“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

21/02/28『タケノコ山BC』

2021-02-28 | バックカントリー

令和3年、2月最後の登山はご存じ「タケノコ山(1,039m)」でバックカントリーでした

 

バックに十勝連峰が入っていない失策

 

2月1日、35年勤めた会社を辞め、

22日から短期のアルバイトを始めました。

土日祝日以外はびぃ~っしりと「ドライバー&配達」のアルバイトは、Amigoさん

が還暦前に行っていた仕事と同じで、立派な登山のためのトレーニングになります

ナビが頼りのアルバイトは失敗ばかりだけれど、とにかく一日が早い。

時間内に一定のノルマを完結させる思考そのものが登山とほぼ一緒

「登り坂」「下り坂」に加えて「まさか」があるのも初心者故なることか

5月中旬に終わりを迎えるころに果たして慣れることができるものか・・・

 

ともあれ、週末に登山もしたくなくなるようなことになっては主客転倒?

いや、まだ還暦前の身であるから“主”は仕事で土日は休めばよいのに、、

昨日も10km走って、今日は久し振りの“晴れ予報”に心が躍って、

ここ幾寅までやってきてしまいました

 

■7:40 駐車スペース

 

占冠の朝7時前の気温はマイナス20℃でした。

明日からもう3月ともなると朝と昼の寒暖差が大きくなって、

午後になるとプラス気温の予報の通り、陽が高くなるにしたがって

日照の力強さを感じる季節になってきました。

天気は最高だけど、南西風が強くってボードが戻されるぅぅ~

 

登り返しがなく、車を止めて出発して間もなく急登になったと思ったら、

もう背後に十勝連峰の雄姿があらわれてくる。

 

左に十勝連峰、右に東大雪の峰々が一望

 

そんなBC志向者が好む条件が揃っている山はそう多くありません。

むしろ“寒い”ことは好条件の1つと言ってよく、

今日などは雪が軽い早朝に登り滑りして、気温が上がる昼前には

下山というパターンは雪崩のリスク回避にもなる。

 

BCの聖地といっても過言ではないタケノコ山(通称)に誰かカッコいい名前を授けてやってぇ~

 

1時間40分で頂上です

■9:20 タケノコ山頂上

 

十勝連峰、表大雪~東大雪はもとより、西方の夕張山地もピカピカです。

が、

風が強いので長居せず、即滑走開始

■9:35 下山

 

■9:50 駐車スペース

 

下道を2時間40分走って行って、登山はあっという間の2時間10分、

安全と健康第一これでイイのだ

 

それではBCの様子はいつものGopro動画でっす

 

210228タケノコ山BC from Toshi.T on Vimeo.[3:40]

 

2月2日から凡そ2週間は中央図書館で『ゴールデンカムイ』(少年ジャンプ)23巻を

読み終え、『菜の花の沖』6巻(途中)を楽しんでいました。

それも皆アイヌの歴史を理解するための一環としてでしたが、アイヌに関わることばかりでなく、

日本、そして北海道の歴史を知るうえでどちらも貴重で、特に司馬遼太郎はやはり、

「坂の上の雲」だけにあらず、ですね

 

また来週

 


コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 21/02/20『漁岳』 | トップ | 21/03/07『紋別岳』 »

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ナジャ)
2021-03-02 17:06:21
Toshiさん、逞しいですね。
池澤夏樹さんの「静かな大地」もおススメです。
返信する
そうでもないです。 (Toshi)
2021-03-03 19:40:51
ナジャさん

池澤夏樹さんの「静かな大地」、これもアイヌに纏わる小説なのですね。
菜の花の沖は現在まだ2巻の途中です。

山に登り、平地を走り、拙いブログを書くこと、生理的摂理の時間以外は
読んでいますが、考える時間が挟まるのでなかなか前に進みません。
それでも地下鉄通勤という人生初めての時間も無駄にはしていませんよ。

体力自慢したいですが、実は疲れがたたって風邪をひいて大変でした。
バイトは休みませんけどね。(自分で選んだバイトだけど少し泣き言も・・・)
返信する
Unknown (Tak)
2021-03-04 17:31:16
筍山といえば、もう7年前にもなりますか、初めてスノーシュー登山に連れて行ってもらいました!いい山ですよね。北海道も寒暖の差が激しいようですが、小山の上は雪も天気も上々で何よりでした。束の間の体レストア期間をお楽しみください!
返信する
Unknown (Toshi)
2021-03-04 18:06:00
Takさん

ありがとうございます。
タケノコ山はTakさんスキーで登っていますよ!確かAmigoさんと一緒たったと思います。
あのときの滑りは最高でした!
春山の雰囲気が週毎に増してきて、日本海側の山域もさあこれからが本番テス!
返信する
Unknown (Tak)
2021-03-04 19:45:47
坊主山と間違えました(^_^;)
返信する
そうですね。 (Toshi)
2021-03-04 20:02:25
Takさん

その時のお楽しみの映像はこちらです。
https://vimeo.com/198657727
返信する
!? (ちえ)
2021-07-05 19:12:55
敏さん、お疲れ様です。
久しぶりにここに来たら2月1日で仕事辞めたって書いてあるけど本当ですかー!?👀
返信する
辞めまして、 (Toshi)
2021-07-05 19:36:02
ちえちゃん

今は某ホールディングス会社に勤めておりますよ。
定年まではまだ少しあるので必死のパッチで働かなくては御まんまが喰えません。
定年後の自適な生活なんてあるんだろうか?
一生働いて、時に山に登って、気が付いたらピンピンだったけど、コロリとあの世
に行っている・イメージであります・ね。
返信する
びっくりしました (ちえ)
2021-07-05 22:30:48
お疲れ様です。
まだご事情はよくわかりませんが私達の年代は悠々自適生活は訪れないかもです。
車とうとうダメになった時、車会社の山友さん(2つ年下)に『俺らの時代には年金貰って悠々自適生活なんて無い、だから働きながら好きな山をやる為には車も無いと』って定年前の収入があるうち絶妙タイミングで踏ん切りつけましたー。退職金も皆無、低い年収で70歳迄は何としても、、と思いますが年々不安も増し増しであります
健康だけが唯一の取り柄。
亡くなった父がよく言ってました。
健康であれば何とかなる!と。
ピンチはチャンスでもあります!
経験から。
よい事あります様に
返信する
そうです。 (Toshi)
2021-07-06 19:48:04
ちえちゃん

僕もそう思う。
元気ということが人生最高の保険だよね。
70歳を過ぎて寝たきりで過ごす人と、80歳まで登山を続けていて、一時、山で
滑落して捜索にかかる費用を比較した場合、後者の方が圧倒的に少ない費用なはずです。
だから遭難していいんだとは全く考えていないけど、ピンピンコロリのコロリもまた
選べないのが人生だからね。
残された人生良いことがあるとイイね。
返信する

コメントを投稿

バックカントリー」カテゴリの最新記事