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『ファウンデーションの夢』劇間解題 その1「陽電子」

2023-03-15 02:31:17 | 宇宙的意識
劇間解題その1「陽電子」

 只今「ファウンデーションの夢」、「ミーターの大冒険」を投稿中ですが、少しだけ説明を加えたいと思います。
 「陰陽」、「禍福」人生、糾(あざな)える縄の如しと申します。この宇宙と同様に人生も陰陽で構成されています。あげればキリがありませんが、例えば男・女。磁石の両極、電気のマイナス・プラス、宇宙に偏在するダークマターやブラックホールという具合です。
 そこで人生、紆余曲折、裏があって表がある。ある人は本で、「ガチガチの自己イメージを白紙に戻すのには平凡を非凡にしなくては」と説いています。普通平凡の反対は「苦労」と誤解されやすいのですが、忘れてならないことは「非凡」という仏教由来の思想です。
 アシモフの「陽電子」頭脳は、映画「アイ・ロボット」で有名な劇中のスーザン・キャルヴィン博士によって初めて登場します。アシモフの想像は遥か二万年先のターミナス・ファウンデーションの彼方に人類の可能性の大舞台を提供しています。
 私の故郷、霞ヶ浦の湖畔の貧乏寺の住職に尋ねたことがあります。恐れおおいことにお彼岸の供養の客を待たせて小一時間も時間を割いてくださりました。この人も不思議な破戒坊主でした。「人生をくぐり抜ける秘訣」。そんなものは「嘘も方便」。昔、比叡山で難しいお経を学び修行したが、仏の教えは「空」になることのみ。「生きていくには方便あるのみ」。裏も真なりですな!



https://youtu.be/8MoFThwQ9lU

The Daffodils レプリート

2023-03-08 01:32:34 | 宇宙的意識
200年後のある国で ワーズワース 貴方の微笑みを見た
木々の根元にびっしりと春風に揺られて踊る黄色水仙

銀河に揺らめく星々のように
陽気に海風を集め 楽しさを私に向けて吐き出している
 
こんな光景を見たら 誰でも飽きず 茫然とするであろう
他のどんな悦びも ひととき忘れて
無限に開かれた宇宙に吸い込まれ
そのまま無窮に放り出されようとも一切の苦情も言わず
なすがままで陶酔したままであろう

yatcha john s. 「 the daffodils レプリート」

Open my heart, close your eyes

2023-03-04 21:28:53 | 宇宙的意識
開くも自由 閉じるも自在
絢爛豪華な平安時代 興したのは菅原道真 遣唐使をやめたから
今では冠たる江戸文化 鎖国の制度が今では皮肉にも世界の憧れ

開いたら電光石火高杉晋作 明治革命の風雲児
閉じたら永平寺の道元禅師 只管打座

扇子 縮んだ究極の風力発電
微小なナノロボット 血管の中での大掃除
世界最大の野辺山の電波天文台
宇宙のシグナルを捉えよ
世界最大のお墓 百舌鳥古市古墳群
過去と未来を繋いで今を生きよ

心を開いて聴けよ 宇宙の美と神秘の調
目を閉じて想え 人の心の優しさとやすらぎの綾

迎え入れよ 地球の響きと囁きとを
出て行けよ 雄々しく垣根を超えて

https://youtu.be/AYgHzZQMzhQ

yatcha john s. 「Open my heart close your eyes 」


Zone

2023-02-28 17:59:31 | 宇宙的意識
静かに鼓動する
海洋のリズム

深い眠りはウラノスとガイアの愛のいとなみ

形はすべて円となり
大河は大洋に流れ

命は循環するエネルギーとなり球となって

空にかえり
また我らの心にかえる

すべては地下深く繋がり
瞑想の大地の層に枝を巡らし

人の足を通してまた人の命にかえる

汝 オケアノス

汝は宇宙であるのか?
大地であるのか?
はたまた大洋であるのか?
あるいは大河であるのか?

おそらく
汝は我に言うであろう

それもそうであるが
そのほかに
風でもあり
雨にでもなる

お前の息でもある

深い眠りのうちに
波にもなって
夢をみさせる

唱和せよ
私の息吹に
唱和せよ

そうしてまたお前が目覚めれば
また新たな息吹の命を
お前の愛する魂に
慈しみの眼差しで眠りの波を与えることができるであろうと

https://youtu.be/PgkvwG971hw

yatcha john s. 「 Zone 」


Beyond the limit

2023-02-27 22:57:53 | 宇宙的意識
「反省的判断力」とはカントの『判断力批判』の大変重要な概念です。人が人生の難題にぶつかり、答えを探し、道に迷い、選択に迷い、模索して行っては来たり試行錯誤を繰り返し、あるいは失敗し続ける、という状況をあらわしております。

 『鎌倉殿の13人』が去年、毎週日曜日、NHKのテレビで放映されておりましたが、小栗旬が中心の役回りで物語が進行して行くのですが、頼朝もマイナスから這い上がって行くのですが、以外と知られていない舞台の背景に、あの北条氏も並々ならぬ復興一族であったという事実が隠されています。そこら辺に二者の同調作用が上手く絡み合った妙味があるみたいです。詳しくはいずれまた機会がありましたら、一部始終を語りたいと思います。
 ところで、一度ならず、数多くの失敗や挫折から、または弱点を上手くコントロールして、世の中のお役に立つという這い上がりの物語がもとめられ、我々に勇気とエネルギーを与えてくれています。

 たとえば、あの孫悟空も宇宙の果てを越えるという、お釈迦様との勝負に果敢に挑んで打ちのめされてしまいました。その失敗から天竺から人々にやすらぎを与えるお経を求めに行くという人生の目標を見出だすこととなります。

 反省能力は、今現在、是非とも必要な、宇宙が我々に与えてくれている最大の贈り物ではないかと、常々思っております。もちろんこの地上においても同様です。

yatcha john s. 「 Beyond the limit 」

写真は海浜公園の砂丘ガーデン内