would know the end of the poem?

左が掛け軸のドイツ語を現代ドイツ語に書き直したもので、右はその英語直訳文書です。

日本語訳(英語訳から)                  

1 緑なす山々と大地            

2 海の底深く沈む

3 そしてその珍しき生物たち

4 海の底深き場所で出会い

5 再び地上に押し上げられ

6 まぶしき太陽の下に現る

7 そして人々はこの地に定住する

8 誰が知ろうこの詩の結末を

 この詩を今こうして読んでみると、ナウマン博士は125年も前にこの土地を訪れ、ここが太古、海の底であり、海の底から地球の力によって地上に押し上げられた事を確認し、そしてその時感じた事をこの詩に残しました。


その時にこの土地がどのような成り立ちであったかを見抜いて、この詩を作ったのです。125年の時空を越えて一人のドイツ人学者がこの土地へ来て感じたことが、今まざまざとよみがえります。

結びは我々にこの土地をどのように守っていくのかを問いかけているようですね。

        (仁淀川・四国カルストジオパーク 推進協議会・事務局より提供)



ご案内

第1回 仁淀川・四国カルストジオパーク説明会・佐川町内ジオサイト見学ツアー 

9月5日(日)10時~15時 (10時に佐川地質館へ集合)

参加受付・申し込みは、佐川地質館

住所:〒789-1200 高知県高岡郡佐川町甲360番地

TEL : 0889-(22)-5500 Fax :0889-(22)-5511
マップ

参加費:入館料の300円

 1 ジオパーク構想の説明(意義、趣旨、目指すもの)  1時間   

 2 佐川地質館の見学                 1時間

 3 佐川町内のジオサイト 地質館見学後車にて現地を見学  昼食を挟んで 2時間(15時終了)
    
どなたでも参加できます。良い機会ですので誘い合って第1回ツアーに参加されませんか。




次回、第6回 仁淀川流域"宇宙桜の会" は、

8月27日(金)14時~16時、越知町の横倉山自然の森博物館をお借りして開催する事にしています。

仁淀川流域の活性化を応援する取り組みに関心のある方、力を貸していただける方の参加を期待しています。

お問い合わせは、「高知ファンクラブ」運営事務局までお願いします。



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仁淀川・四国カルストジオパーク に関する情報

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第5回 仁淀川流域"宇宙桜の会" を開催しました(その1)

2010-08-24 | 横倉山・横倉山自然博物館に関する記事
遅くなりましたが、第5回 仁淀川流域"宇宙桜の会" の報告をさせていただきます。

7月30日(金)14時~16時、越知町の横倉山自然の森博物館をお借りして

第5回 仁淀川流域"宇宙桜の会"を開催しました。



今回新しく参加された、森林総合研究所四国支所の田内(産学官連携推進調整監)さんより、

自己紹介を兼ねて、仁淀川流域を対象に「地域資源を利用した、循環型経済を基本とした地域の再生と定住社会つくりを行う」など・・・"Bスタイル:地域資源でB+級生活をする定住社会づくり"の研究課題についてエントリーしていることと、その概要説明がありました。

エントリーの審査がクリアーしたときは、仁淀川流域"宇宙桜の会"としてもご協力して行けたらと思っています。

越知町の横倉山自然の森博物館の安井学芸員は、町立の博物館で、日本唯一の化石や牧野博士のフィールドとして3分の1強の植物が見られる、また仁徳天皇など歴史伝説があるなど・・・化石・植物・歴史伝説の3つのテーマのある横倉山自然の森博物館の素晴らしさを話されました。

横倉山自然の森博物館の友の会会員が300人近くいて、月1回のイベント(御岳古道の整備や植物観察など)をして見聞・親睦を深めている・・・と話してくれました。

また、自園のお茶の作業が一段落したと言う事で、佐川町の岡林茶園さんが久しぶりに参加され、土佐茶・仁淀川茶についての説明をしていただき、理解を深める事が出来ました。



前回からの具体的取組みとして、佐川町の橋掛さんと協議をして以下のことを決めました。

「仁淀川・四国カルストジオパーク」の取り組みと併せて具体的行動の第1回として、



第1回 「仁淀川・四国カルストジオパーク」 ツアー佐川編 

9月5日(日)10時~15時 (10時に佐川地質館へ集合)

参加受付・申し込みは、佐川地質館 

高岡郡佐川町甲 tel (0889)22-5511 マップ

    
どなたでも参加できます。良い機会ですので誘い合って第1回ツアーに参加されませんか。

今回は佐川地質館主催で、「仁淀川・四国カルストジオパーク」や仁淀川流域"宇宙桜の会" などが共催するイベント・学習会を企画提案していただく事にしています。

申し込み受付や集合場所を佐川地質館として、地質館内での説明を聞いた後、2~3箇所のフィールドを案内してもらって、"世界に誇れる地質遺産"に対する理解を深めるツアー企画です。



次回、第6回 仁淀川流域"宇宙桜の会" は、

8月27日(金)14時~16時、越知町の横倉山自然の森博物館をお借りして開催する事にしています。



仁淀川流域の活性化を応援する取り組みに関心のある方、力を貸していただける方の参加を期待しています。

お問い合わせは、「高知ファンクラブ」運営事務局までお願いします。



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越知平家まつり(安徳帝810年祭記念)春の風・・・その5

2010-05-07 | 横倉山・横倉山自然博物館に関する記事
午後は、国道33号線沿いにある横倉神社 に場所を移して、開催されました。



「黒田月水」さんより、初公開・オリジナルの"弾き語り" 地元に伝わる「耳なし地蔵」(耳なし城了・じょうりょう)が披露されました。

この後、すぐ近くにあった「耳なし地蔵」の場所を教えていただき、帰りによって来ました。後日お知らせさせていただきます。



越知平家まつり(安徳帝810年祭記念)春の風・・・その5


4月29日、越知町・横倉山の杉原神社と横倉神社で、"安徳帝810年祭記念第一弾 「越知平家まつり」 2010年春の風" が開催され、県内外から多くの方が訪れました。

土佐琵琶奏者として有名な土佐清水市出身の「黒田月水」さんの"横倉山に眠る安徳帝に捧ぐ"奉納琵琶を杉原神社で、また横倉神社では土佐琵琶の会他の方たちも加わった"琵琶演奏"を聞く事ができました。

琵琶演奏の他にも、「浦安の舞」やシンガーソングライター・新屋まりさんのさわやかで透き通るような声で歌う「横倉の風」等も楽しむ事が出来ました。

肌寒い一日でしたが、参加された皆さんを引き付けっぱなしの素晴らしい"「越知平家まつり」 2010年春の風"でした。

今回のイベントの感動の一端を、皆さんにもおすそ分けをさせていただこうと思っています。



横倉神社では土佐琵琶の会他の方たちも加わった"琵琶演奏"を聞く事ができました。










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